旅の原体験|「好き」に向かってとことん突き進んだマイアミの思い出
こんにちは!
台湾在住トラベルクリエイターのえみです。
突然ですが、あなたにとって原体験となった旅はありますか?
私にとっての旅の原体験は、2018年に訪れたアメリカのマイアミです。
当時、海外旅行の経験はあったものの、3~4時間のフライトで行ける近場のアジア圏のみ。そんな私にとって、アメリカへの旅はとんでもない大冒険。
私を遠いアメリカまで突き動かしたのは、ただまっすぐな「好き」という気持ちでした。
きっかけはULTRA MUSIC FESTIVAL
世界中のさまざまな国で開催されている音楽フェスティバル、ULTRA MUSIC FESTIVAL。日本でも2014年から開催されています。
当時、海外にはまったく縁がなく、パスポートも持っていなかった私が初めて海外に行ったのは韓国。
目的はもちろん、韓国で行われるULTRA KOREA。
「好きなDJのプレイを生で見たい!」という強い思いで、気付いたらパスポートと韓国行きの航空券を取っていました。笑
ULTRA MUSIC FESTIVALの本家はマイアミ。
ずっと憧れていましたが、休みもお金も必要なのでなかなか踏み出せず。
そんなとき、マイアミに行った経験のあるフェス仲間に「少しでも行ける可能性があるなら、絶対に行ったほうがいいよ!」という言葉に背中を押され、当時の有給と貯金をほぼ全部使い切ってマイアミ行きを決めました。
夢にまで見たマイアミ
初めての10時間を超える長時間フライト。
ホテルがうまく予約できておらずやむなく空港泊したり、盗難にあったりと苦い経験もありました。
しかし、夢にまで見たULTRA MUSIC FESTIVALの入場ゲートに立った瞬間の、大きなステージを見上げた瞬間の、身体が震えるような感動はいまでもはっきり覚えています。
これから先も、マイアミのULTRA MUSIC FESTIVALに行こうと思えば行けるかもしれません。
しかし、当時の熱量と「好き」の強さがあったからこそ、あそこまで強烈で深く胸に残る経験ができたのだと思います。
自分の好きなことに向かってとことん突き進んだ経験は、いまでもたまに思い返しては、なんだか自分が誇らしいような気持ちになるのです。
「行きたい場所には、行きたいときに行く」
私が原体験から学んで、大事にしていることです。