【蓄積を財産に】時間と記録を意識してすこやかな働き方を確立する実験
はじめまして。こんにちは。
えいみと申します。
かんたんに自己紹介をすると、
わたしはWebライター・マーケターとして活動する在宅フリーランスです。
夫は転勤族であり、2023年4月に4度目の転勤がありました。
夫から転勤の報せをもらったとき、つくづく思ったんです。
「ああ、引っ越しがあってももう仕事をやめなくていいんだ」と。
そう、これこそがわたしがフリーランスになった目的です。
新生活にもすこしずつ慣れてきたところで、この6月から「もっとじぶんと向き合い、じぶんを大切にしよう」とあらたな取り組みをしています。
それが「新しい働き方LAB研究員制度」への参加です。
申し遅れましたが、この記事はLancersが主催する「新しい働き方LAB研究員制度」の取り組みの一環として投稿しています。
今の自分の「働き方」からステップアップしたい人、スキルアップしたい人、新しい働き方に挑戦してみたい人が集まって、みんなで前進していこう。
そんなコミュニティであり、取り組みです。
【参加した背景】
引っ越しになっても仕事をやめなくていいと、そのときは本当に安堵したと言うか、嬉しかったのを覚えています。
けれども実はその半年前、2022年の秋ごろにはもう、「この働き方は長くは続けられない」と限界を感じていた現状があります。
なぜか。次の3つが理由です。
心の不健康
体の不健康
フリーランスとしての生存危機
「書く」仕事が嫌になったわけでは決してありません。
具体的にどんな状況だったかといえば…。
1&2. 心と体の不健康
わたしには収入面で達成したい目標があります。
2022年9月頃から仕事も波に乗ってきて、あの案件もこの案件も、なんでも「YES」と引き受けていました。
単純に、自分の限界を知らなかったんです。
だってまだまだ抱えている仕事が少なくて、余裕があったから。
「まだ増やせるだろう」と、目先の収入につられてホイホイ引き受けました。
当然、あれよという間に毎日締切に追われます。
気づけば冬の足音が聞こえるし、わたしの生活も「2日徹夜して1日泥のように眠る」ような生活になっていました。
「17時には仕事を終えて、18時前には行きつけの居酒屋着。
キンキンに冷えたハイボールで喉をうるおす」
こんなささやかな楽しみも数ヵ月ご無沙汰。
友だちからの誘いも「仕事かも…」と濁して、結局行けない。
外出時もPCを持ち歩き、たまに帰省しても実家で仕事。
わたしの家族には在宅ワーカーもフリーランスもいないので、とくに母親には気を遣わせてしまう始末。
年に数回しか家族に会えないというのに、「えいみが忙しそうだから、出かけるのは今度にしようか」と言わせてしまいました。
週2~3回は通っていたジムも、もはや幽霊会員。
それでも、正直にいえば「忙しいじぶんに酔っている」じぶんが心のどこかにいました。
それに、今仕事を断ったらまた営業しなければいけないと思うと、仕事は減らせなかった。
そんなある日、靴下を履こうとしたら、腰から裏ももにかけて「ビキーン!」と電流のような衝撃。
「これはいよいよだな…」と思ったわけですが、幸か不幸か大事にはいたらず、喉元すぎればなんとやらで痛みがおさまると同時にもとの生活に巻き戻し。
3. フリーランスとしての生存危機
なんとかしなきゃと思いながらなんにも変えられないまま、カレンダーは2023年に変わり、転勤の辞令が降り、あっという間に桜の季節。
ここで第2の危機が訪れます。
…ChatGPTの出現。
腰に電流が走ったときよりも本能的に「やばい」と。
スキルを深めるなり、広げるなり対応しないと、本当に仕事がなくなるかもしれない。
もう「時間がない」とか言っていられない状況がやってきている。
もしも今、時間をつくらなければ、将来がない。
引っ越しも無事に終えたし、いろいろちゃんと考えないと…そんなときにこの企画を見つけて、仲間の後押しもあって、ようやく重くて痛い腰が上がったわけです。
【目的】
活動の目的はたったひとつ。
「すこやかに生きる」
「働き方」について研究していく制度ですが、わたしは「働く」と「生きる」は切り離せないと思っています。
なぜなら(すこやかに)生きるために必要なお金を働いて得ているわけだし、1日に8時間働くのであれば、1日の1/3です。
生命を維持する睡眠と同じぐらいの時間、働いているんです。
そう思うと、働くことと生きることは太くつながっていると感じます。
なお、理想の生活を想像してみた結果がこちらです。
