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Vöyage in ICELAND vol.10
今回はもくじの最後、10 おわりにということで文章をつづっていければと思います。
ひと言で表現するなら「 まっしろになりました。」とだけ。
卒業旅行、どこへ行こうかずいぶん迷いました。
働き始めたら、長期で旅行をすることはなかなか難しくなってしまうので。これが最後になることはなくても、「暮らすように」旅をするなら時間に制限がない方がいい。
「モロッコ」「クロアチア」はじめの候補はこの2つでした。わたしは少しひねくれているので、あまり日本人のいないところに行きたくて。
世界情勢をチェックしながら今回は安全な場所へ、ということで突如浮上したアイスランドに決定したのが、たしか2015年の11月末。
もともと大自然を訪れたかったことや、「another sky」で高良健吾が訪れていたこと、友人がアルティメットの国際試合で訪れていたことがきっかけでした。
ガイドブックを調べてみても、なかなかでてこない。かの有名な「地球の歩き方」すらないこの国に対するワクワクは、日に日に増していきました。
旅行自体もずっと楽しみにしていたし、この旅行をこうやってnoteでコンテンツにしていくためにいろいろ体験してきたことを細やかにログにしておきました。
当時の自分にとって「チャレンジ」な部分が多かったのは事実です。初めて海外での運転、左ハンドル、しかも雪国。
なぜだかわかりませんが「何を得るのか」なんて考えていたようで。そんな肩肘張らなくてもちゃんと残ることがあるのにね。
実際に訪れると、感動の連続で。
「いつか絶対見たい」と思ってきたオーロラも見てしまい、息を飲むような景色にたくさん出会い、乗り換えの羽田空港へ着いた時に何も考えられなくなってしまったんです。
まるで燃え尽き症候群のような。バスケを引退した時に似ているかも。
「この日のために」用意してきた全行程を終えた瞬間、これで本当に終わりなの?と思いました。23歳の想像をはるかに超えてしまって。
ほんの10日のことなのに、それまで日本でどんな生活をしていたのかも思い出せませんでした(笑)
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ちょうど年明け頃からnoteが盛り上がり出したので、様々な方々のコンテンツを見て勉強し、「自分だったら」を考えるようになりました。
せっかくだから、誰ともかぶらないものがいいな〜なんて思いながら。
この頃は職もまだはっきりと決まっていなかったのですが、「わくわくは別枠」なんですよね。
このVöyage in ICELANDシリーズがどうだったかはわかりません。きっとまだ、いくつか足りていない。
それでも、いつか「訪れたい」人が来てくれた時にしっかり見せられる本棚を作っておきたい、なんて淡い期待も持っています。
実際にSNSに投稿してみると、地道にアクセス数が伸びていることもわかってきました。1つめのPVのviewも、Facebookのわたしの友達数は超えていて。
それに、誰も読んでくれていないわけじゃないんですよね。
#商店街巡りのシリーズは 、ユウヤ(@yuuya0108)さんがシェアしてくださったんですよね。
見えないものの「見える化」をしつつ、見えないものを「見ようとしてみる」人が増えたらいいなって思います。
そこでお金が回ればもっといい仕組みになる。だから「いいもの」をちゃんと作りたいです、という心の声。
でもなんていうか、やっぱり「読んでほしい人に読んでもらえること」がゴールだと思っているので、ほんとの道のりは長い気がしています。
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あの時確かに「まっしろ」なったはずなのに、まだ1ヶ月しか経っていないのに、こんなにも変わるんだな〜と思う日々を過ごしています。
でもきっと、大事な2%は変わっていないと思うから。
何かを始めるために、きちんと終わらせること。
そんなこんなで10回にわたるVöyage in ICELANDはこれにて終了です!
長いことお付き合いいただき、ありがとうございました。
また行きたいな。今度は夏にキャンピングカーで。
Off to next Vöyage!
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