フリーランスがチームで取り組む「ソロ改革」-すこやかに働きたいえいみver.
はじめまして。こんにちは。
えいみと申します。
ライター・マーケターとして活動する在宅フリーランスです。
夫は転勤族であり、4月に4度目の転勤がありました。
そして。
この6月からLancersが主催する「新しい働き方LAB研究員制度」に参加しており、この記事は活動の第1歩となる研究計画書です。
実は別記事でもう1本、計画書を投稿しています。
別の記事のほうは、個人の取り組み。
こちらはチーム活動の計画を書いていきます。
…と、堅苦しいのは実はちょっと苦手なので、肩の力を抜きますね。
【チーム結成の経緯】
実はチームを結成するより前に、研究員制度には参加したいと8割ぐらい心を決めていた。個人的に「働き方改革」をしたいと思っていたからだ。
そんなタイミングで、今回チームを組むことになった遼さん、さとみさんと3人でオンラインで飲む機会があった。
ちなみに共通点はフリーランスであることと、ランサーズブートキャンプ12期生であること。
職種も、住まいも、家族構成も、ライフスタイルもみんなバラバラ。
(厳密にいうとライターは2人いるのだけれど、後述)
でもブートキャンプ時代から「この3人、なんとなく馬が合うよね」という感覚は3人とも持っていて、修了後もちょこちょこオンラインで飲んでいた。
この日も「ひさしぶりに飲みましょ」という軽いノリで、たまたま集まっただけである。(たしか)
あーだこーだと話していくうちに、
全員がわりとまじめに
「リラックスして気軽に話せる仲間がほしい」
「モヤッとする現状を打開したい」と感じていることが発覚。
「じゃあ、毎月集まっちゃう?」
「毎月集まったら、モチベーション維持できそうだよね」
とまあ、ぬるっと結成。
※なお「ゆるブートキャンプ」とチーム名に「ブートキャンプ」の名前をお借りしてしまいましたが、ランサーズブートキャンプを再現するものではありません。
あくまで「ブートキャンプ同期だから」という理由で決めてしまいました。
まぎらわしくてすみません。
メンバー:遼さん
遼さんはわたしと同じライターだ。
でも、書いている記事のジャンルもスタイルもまったく異なる。
話をしていると、もはや同じ職業とは思えないぐらい。
「和食」とひと口にいっても、しょうが焼きと筑前煮ってまったく違うよね。
そんな感じ。
洞察力があって自分をしっかり持っている。
主張もするけれど、押しつけない。
だから話していておもしろい。
メンバー:さとみさん
さとみさんはオンライン秘書をしている。
わたしにはとても不向きな仕事である。
言わずもがな、性格もまるで違う。真逆といっても過言ではない。
明るくてまっすぐ。
軽快だけれど気遣いは抜群。
だからとても楽に話せる。
【目的と検証したいこと】
ちょっと考えてみてほしい。
オリエンタルラジオの中田さんや、ホリエモンこと堀江貴文さんなどが主催する「カリスマ君臨系コミュニティ」や、同業どうしで集まり、知識やスキルを高め合うサロンはある。
それはそれでもちろん有意義な集まりだと思う。
実際にわたしもライターコミュニティとクリエイターコミュニティに所属して、日々たくさん学ばせてもらっている。
でも、学びを目的としない、フリーランスが横でつながるコミュニティはなかなか見かけない。
(わたしが知らないだけかもしれないけれど)
Twitterを見ていると「フリーランスは孤独ですよね」という主旨のツイートがちらほら流れてくるし、わたしも時折つぶやく。
なのに、やっぱり集まるとなれば「同業」のくくりになってしまって、職種の垣根を超えたコミュニティは少ない。
見かけたとしても「カリスマ君臨系コミュニティ」だ。
まあ、職種というのはわかりやすい共通点だから。
学校のクラスだって「年齢が同じ」という共通点がある。
わかりやすく目に見える共通点がなければ、集まりづらいのもわかる。
われわれはたった3人なので「コミュニティ」というより「ユニット」だけれど、個人的な目標の達成を仲間で応援しあえれば、ひとりで孤独にがんばるよりも楽しく目標に近づけるのではないだろうか。