働くのは1日6時間まで
週2~3回ジムに通う
読書や大切な人と過ごす時間、PCを持たずに出かける時間を持つ
今すぐには仕事につながらなくても未来につながる時間を持つ
ここで忘れてはいけないのが、理想に向かう途中にある障壁です。
今考えうる、わたしの障壁は…
時間管理が苦手
タスク管理が苦手
自己管理が苦手
お尻に着火するまでは究極のナマケモノ
夜型体質(家族との生活リズムが合わない)
あらためてこうして並べてみると、なかなかのツワモノ揃い。
さてどう料理しましょうか。
【検証したいこと】
研究員制度を通じて、以下を検証したいと思います。
「自分流のすこやかな働き方」は、必ずしも先ほどの「理想の生活」とイコールではないかもしれません。
理想の生活はあくまで「今」の理想であり、「こんな毎日が送れたらすこやかなんだろうな」という、仮説にすぎないからです。
仕事は6時間と書いたけれど、8時間働いても心身ともに健康的なら、それでかまわない。
ジムに通っていなくても毎日の散歩で調子が良いのならそれでOK。
【具体的なアクション・測定方法】
いたってシンプルなのですが、4つのアクションを考えました。
紙のスケジュール帳をつける
作業時間を記録する(スプレッドシート)
定期的に振り返りの時間を持つ(1日・1週間・1ヵ月に1度)
「いいな」と思った行動はとりあえず取り入れてみる
1~3は測定方法も兼ねています。
充実感や幸福度は数値で測れませんから、日々の記録がそのまま測定につながると考えます。
あたり前にできる人もいるでしょう。
けれど、わたしにとってはどれもチャレンジングな内容です。
どうか温かい目で…。
1. 紙のスケジュール帳をつける
今まで予定はGoogleカレンダーを使って管理していましたが、今回は紙の手帳を使います。
いやGoogleカレンダーでもちゃんと管理できていなかったから、こうなっているわけです。
なぜ紙の手帳を選んだか?
「予定」だけでなく、「結果」も書き込むためです。
1日24時間✕1週間を見開きで見られるバーチカル手帳を買いました。
今はまだ、週7日のうち2日書けて、5日書けないぐらいの現状です。
まだまだこれから。
2. 作業時間を記録する(スプレッドシート)
どの仕事に、どのぐらいの時間がかかったかを記録します。
今までも記録はしていましたが、書いたり、書かなかったり、忘れたり…。
集中できるときとできないときのムラが大きいわたしは、あまりに長時間かかった仕事はつい記録したくなくなってしまう性質の持ち主です。
あとで振り返ると、自分のダメさ加減が嫌になります。
「そんなふうなら、見ないほうがいいだろう」と。
6月も梅雨やらの低気圧で調子が上がらない日が多く、ほとんど記録しませんでした…。
まだまだこれから。
3. 定期的に振り返りの時間を持つ
毎日、毎週、毎月、振り返ります。
ここは仲間の力も借ります。
月に1回、フリーランスの仲間とオンラインで定例会をおこない、1ヵ月の変化などを報告しあう予定です。
「1ヵ月の変化を仲間に報告するのだから、日々きちんと振り返りをしなきゃ」と思えて、コツコツ継続が苦手なわたしの手助けになるのでは…という算段です。
4. 「いいな」と思った行動はとりあえず取り入れてみる
4つのなかで、わたしにとってはもっともハードルが低いアクションです。
すぐにやめてもかまわないので、とりあえず「いいな」と思ったらやってみる。
6月は4つの行動が習慣になりつつあります。
起きてすぐに10分間の瞑想
ラジオ体操
15分の掃除
週に1回の囲碁倶楽部
【アウトプット】
毎月のnote執筆をアウトプットとします。
本研究の成果は「わたしのすこやかさ」です。
数字では計れないため文章で書き残し、あとから読み直したときに「過去の自分と比較して今はどうか?」と、差分をわかるようにしておきます。
【おわりに】
「蓄積は財産」
わたしのライターの師匠からかけてもらった言葉です。
先ほど、すこやかさや幸福度は数字では測れないと書きました。
「けれども、ことばにして表すことはできる。
そしてそれは、つねにことばと向き合う、ライターの最大の強みです。
日々をよく観察して、
どんなモヤモヤも、
感情の動きも、
ことばにして残しておきましょう。
蓄積は、財産」
わたしが師匠から励ましてもらったように
わたしの活動が誰かの励みになったら嬉しく思います。
半年間、どうぞよろしくお願いします。
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