今月も「新任管理者研修」を開催しました!
11月19日、20日の2日間、本社にて、新任管理者に向けた看護管理者研修を行いました。
対象は、新任の管理者ですが、すでに管理者業務を行っている経験者や、
将来のキャリアアップのため、現在、主任を務めている方も参加しました。
本社関連部署の担当者からの講義の後は、グループワークで、事例に対して、管理者としてどのような対応を取ればいいのかを話し合いました。
グループワークでは、スタッフ、ご入居者、ご家族それぞれの立場から、様々な意見が飛び交いました。
こちらのチームは、メンバーにWEBでの参加者も含まれるため、PC越しに意見を伺って、チームとしての意見をまとめました。
参加された、新入職の管理者5名にお話を伺いました。
(WEB参加の方は、次の機会にインタビューさせて頂きます)
Sさん(盛岡)
■ 医心館を選んだ理由
病院の急性期で勤務する中で、医療依存度の高い患者さんと接し、このような方たちが、今後在宅でどのように過ごしていくのだろうと、疑問に思ったときに、医心館の事を知り、これまでの経験が活かせると思い応募しました。
■ どのような施設にしていきたいか
急性期の経験が長いので、全身状態を看るという点を医心館でも活かせるとおもいます。
今は、自分のこれまでの経歴や、認定看護師であるという前情報で、スタッフにちょっと構えられてしまっているところがあるのですが、接しているうちに、徐々に距離が近づいている感じです。
ターミナルの方を看る際に、目の前の症状だけでなく、その方の今までの人生を含め、全人的に観るという事ができる拠点にしていきたいと思います
Oさん(大井町)
■ 医心館を選んだ理由
私は“オールラウンダ―を目指す”というキャリアビジョンがあり、三次救急、小児科、HCU・ICU、訪問看護と様々な診療科で経験を積んできました。自分の今後のキャリアビジョンを考えた時に、今まで自分が頑張ってきたことを活かせる環境は病院ではないと思いました。転職先として、企業が運営する職場にも選択肢を広げていた時に、スカウトのメールを頂き、医心館を知りました。正式応募の前に、説明会で医心館の詳細を知り、今までとは違う分野で、新しい挑戦ができこれまでの経験を、ご入居者様に還元できることがあるのかなと思い、志望しました。
■ どのような施設にしていきたいか
自分が管理者をする上では、自分のカラーがきちんと出せるように、意識したいと思っています。働く上では、辛いことや辞めたくなることもたくさんあると思いますが、続けられるためにどう頑張れるかというところを、仕事の中で出せるような拠点にしたいと思います。
Hさん(大森)
■ 医心館を選んだ理由
キャリアとしては、緩和ケアが一番長いのですが、病院では、患者様をベッド1個というとらえ方をしているのが、自分の価値観と看護感との乖離となってきていました。その時にスカウトメールを頂き、私にやれるのだろうかと思ったのですが、挑戦してみようと思い、応募をしました。前職の病院の近くに医心館があって、どのような方を受け入れ、どんなケアをしているか、内容はわかっていました。医心館は、病院のソーシャルワーカーにも、とても信頼されていて、患者さんをお願いし、入居されたその日に亡くなったけれど、家族も納得し、感謝していたというお話を聞いて、同じような施設はあるけれども、医心館が一番安心感があると思いました。
■ どのような施設にしていきたいか
11月から大森に入っていますが、入居のスピードがものすごく早いです。地域連携の方が、一生懸命、困っている人の助けになろうとしてくださっているので、そこに答えていきたいと思います。今は、現場が大変ですが、私に相談してくださる方が増えてきているので、
「相談できる人」というのが浸透し、スタッフと人間関係を作りながら、 風通しのいい、みんなが働きやすく、ご入居者様がいい過ごし方ができる施設を目指したいと思います。
Oさん(高松)
■ 医心館を選んだ理由
医心館を志望した動機は、祖父を看取ったとことで、終末期の方に関わりたいと思ったことです。大学病院で20数年働いて、マネジメントもさせていただき、学会報告や論文も書き、このまま大学病院での勤務を続ければいいのでは、と周りは思っていたと思います。でも、私の中では、Hさんと同じで、環境を変えて、もう一度チャレンジしたいなっていう気持ちが非常に大きかったです。コロナの感染が終息し、祖父の在宅調整も落ち着いたところで、地域における感染症対策や県立病院の地域連携室での業務を経験して、やっぱり現場が好きという事を再認識しました。その中で、医心館の管理者は、監督ではなく、現場のキャプテンですっていう言葉がすごく響き、管理職をしながら、現場に行けるという事が、応募する際に大きかったです。
■ どのような施設にしていきたいか
まず自分がいきいきと働く背中をスタッフのみんなに見てほしいと思います。
ご入居者様やご家族の方が最後ここで過ごせてよかったなというのは大前提で、職員1人1人がここで働きたいと思えるような施設を作っていきたいです。
あとは香川県出身なので、自分が生まれ育ったところの方々と 何かしらの関係が持てたらいいなという思いがとてもあるので、ご入居者様、1人1人の意向をきちんと聞いて、納得のいく生活を送って頂く、そんな施設にしたいなと思っています。
Nさん(六本松)
■ 医心館を選んだ理由
私は約18年間、病院に勤めていて、脳卒中看護の認定看護師の資格も取り、 ほぼ全ての診療科を見てきました。40歳を迎え、あと20~25年は看護師をしていくと考えると、このまま、一か所の病院だけでいいのだろうか、もっと自分にはできることがあるんじゃないかといった、モヤモヤした葛藤を抱えていました。そんな時に、医心館を紹介して頂き、自分でもいろいろ調べ、大柴部長と面接し、お話を伺う中で、自分がしたい看護に近いなっていうことを気づき、応募しました。
■ どのような施設にしていきたいか
ご入居者様ファーストの施設にしたいと思います。それと同じぐらい、スタッフを大切に見ていきたいです。スタッフは様々な理由で転職してくる方がいて、いろいろな背景があると思うので、そのスタッフ1人1人の 得意な分野、苦手な分野あると思うので、得意な分野を引き伸ばしていき、 医心館に来てよかったと思える施設にしたいです。
おわりに・・・
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
管理者経験や介護施設の勤務経験がなくても、研修を通して様々なスキルを習得できます。
アンビスでは、専門・認定看護師が中心となり、研修の内容を在宅医療・ホスピス市場の状況やニーズに合わせて、絶えずブラッシュアップしていく予定です
今後も、医心館内で行われる、研修を報告していきますので、楽しみにお待ちください。
医心館の看護管理者にご興味のある方は、是非下記にご連絡下さい。