Happy Diwali! ハッピーディワーリー
今週はDiwali、ディワーリー (ワにアクセント)呼ばれるヒンドゥー教、ジャイナ教、シーク教などで、新年をお祝いするニューイヤーウィークです。光のお祭りという意味だそうです。
ヒンドゥー暦を使うので、その年によって日にちは異なりますが、
大体10月末から11月初めの間になります。
そんなわけで、ヒンドゥー教信者が人口の約80%を占める
インドのチームはほとんどの人が今週は休暇中。
この日、シリコンバレーのインドレストランでも
ディワーリーランチを楽しむグループで賑わいます。
女性も男性ともに、民族衣装を着てくる人たちもいます。
うちのチームでは、ディワーリーとチャイニーズニューイヤーに、
チームランチ(費用は会社持ちのフリーランチ)をするのが恒例。
ディワーリーはインド料理(ほぼ100%でバイキングスタイル)
チャイニーズニューイヤーは飲茶(Dim Sum ディムサム)だったり、
普通のチャイニーズレストランだったり。
インド人の同僚たちはベジタリアンが多いので、
チャイニーズニューイヤーの時は、
ベジタリアンとノンベジタリアンテーブルに分けることも。
去年はパンデミックで全員リモートワーク中だったので、
1年ぶりのチームランチです。
私も普段はリモートワーク中で、
今日は2020年3月以来初めて、1年8ヶ月ぶりに、
会議のためにオフィスに行き、
ランチ食べて帰ってきて、午後はリモートで仕事。
久しぶりにオフィスに行ったので、バッジが無効になっていて、
まずはセキュリティーにいって、新しいバッジを作ってもらうところから。
パンデミックになって以来、初めて顔を合わせる同僚たちも多く、
「久しぶりー!どうしてたー?」
「痩せたねー!何やって痩せたのー?」
なんて会話があちこちで飛び交っていました。
私もパンテミックの間に約10キロ痩せました。
それまでに太った分、戻したって感じ。
さて、今日のディワーリーランチですが、参加者は約50人。
パンデミックなので参加を見合わせたチームメイトたちも多く、
これでも少ない方。
なんと言ってもポイントは、費用は会社持ちっていうところですね。
このランチを渋るリーダーは、
「ケチだ」
「チームを尊重していない」
という有り難くないレッテルをはられる上に、人望も失うとか。知らんけど。
この辺のIT企業、特にエンジニアチームは、
たいていインド人と中国人がマジョリティ です。
当社比ですが、
ざっくりした数字でお話しすると、
例えば、会議室に10人いたとして、こんな割合。
インド人 6人
中国人 3人
その他 1人
私がシリコンバレーに来た約20年前は、
うちのチームのインド・中国人率は半々くらいでした。
今は、たまに、私を除いて全員インド人っていう時も。
ここは、インド・中国以外のアジア各地からの移民も多いし、
アメリカで産まれ育ったアジア系アメリカ人も多いですが、
日本人の割合は他のアジア系に比べると少ないですね。
当社比ですが、
私が所属するシリコンバレーのチームは100人ほどいますが、
日本人は2人。
もう1人の日本人の同僚が入社するまで、日本人は私1人でした。
(私が入社した当時はもっといたんですけどね)
この日本人の同僚とは、職種と関わっているプロダクトが違うので、
仕事での接点はゼロ。
そういうわけで、今の私の仕事環境は100%英語で、
仕事で日本語を話す機会、日本語スキルを求められることは皆無です。
だからといってね、
英語ペラペーラ、ネイティブと全く同じってわけじゃ全然ないですが(汗)
家では日本のアニメばっかり見てるし(笑)
(今は、鬼滅、ブルーピリオドの配信が週末の楽しみ ♪)
というのも、私が一緒に仕事しているメンバーのほぼ9割が移民。
英語は第二言語の人ばかり。
みんなそれぞれちょっとずつクセのある英語で
コミュニケーションを取っているのが日常です。
みんな、英語が完璧なわけじゃないから、お互いの英語の間違いには寛容な面も。
みんな、ありがとう!
私のように大人になってからではなく、
幼稚園、小学校など、子供の頃に移民してきた同僚たちの英語は
ネイティブ並みに達者な人も多いですが、そのレベルは人それぞれ。
こういう状況なので、
ごくたまに、私を除いて全員非移民のネイティブというミーティングに
参加すると、産まれたてのバンビごとく、ガクブルしっぱなしです。
さてさて、
ディワーリーランチをたらふく食べた後は、food coma がやってきます。
お腹いっぱいになった後の眠気、だるさという意味のスラングです。
"I am in a food coma"(お腹いっぱいで眠い)なんて風に使います。
ああ、それにしても眠い。
絶賛food coma中。
コーヒー飲もっと。
Happy Diwali!