ロマンス詐欺を調査してみた ~その2~
前回の記事
最近、話題の【ロマンス詐欺!?】というものを調査してみた。
の続きです。
ロマンス詐欺に関する記事は全員に無料で見れるように公開しています。
さて、この5月末からスタートしたという【traweb3】という仮想通貨投資案件プロジェクト。
noteに200件近くコメントができたこともあったおかげ様で、かなり情報が集まってきた。
前回の記事に紹介していたLINEスクショなのだが、やり取りをしていた方にバレてしまい。
一昨日、怒りのLINEが来ました(笑)
匿名化もして隠していたつもりだったが、「スクショを消しなさい。なんなら記事も消して欲しい。」とLINEの連投がしつこいので、スクショ部分のみ削除してあげました。
過去(6月頭)にあったYahoo知恵袋などの質問もこのようにして削除依頼をされて消したのだろうか?
「ロマンス詐欺」は、マッチングアプリやSNSで知り合った相手に恋愛感情を抱かせたうえで、投資などの名目でお金をだまし取る、詐欺の手口の1つ
今思えば、instagramでDMを色々ない人に片っ端から送信して、反応があった人を対象に詐欺を働くとされるロマンス詐欺
これはプッシュ型集客やCTA(コールトゥアクション)と呼ばれる手法を利用したビジネススキームだなと気がついた。
SNSではフォロワーを増やしたり、商品を販売したりするのにこれらの手法が用いられるのだが、詳細については長くなってしまうので【投資・ビジネスに関する情報交換メンバーシップサークル】の方でいずれ記事にしようと思う。
兎に角、彼らは分かりやすい詐欺というよりも普通に一般企業なども用いる、利用されるビジネススキームを利用して顧客名簿を作っている感じなのかもしれない。
別に反応がない人は、見込みリストではないから問題ないのだろう。
ここ最近の皆さんのコメントなどから調べてみると、意外にもこのプロジェクトを紹介してくる女性。
名前は異なっているのだが、蓋を開けてみると顔写真などは同じ同一人物であったのだ。
僕に送ってきた人もこの人物だったなぁ・・・
色々なinstagramのアカウントを作成して、名前もそれぞれに変えて、アプローチをしてきていることが分かった。
携帯端末も何台か所持しているようだ。
そんな中、今週初めにtwitterで【traweb3】と検索をかけてみるとヒットした。
twitter (現在のX)は凄いもので、この方のtweetを遡って見ているとX側のアルゴリズムなのか、海外のtraweb3に関するtweetもタイムラインに表示されるようになってきた。
丁度、「出金ができない」などの話が出てき始めたのがこれぐらいの時期からですね。
そして、調べていると
以前のプロジェクト発見。
どうやら、ここからプロジェクト名が変更されて【erc20free】という名称に変更されたらしい。
台湾人?の海外の人のtwitterアカウントを見てみると、去年の年末から僕らと同様にプロジェクトを紹介されているのが分かります。
※これはYoutubeの動画なのだが、以前のプロジェクト名で検索をかけると出てきます。
ちなみに、twitter(X)でOPENアカウントで【TRUSTwallet】や【METAMASK】という単語は呟かない方がいいです。
「あなたの資金を取り返してあげます。」や「運営の人間です。」、「サポートしてあげます。」などの更にお金を騙し取ってやろうという外国人からわんさかリプが飛んできます。
これは今回のtraweb3やTRUSTwalletに限らず、様々な仮想通貨の詐欺案件で見られている現象です。
Gmailアドレスを教えてきて、「ここでサポートしてくれます。」と行ってくるアカウントは人が困っているところから更にお金を騙し取ろうと考えているハイエナです。
今回の案件の警笛を鳴らしてくれている日本人の方は、自身のリプ欄に沸いていた海外からのリプライは非表示にされているので、それを見た他の方が情報を教えてしまい更なる詐欺に遭ってしまうということはないでしょう。
8/3時点で、僕のtraweb3を見た感じでは・・・
まだ報酬は発生している。
前までは少額の出金も少しずつできていたように思うのだが、最低送金上限額というものができているように感じる。
まぁ、10USDT溜まったらmetamask側へ出金申請してみようと思う。
「引き出しできなくなった」という声もあるが、紹介者の外国人?と上手くDMやLINEでやり取りをすると出金できたケースも聞くので、紹介者とうまく会話をすることは大切かもしれない。
こういう詳細がわからない投資案件は捨て銭ぐらいでやるのが間違いなく正解です。
生活費や無理な金額を入れるのは絶対にやめておきましょう。
それでは、また進展や新情報が入ってきたら記事にします。
Adios