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notebook23
子供の頃の夢を叶えるということ。
中学生の頃、密かに抱いていた情熱的な夢
「いつかヨーロッパのレンガ調の街並みで暮らしてみたい。」
そんな夢を持ったのは、『魔女の宅急便』の映画がきっかけでした。
キキが知らない街に飛び込み、自分の魔女という特技を活かして生きていく姿。
「なんてかっこいいんだろう。」と心が震えました。
おそのさんのように、大変なことがあってもどーんと構えて、笑顔で切り抜ける生き方にも憧れましたし、ウルスナのように画家として好きなことを追求しながら豪快に生きる姿もとても魅力的でした。
引っ込み思案で、自分の「やりたいこと」を表に出せなかった当時の私にとって、この映画はまさに希望の灯火。「これだ!」と心に響くものを感じたのを今でも覚えています。
そして次に影響を受けたのが、『ホームアローン』。
アメリカという未知の国、顔立ちも言葉も文化もまるで違う世界。クリスマスを豪快に楽しむ姿を見て、「こんなにも違う世界があるんだ」と驚き、もっと知りたいという気持ちが湧き上がりました。
「夢」を追い続けて
そんな「興味」からすべてが始まり、紆余曲折を経て、今私はついにあの「ヨーロッパのレンガ調の街並み」で暮らしています。
人生で初めて持った「夢」を叶えた今、これを書き残しておきたいと思いました。
書きたいことはたくさんあります。これが誰かにとって面白い話になるのか、役立つ情報になるのかは分かりませんが、気ままに綴っていこうと思います。
きっと誰にでも、大小にかかわらず「夢」を持っている瞬間があると思います。
それをどんな形であれ叶えたいと願い、行動に移すかどうか。
それがすべてだと私は思います。
私の夢を叶えるまでの軌跡が、少しでも誰かの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。
(続く)