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#商店街巡り vol.1


今回、私はご縁があって「商店街」をキーワードに「岐阜・愛知・栃木」を訪れました。こちらの3県では、緩やかにまわりを巻き込みつつ、楽しみながら働いている方々と出会いました。そこにあったヒントのようなものを書きとどめておきます。


事例1:美殿町商店街

岐阜県岐阜市に位置する美殿(みとの)町。こちらに、やわらかな陽ざしの似合うこじんまりとした商店街、美殿町商店街があります。

つくるがある町、岐阜市美殿町(みとのまち)。創業100年以上の老舗専門店が数多く集まり、「つくる」と「売る」がすぐそばにある。
(hpよりお借りしました)


まち歩きをしながらも様々な魅力を感じていたのですが、美殿町商店街で素敵だなと思ったのは、何よりも「チーム作り」でした。

行政・商店街・民間の方々が良いチームなんですよね。外部からプロとして関わっているまちでつくるビルのメンバーの拠点をつくり、商店街や行政はバックアップとして大家さんとの間に入っての交渉や金銭面など、足りないものを的確に補いあっているという感じでしょうか。

商店街の跡継ぎがいないという現状を受け止め、続けていくための方法を模索し始めた5年前。うまくチーム作りができたことで、現在に至るのだそう。

商店街の会長は、仕掛ける内容はクリエイターの方々に「任せている」とおっしゃっていました。

そんなところからも、共通認識を持ちながら、それぞれが得意分野に特化して打ち込める環境が整っているように思いました。

ビルのリノベーションが一件、また一件と増えていくにつれて、関わる人たちが増えている様子。

徒然舎のある3階建ての矢沢ビルでは、岐阜大学の「サテライト研究所」が開かれるそうです。現在、5月のオープンに向けて作業を進めています。


まちでつくるビルをはじめてから3年。今後は事務所的なものだけでなく、ものづくりに関わる方々が商いをできる環境づくりに力をいれていきたいそうです。それと同時に、一般の方々とのより広い関わり方も模索されている模様。


4月2日,3日の11:00-17:00には美殿町の春祭ということで、キモノマーケットが開催されます。

その他にも、8月にガス灯夏祭10月に秋祭が開催予定です。


実は美殿町商店街には、開屋というフードコートもあるんです。

商店街の中の人も楽しめて、まちの人や観光客をゆるりと巻き込んでいる美殿町商店街には、「持続可能な商店街」のヒントがある気がしました。


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anna namikawa
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