言い換えれば
「あ、これはひとりだったら心折れてたわ」と、
おのおの思う事象が起きるかどうかの検証である。
わたし個人の目標
なお、わたしの個人的な目的・目標は「すこやかに生きるために、時間と記録を意識すること」だ。
仕事以外の多くをないがしろにしてしまって、「こんな働き方は続けられないな」と思いながら、ずるずると半年以上も時が経っている。
だから時間の使い方を見つめ直して記録をつけることにした。
とはいっても、一度しみついてしまった習慣を変えるとか、あたらしい習慣を身につけるというのはなかなか大変なことだ。
なんとかやれてしまっているために、「変わらねば」と思いながら「どうせまた挫折するだろう」と思うと、行動を起こせない。
覚悟も決まらないし、エネルギーもわかない。
それに「コツコツ継続」はわたしの苦手分野だから、なおさらだ。
そんなぐだぐだに終止符を打とうと、研究員制度を使わせてもらうことにした。
ただ、わたしはじぶんの意思がどれほど弱いか知っているつもりだ。最初は意気込んではじめても、1ヵ月後にはこそっと諦めてフェードアウトしている可能性が高い。
そこでさらにチーム企画にも取り組み、
「仲間に迷惑をかけられない」
「宣言しちゃったんだから、やりきるしかないよね」というプレッシャーをじぶんにかけることにした。
心理的強制力+αで、仲間の存在がじぶんにどんな影響を及ぼすのか、観察していきたい。
【具体的なアクション】
現段階で決まっているのは次の4つ。
月1回のオンライン定例会(お酒OK)
チームのTwitterアカウントで日々の学びや気づきを発信
リフレッシュ合宿(11月頃・ワーケーションのイメージ)
おつかれ打ち上げ(12月)
「なんだよ、ワイワイ集まってばっかりじゃないか」
と、ツッコミが入るのは承知である。
でもね。
個人的には11月の合宿も、12月の打ち上げも、もはやモチベーションのひとつなのよ。
だってみんなで思いっきり楽しみたいもの。
今回、3人がそれぞれの目的を持って活動するために、実験の測定方法も個々人に委ねられてはいる。
けれども、11月の合宿や、12月の打ち上げにおいて3人が笑顔で乾杯できたのなら、この実験の最高の結果ではないかと個人的には思っている。
◆補足
この企画は期間限定だから意味があるとも思う。
矛盾に感じるかもしれないが、6ヵ月を決して打ち上げ花火にしてはいけない。
飛行機の滑走路のイメージだ。
6ヵ月を終えたら、「ゆるブートキャンプ」は解散するだろう。(たぶん)
だらだらと惰性で毎月続けてもそれはわれわれの目的とはズレてしまうもの。
かといって、燃え尽きるのも良くない。
この企画は3人がそれぞれじぶんと向き合い、働き方を見つめ直し、それぞれの目的地に向かって飛び立っていくためのきっかけだから。
仲間の存在がじぶんにどんな影響を与えるか、じぶんはどんなときに仲間の助けが必要なのかを知ることが、自立への大切なステップだ。
適切に「助けて」を言えるようにするためのトライアルなのである。
孤独と自立は違う。
馴れ合いと助け合いも違う。
それに、チームが解散したってなにも絶縁するわけではないのだから。
助けてほしいときにSOSを出せるちょっとの勇気、
助け合える仲間がいる安心感が、孤独なフリーランスにとって大切だと思う。
【ゆるく、まじめに】
最後にわれわれのモットーを紹介したい。
「ゆるく、まじめに」
これもチーム結成の飲み会でポロッと生まれたものである。
自分で言うのもあれなんだけれども、3人ともまじめな性格だ。
それは時として良い成果をもたらすこともあるし、
時としてしんどくなってしまうこともある。
「仲間に迷惑をかけられない」との想いから無理をしてしまっては、最後まで走りきれない。
この取り組みが個々人の負担になってしまったら、本末転倒なのである。
だから、まじめな3人が肩の力を抜いて、それぞれのペースで取り組めるよう、あえて「ゆるく」を掲げている。
みなさんもゆるく見守ってくれたら嬉しい。
…Twitterものぞいてもらえたら、もっと嬉しい。
ということで、半年間、よろしくお願いします。