絵が描けない…わけじゃないけれど。
私、デジタルイラストを頑張るって決めてから、プリキュアのキャラのファンアートをこの間1枚絵として頑張って描いたのです。
自分の知る方法をつかって、まぁ、時間はかかりましたが頑張ったんです。
頑張ったんですが、うまく描けませんでした。
残念です。
とても残念です。
背景も描いたんです。自分では普段なかなか描かないような背景を描いてみたんです。
それもひとつの挑戦でした。
あのキャラなら普段こんな感じにしてそう。
そうおもって、描きました。
誕生日に間に合うように描き始めたはずが、あれよあれよと時間だけが過ぎていき、気づけばもう背景はラフだけ残して翌日が誕生日。
誕生日にXにアップしたい。
その一心で、普段は頑張らないところを頑張って描きました。
誕生日には出かけなければいけない用事があり、描くことが困難では?と心配しての頑張りでした。
でも、いざ仕上がってみたものをまじまじと後から見ると、
要らない線を消したのはまずかったかもしれないとか、残した背景の線が太すぎるし反対側は消しているのにここだけ残っているのは変では?
とも思うし、
その背景もぐちゃぐちゃしていてキャラに被っていて印象悪いし、
何より地面に影がない。
あぁ、失敗だ。
でもこれが今の私の実力なんだ…。
哀しかったけれどこれからも頑張るぞと思ったんです。
その日の午後でした。(つまりキャラの誕生日の午後)
体長が凄く悪くなりました。
ある程度頑張らないことで体調を良く保っていたのですが、猫たちに怒鳴り散らし、大泣きし、吐く。そして呆けて寝落ち。
しまった。頑張り過ぎた。
急激な変化に、理由は昨日の頑張りしかないと即座にわかりました。
私はイラストを描くことしか能がないのにそれを頑張ることさえできないのか。
その時脳をよぎったのはその一言でした。
薬を少し減らした後だったのもいけなかったのかもしれません。
ですが、この午後のことは夫には話していません。
話している途中で昔の嫌なことまで思い出してまた泣いてしまうのではないか?また心配させてしまうのではないか?
もっと端的に言えば、「またか」と呆れられて捨てられてしまうのではないか?
そんなことはないと思うが、あるかもしれないと思うと口に出せませんでした。
自分のふがいなさに絶望している時に更に夫にまで迷惑をかけてしまうのは嫌だ。
そう思って言えませんでした。
ただの自分の意地です。
それだけです。
でも、それから頑張ることに少し恐怖を抱き始めました。
それと、絵に対する情熱が薄れていくのを感じました。
ファンアートは次の誕生日のキャラも考えました。
キッチンカーを背景に、ちょっとした日陰でベンチに座ってアイスクリームを食べている様子です。
ラフまで描きました。
そこで変に思いました。キッチンカーは初めて描くものだ。素材はある。書き写すだけだ。だけど難しい。
前回の自転車も難しかったけれど頑張りました。そんな感じの絵を想像していたので。
でも今回はあまり頑張りたくないと思ってしまったんです。
ありていにえば、手抜きです。
そこで、キッチンカーは無しで、背景はベンチと森林公園にしようと思いました。
ところが、そこでまた悩みました。
森林公園て、どう描けばいいんだろう、と。
前回は道がありました。水辺もありました。遠くには都市らしいものも描き込みました。
でも森林公園は木しかないです。
他にもあるかもしれません。でも私の想像では木しか思いつかなかったのです。
なので、今回はこうなりました。
まぁ、頑張っていませんよね。
お遊びみたいなものです。でも私の思い描いていたものには非常に近かったので、このフリー素材を使わせていただきました。
描いたのはキャラクターだけ。
しかも、線が雑。
影のつけ方もいまいち。
実際に人が座っていてくれれば想像もでいたのですが、さすがにそこまでお膳立てされた写真を使って描くのははばかられました。
見てみるのは良かったかもしれません。後学のために。
でも、私はあえて検索しませんでした。
この記事を書き終わったら、検索してみます。
今日描いたこのイラストの影と、本物の影はどう違うだろうか。
私はどこを直せばよかったのか。
見て考えます。
そしてまた次につなげます。
次は頑張らないわけでもなく、頑張りすぎるわけでもない、私の想像にあった1枚絵を描きたい。
と、言うと思ったでしょう?
ですが、今描きたいのは鬼滅の刃の竈門炭郎治郎と、富岡義勇です。
禰豆子ちゃんも描きたいです。
モノクロでもいいと思っています。
最近、本を読み返したら、また好きになってしまって。アニメの影響もありますが。
頭の中が炭治郎と義勇さんでいっぱいなので、久々に男の子のファンアートもいいな、と思いまして。
それを描いて心に灯がともったら、またプリキュアお誕生日おめでとうイラストに戻ろうかなと思っています。
今は気持ちが沈みかけているので、少しでも心に栄養を与えたいのです。
毎日一度はペンを持ち、何かを描けていた中学生時代の自分に戻りたい。
高校卒業後、友達と興味は同じだったのにそちらに向かわず、結果病気になってしまった過去を変えて、友達と一緒に代々木アニメーション学院に通う日々を過ごしてみたい。
でもそうしたら、今の夫とは出会えずにいたのかな?
それは、嫌だな。
じゃあ、今を楽しむしかないですね。
しまった。また昔の嫌なことを思い出して涙目になってる。
泣かないで。生きるのがつらくても、優しくしてくれる旦那さんがいるでしょう。
今は生きるのは独りじゃないんだから、沢山お礼しなきゃだよ。
ありがとう。
明日も生きます。