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24日休んで3週間経ったこれから100日のこと(やっと後編)
前編を書いてから、あれよという間に3週間経ってしまった。
5月のほとんどを実家でゆっくりと過ごし、「これからどうする?どうしたい?」を考えることをふんわりと宿題にしていたわたし。
1年の折り返しでもあるこの時期だから、ただこれからどうするか?を考えるのではなく、今年の目標・数年後の目標まで点検することにしたのよね。だから時間がかかってしまった。
これから、どうしたいか。
ひと言で答えるなら、1周まわって「仕事をがんばりたい、あと筋トレ」だ。
「家庭と仕事、どっちがだいじなの?」と問われたのにも関わらず、まるで相手を挑発するかのような回答となってしまった。
しかし決して挑発したいわけではない。
「家庭も良好な状態を保ったうえで」の前置きがもちろん補足される。
だからきっと、ここから先歩もうとしているのは茨の道だ。
それでも、1歩も踏み出さず諦めたらきっと後悔する。
∽∽∽
そうなれば必要な戦略は、たったひとつ。
スケジュール管理である。
したがってこの100日間の目標は「1日のおおまかなリズムをつくること」とした。
24時間あるいは1週間で仕事・(最低限の)家事・夫との時間・自分の時間のリズムをつくる戦術。
人間、習慣化するまでに90日かかるともいわれているから、100日はちょうどいい塩梅だろう。
考えたことは大きく2つ。
モデルとなるスケジュールと、行動基準。
起きてから仕事を始めるまでなにをするか、何時に仕事を終えるのか、いつジムに行くのか、まずモデルスケジュールを考えた。
おそらく、このスケジュールを100%達成することは難しい。
それは今の自分をよく知らないから。
なににどれぐらいの時間がかかるのか、把握しているタスクもあればできていないタスクもある。
おそらく上方修正よりも下方修正する可能性のほうが高い。
それでも、いったん立てたスケジュールに沿ってやってみる。
何割ぐらい達成できるのか、なにができていて、どこに課題があるのか。
やってみなければみえてこない。
最初から完璧なスケジュールなんて立てられないし、そんなことを考えていたらいつまで経っても始められない。だったらとりあえず発進して、あとから軌道修正したほうがよほど効率的だと思う。
だから、モデルスケジュールを100%達成できるに越したことはないが、自分がどこまでできるのか確認できれば◎である。
∽∽∽
次に、行動基準を決めた。
稼働時間と睡眠時間を減らさず、(最低限の)家事をこなし、夫との時間と自分の時間を確保するには、ムダな時間を排除する必要がある。
ムダな時間とは、今回わたしは「なんとなく時間」と「感情的な時間」と定義した。
だから、
①言動には理由を持つこと
②迷ったら自分を優先すること
③しなやかで在ること に決めた。
なんとなくYouTube、なんとなくSNS…「なんとなく」をやめる。
楽しみにしていた推しの動画を観たいからYouTubeを開く。
投稿したいことがあるからSNSを開く。
理由のない言動はしない。
そして、もし判断に迷うことがあれば自分を優先する。
これはふだん人の顔色ばかりうかがって、自分の意思を人の顔色に委ねがちな性格を変えていく修行でもある。
これからは理由のある言動をするのだから、衝突してもきちんとなぜそうしたのか理由を話せばいい。
最後に、しなやかな考え方を意識すること。
瞬間湯沸かし器のわたしは、ちょっとしたことですぐカッとなる。
夕飯をつくっている途中で夕飯不要の連絡を受信したとき、ドーナツ状に脱ぎ捨てられた靴下をみたとき、トイレットペーパーが切れているのに補充されていないとき…
「イッラァー」と書かれた吹き出しが脳みそから飛び出ているのがわかる。
この状態ではなにをやってもよくない。
なんなら机の角に足の小指をぶつけるなどイライラの上昇リスクが高まるばかりである。ミスも増えるし、時間のロスにもつながる。
「アハ体験」と同じように「イラ体験」も脳トレだ。
いかに早くフラットな状態に戻れるよう解釈するか、思考の柔軟性を持とうということである。
夕飯をつくっている最中の夕飯不要連絡には「じゃあこれは明日の夕飯にしてしまおう。明日楽できてラッキー」
ドーナツ状の靴下は「乾きゃいいんだからこのまま並べて干しちゃえ!あらかわいいドーナツアート」
補充されていないトイレットペーパーは「これが外出先だったら悲惨だものね。トイレに入ったらまずトイレットペーパー指差し確認!教訓を教えてくれてありがとう」
こじつけでも無理やりでもなんでもいいのだ。
別にその後トイレットペーパー指差し確認しなくても、そのときイライラがおさまればいいの。
ほかにも決めたことはあるのだけれど、それはこの100日よりもっと先を意識したものだから、今日ここでは書かずにおく。
結論、わたしは家庭を良好な状態に保ったうえでやっぱり仕事をがんばりたい。
そのための戦略として、この100日間は生活のリズム化に勤しむ。
まずはモデルとなるスケジュールをどこまで実行できるか検証すること。
そして3つの行動基準に従い、ムダな時間を省くこと。
100日後は9月22日だ。
ちょうど今年も第三四半期が終わるころ。
4月からカウントするなら上半期が終わるころ。
ちょうどいいじゃないか。
できるだけ、やってみよう。
今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたがこれから100日間で取り組んでみたいことは、なんですか?