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寝る前のメモ。


自分とまちと仕事の関わりについて、「あなたは、どこからどこまでが仕事なのかわからない」と言われることが増えてきたからこそ、仕事への丁寧さを欠くことだけはないようにしないとね。

いい意味で、グラデーションのなかをくぐり抜けるように過ごしてきた4年間。仕事に対しても、そのほかの依頼ごとに対しても、自分が返せる100%の力は注いできたと思う。わからないことや初めてのことで、力が足りずに迷惑をかけてしまったケースも多々あるけれど、今日までとにかく走ってきた。


あと1ヶ月で、働きはじめて5年目になる。それは、地元で動きはじめて、6年目になるということでもある。

この間に、興味関心や趣味の延長として個人的に動けるラインと、これ以上それをやりたいなら仕事としてやっていける状態を整えないといけないラインがなんとなくわかってきて、自分自身とまちや人の距離を今後どう保つかを考えるポイントに立っている。

どの部分に特化していくのが良いか、していきたいのか、それに向けて足りていないことがどんどん浮き彫りになってくる。このまま、何かしらの形でこのまちに関わり続けることはできるだろうけれど、それでは、それ以上のものが生まれない。わたしに足りていない知識のところを、もっと補いたい気持ちはずっとある。


そんなことに、正直に向き合っていきたいと思うのは、こうやって世界中からやってくるアーティストと話ができるようになったからなのだろうな。語弊を恐れずに言うと、彼ら・彼女らのフィードバックのおかげで、わたしの関わりが「亀岡」を好きになってもらえる要素のひとつになってきたことに対して自信を持ててきたのは確かなので。

そして、彼ら・彼女たちと過ごすことで、わたしも新たな地元を発見できていることも。

ただ、継続的に楽しめるのは、2ヶ月がギリギリのラインだと思う。これ以上続くと、なんとなく「義務」のように感じてしまうだろうし、ベースとなる生活のリズムが崩れてしまう。


楽しく、健やかに、この状況をつくっていくためには、どうすればいいのだろうか。そのヒントを、明日やって来るMBAの学生さんたちから得られたらいいな。明日もきっと、いい出会いがあると信じて。

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anna namikawa
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