抗がん剤休薬2週目
6月3日(月)に外来診察へ。
その結果、休薬期間が1週間のびて2週間になりました。
休薬2週目のあれこれです。
体重が……
3日(月)の診察以前から3日(月)〜6日(木)と夕食後の下痢が続き、
体重がとうとう51kg台に突入してしまいました。
体重とともに体力も失われ、
歩いていても足取りがなんだかフワフワしている感じ。
走ってみても、やっぱりフワフワして、まったく進んでいない感じがして。
体重も体力も戻さないとなぁ。
アルコール解禁
6月6日(木)に誕生日を迎えた友人にLINEを送ったところ、
翌日夕食をともにすることになりました。
飲みたいなぁ。
そもそも炭酸飲料はそれだけでお腹がふくれてしまうため、
あまり摂らないようにと言われているけど、
アルコール類はもう飲んでもいいと主治医。
ただ、食道と腸が直結しているため、酔いやすくなってる可能性が高いとのこと。
でも、何人かに数人は、胃を摘出する前と変わらないとか、
強くなったという人もいるそうで。
自分はその数人タイプだと信じて、友人との食事中に炭酸は避けて
(ホントはビールを飲みたいけど)、果実酒のロックをゴクッ。
お酒の味がしっかりする果実酒でしたが、
まったくアルコールが体に入ってる気がしないまま1杯飲み終えたけど、
体にはなんの変化もなく。
予想では1杯で酔っ払えるかと思っていたのに意外というか、
やっぱり数人タイプなんだー(ホントに?)!
その数日後、コーラも飲んでみたけど、
少しなら食事に影響するほどのことはなかったので、
今度はビール、ワイン、日本酒に挑戦だ!!
友人への伝え方
夕食をともにした友人とは自宅が近いこともあり、よく一緒に食事していました。
だから、私がよく飲み、よく食べることを、その友人はよく知っています。
ということで、食事があまり食べられないこと、
お酒も飲んでいいとは言われているけれどもまだ飲んでいないことと合わせて、
病名を明らかにしないまま、体を壊して入院していたこと、
今は約1年の内服薬による治療継続中であることを事前に伝えました。
それを聞いて、だいたいのことは理解したという友人。
待ち合わせ場所に、わかりやすく病気で痩せたことがわかる姿で現れたら
どうしようと思っていたのだとか。
実際に痩せてはいるけれど、“わかりやすく病気で痩せた”姿ではなかったので、
安心したそうです。
その後、聞かれたのは病気を発症した臓器名だけ。
発見に至った経過だとか症状だとか現状だとかは割と詳しく話しましたが、
その間、ふたりの口から「がん」という言葉は一度も出ませんでした。
その友人は、昨年春に同期の友人が乳がんで亡くなったことを教えてくれた人。
だから、がんが発覚したとき、自分自身に問うた「知らせてほしかった?」を
友人にも投げかけてみました。
答えは「NO」。知らせてほしいということはなかった、と。
そのことについてもいろいろと話したけれど、
結局私ははっきりと病名は言わないまでも、
がんサバイバーであることは伝えたも同然。でも、友人は言ってくれた。
私に対して特別何かをしようなんて思わないし、できることを探したりしない、SOSが来るまでは放っておく、付き合い方は今までと変わらない、と。
それがとてもありがたかった。