【人物・施設インタビューにならないために】初めて地域取材をするあなたへのアドバイス
先日、初めての地域取材に挑戦しました。
地域取材とは、その地域の魅力を伝える記事を書くために現地に足を運び、地域と関わりの深い人や施設を取材することです。
私が実際に地域取材を経験して、感じたのは「単なる人物インタビューや施設紹介にならないようにするのが難しい……!!」
せっかく取材したからと、あれもこれもと記事に盛り込んだ結果、情報量が多くなり「地域」にフォーカスできなくなってしまうという苦い経験をしました。
今回は、これから初めての地域取材にのぞむあなたへ、私が経験から得た教訓をシェアします。
事前準備では下調べだけでなく「点と点をつなげる」作業を
事前準備はとても重要です。
取材をおこなう地域・人物・施設について入念に下調べしましょう。
そして、下調べした情報をもとに、それぞれを関連付けていきます。
例えるならば、点と点だけで孤立している地域・人物・施設を、線でつなげていくイメージ。
私の場合、下調べができたことに満足して、このつなげる作業をすっ飛ばしていました。振り返ると、
「その人物(施設)を通してどのように地域の魅力をアピールできるか」「その施設(人物)は地域にとってどのような存在か」
「地域にどのように貢献しているか」
という点が自分の中でじゅうぶんに落とし込めていなかったように感じます。
そのため、人物インタビューや施設紹介に寄ってしまい、地域にうまく焦点が当たらなくなってしまったのです。
「つなげる作業」をしっかりとおこなうことで、記事の構成やインタビューの質問内容なども組みやすくなるはずです。
おわりに
私自身、今回は思うようにいかなかったり、苦戦したりといった部分もありました。しかし、その経験からあったからこそ、次に活かせる貴重な学びが得られたのです。
初めての地域取材で不安もあるかと思いますが、まず大切なのは「挑戦すること」。そして、あなたはすでにその一歩を踏み出しています。
この記事が、地域取材をスムーズにおこなう上で少しでも参考になれば幸いです。