【第2局】定石をおぼえるのが定石
6月に囲碁をはじめて2ヵ月が経ちました。
とはいってもまったく囲碁にふれない日もあるので、とってもマイペースに楽しんでおります。
白と黒の石を使うこと以外は知らなかった本当にまったくの初心者の、1ヵ月目の様子はこちらです。
今月のポイント:定石をおぼえはじめる
囲碁倶楽部のおじいちゃんたちが「定石を覚えるといいよ」とアドバイスしてくれました。
「定まった石」と書いて定石。
「相手がAと打ってきたら自分はBに打ち返す」
打ち方の基本的なパターンのこと。
囲碁の解説サイトで最初に出てきた「ツケノビ定石」と「シチョウ」を学びました。
…どっちもまだ理解しきれたとはいえません。
これがツケノビ定石の考え方らしいのだが、
そもそも「ハネ」の理解がまだ浅い。
わたしの理解でめちゃくちゃ簡単にいうと、
相手の石の隣に、相手の石の進行方向をふさぐように打つこと。
しかし相手の石の進行方向がわたしにはまだ読めません。
練習問題も不正解が多く…
答えを見ても「え!なんでそっちなのよ」と画面に向かって文句をたれております。
基礎的な問題なので、解説も「白1ときたら黒は進行方向をふさぐために2と置くのが基本です」程度で、あっさり。
「おい!その進行方向がわからんから苦労してんのよ!」と、心が折れかけます。
しかし囲碁というのはわたしを絶妙な具合でたぶらかしてくれるものですね。
「今日は勉強やめ!対局しよう!」とアプリでコンピュータと対局したら「シチョウ」の形に2回だけ持ち込めて、ニンマリ。
ツケノビが理解できないとむくれていた自分はどこへやら。
囲碁の神さまがいるのなら、確実に手のひらの上で転がされております。
今月の進歩
先月わからなかったことのうち、いくつか理解しましたよ。
おぼえるべき優先順位もなんとなくわかりました。
🔽先月わからなかった「囲語」
ケイマ→OK
コウ→ちょっと理解が進んだ
コスミ→早めにおぼえる
シチョウ→ちょっと理解が進んだ
ウッテガエシ→わたしにはまだ早い
生き死に→覚えたいけど奥が深い
カケツギ→早めにおぼえる
ハネツギ→早めにおぼえる
あと、Amazonで1,300円ぐらいでちゃっちい碁盤を買いました。
アプリで対局するときも、できるだけ碁盤で実際に石を動かして打つようにしています。
囲碁倶楽部のおじいちゃんが「実際に手を動かすといいよ」と教えてくれたので。
…その効果のほどは、まだわかりません。
現状と課題
囲碁アプリでコンピューターのレベルを最弱にして9路盤で対局していますが、まだ勝てません。
序盤・中盤の打ち方もよくわかっていませんが、終盤の打ち方はヒントを見てもちんぷんかんぷんです。
とりあえず終盤は諦めてヒントを見ながら打つとして、やっぱり序盤・中盤で使える定石をおぼえていこうと思います。
課題
ツケノビ定石をおぼえる
ほかにも定石をすこしずつおぼえていく
目標
アプリのレベル最弱・9路盤で勝てるようになる
囲碁倶楽部にて
わたしは囲碁倶楽部で何をしているかといえば、おじいちゃんたちの対局を横から見て解説してもらっているか、奇数であぶれたおじいちゃんに9路盤で相手してもらいながら指導してもらっています。
先日、2~3年ぶりに顔を出したという初心者おじいちゃんが参加しておりました。
「初心者どうし、9路盤で打ってみな」とまわりに勧められ、はじめてコンピュータではなく人間と、まともな対局をしたのであります。
…2勝1敗で、勝ち越せました!
本当に絶妙なタイミングで、喜ばせてくれるよね。囲碁の神さま。
で、1枚のCD-ROMを渡されました。
囲碁を学べるソフトです。
「これがすっごく勉強になるから、やってみな」と。
帰ってさっそく試してみると…
いちばん弱いレベルでもまあまたコテンパンにされたとさ。
たぶんアプリのコンピュータのほうがまだ弱い。
もうしばらくはアプリで対局します。
…このソフトを楽しめるじいちゃんたち、すごいよ…
わたしにゃあ高レベルだ…
ただ、ソフトは対局だけじゃなくて定石の勉強もできるようになっているから、勉強の部分は使っていこうと。
「いっちょまえに打てるようになるのかよ…」と時に肩を落としつつも、その後のニンマリが嬉しくて、囲碁の世界の片隅をうろうろさせてもらっている7月でした。
藤原佐為がいるなら、わたしにも憑依してほしいぜ…。