抱っこじゃないと寝ない子供がいるママパパさんへ
もうすぐ1歳6ヶ月をむかえる我が家の息子くん。実は1歳を迎えるまでは抱っこでないと寝られない子でした。
幸い、平均体重くらいであまり重たくない方だったのでなんとかなってましたが、一時期は腱鞘炎にもなり、毎回毎回抱っこするのが本当に大変で、『このままずっと抱っこじゃないと寝ない子だったらどうしよう…』と真剣に悩んで色々ネット記事も検索したりしました。
ネントレにチャレンジし、挫折した内容も含め、今に至るまでの息子との寝かしつけの歴史をまとめてみました。
【新生児】横抱っこで寝かせる日々
他の赤ちゃんの様子が全然わからないのでなんとも言えませんが、新生児の頃は寝てる以外は大体おっぱいかミルク飲んでるか泣いてるかでした。
顔を真っ赤にしてのけぞって泣いて、「息してくれ!!ためすぎ!!」って何回も思った記憶があります。
出産前からネントレというものが存在することは知っていましたが、この時期はまだそんなことをする余裕がなく、横抱っこでゆらゆらしながら寝かせて、背中スイッチを反応させないように慎重に布団へ置く…というハラハラを毎回やっていました。
【生後1ヶ月〜3ヶ月】電動ハイローチェア購入も…
そういえば先輩が『電動で動くハイローチェアが最高!これで寝てくれるよ!』と言っていたのを思い出し、購入検討するも、『こんな高いの買えるかい…』って値段ばっかりでめちゃくちゃ悩みました。
が、なんとジモティーで1万円でそれなりに綺麗な中古品を譲っていただける方を発見し、即購入しました!
電動ハイローチェアだと「ネムリラ」と「ユラリズム」の2強かと思いますが、我が家はユラリズムです。
『寝かしつけのために買うのにネムリラじゃないんかい!』というツッコミに対しては、このハイローチェアの活用用途についてもう少し範囲を広げてみていただきたいのですが、これ離乳食あげるときにも使えるんですよ。
となったときに、座ったときに背もたれ起こすと自動的に足の部分も椅子の形に曲がってしまうのって、結構不便だと思ったんですよね。ということでユラリズムにしました。
で、結局これで抱っこじゃなくても寝たのかというと、【NO】です(笑)
15分経つと揺れが止まってしまう仕組みなのですが、もう1回ONにして30分揺らし続けても寝なかったので、あきらめました(笑)
でも、抱っこで寝たあとハイローチェアに載せてゆらゆらさせると、背中スイッチはかなりごまかせました!
【〜4ヶ月】腱鞘炎になりネントレチャレンジ
3ヶ月を過ぎて首が座り、縦抱っこがお気に入りになった我が子。
まだ体重は5kgくらいでしたが、それでも15分も抱っこしてたら相当手がやられます。
ついに腱鞘炎になりかけ、このままではやばい…ということで初のネントレにチャレンジ。
やったことはこちら
①スマホからオルゴールの音楽をながす
②抱っこで寝かせる時に毎回同じタオルケットを顔のあたりに触れさせる
③どんなに泣いても、トントンしながらずっと添い寝
結果、1時間半泣き続けたところでこちらがギブアップし、挫折しました。
ネントレは最初が肝心とか、親の決心が必要とかいいますが、まぁその通りでした。『こんなに長い時間泣かせて、、私は誰のためにこんなことをしているのか・・』って、1時間も泣いてる息子の姿を見ると決心が砕け散りました。
その後、もう1回だけネントレにチャレンジしようとしましたが、やっぱりだめでした。
【〜10ヶ月】コニーとヒップシートで寝かしつけ
とはいえ腱鞘炎になりかけた手を救わなくては日常生活に影響が出るので、『ヒップシート』と『コニー』を使うようになりました。
これまで抱っこ紐はコニーしか持っていなかったので、もう少し安定性のある抱っこ紐を買おうか検討しているタイミングだったので、ヒップシートを購入しました。
i-angelの『new magic7』というやつなんですが、国内では販売していない商品で、メルカリで購入しました。
台座になるヒップシート部分と、抱っこ紐として使えるようになる赤ちゃんの背中を支えるリュックみたいな紐の部分がファスナーで取り外しできるようになっているので、寝かしつけの時は台座部分だけを腰に巻いてその上に座らせ、背中をトントンしながら寝かしつけします。
安くないですが、これは今でも使っているので、買って良かった育児アイテムのひとつです。
ちなみに数あるヒップシートの中でこれを選んだ理由はこちら。
①ヒップシート部分にものが収納できる
②見た目がそんなにゴツくない
③使わないときにコンパクトに収納できる
色々調べましたが、こちらの記事を見て決めました!
他製品との比較もされていて、かなり参考になりました。
ヒップシートを購入してからは、『これがあればそんなに抱っこも大変じゃないし、まぁ抱っこですんなり寝てくれるならそれでいっか』と思えるようになりました。
【〜1歳】保育園では抱っこでなくても寝るだと…??
10ヶ月ごろから保育園に通い出した息子。家では抱っこじゃないと絶対に寝ない子なのに、登園して2週間くらいして先生に聞いてみたところ『最近はだっこじゃなくてもお昼寝できるようになりましたよ』ですって…!!
それを聞いて家でも試しにだっこせずに寝かしつけしようとしましたが、全然寝ません。環境によって気持ちが変わってしまうのか。。
【1歳〜】夜だけは抱っこじゃなくても寝るように
この頃、とある無料イベントで「ベビーマッサージ」を教わり、服の上から寝るときにマッサージする方法で初めて抱っこせず寝かしつけに成功!!!
その後、数回に1回は成功するようになり、そこから抱っこじゃなくても少しずつ寝られる頻度が増えてきました。
マッサージ方法は
『仰向けにさせ、両手で胸のあたりからハートを描くように方周りに手を動かし、下に撫でて元に位置にもどる』の繰り返し。(文章だとわかりにくいですが・・)
あと、
・ちゃんと照明を消して寝る環境にすること
・マッサージがだめなら、いったんこちらが寝たフリをすること
をしていたら、勝手にごろごろしてその後寝てくれるようになりました。
【もし2人目がうまれたら・・】
こうしてネントレせずに1歳でひとりで寝られるようになった息子。
今振り返れば、ネントレを無理に進めて苦労するよりは良かった気がします。
1歳半に近づいてきた息子は、今では抱っこをする機会がかなり減りました。そのうちすぐに、こちらからお願いしても抱っこさせてくれないときが来るんだろうなと思うと、泣きそうです。
抱っこじゃないと寝てくれない時期は、「なんでうちの子は抱っこじゃないと寝ないの・・」と悩んでいましたが、もし2人目が産まれたとしても、私はネントレはせず、その子のタイミングが来るまでは、のぞむ形で寝かしつけしてあげたいなと思いました。
もし今、抱っこじゃないと寝てくれないお子さんがいて、「いつまで抱っこしてないとだめなの…」「やっぱりネントレしないとだめなのかな…」と悩んでるママさんパパさんがいたら、もちろんネントレにもメリットはありますし最終的な判断は人それぞれですが、私はネントレするストレスと抱っこを天秤にかけたときには、【いましかできない抱っこを楽にして楽しんで、1人で寝てくれるその時を待つ】ことをおすすめしたいなと思います。
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