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1人じゃないからたどり着ける夢がある
こんにちは、あみゅーじっくです。😊
※どうでもいいことですが、挨拶を簡略化することにしました。(笑)
今回は「夢の共有」についてお話します。
私は過去にも、夢や目標といった類の記事をいくつか書いています。
偉そうに語っていますが、所詮は大学生。経験値だって浅い。
だけど、これから世界を知っていく大学生だからこその発見もあると思っています。
今回はそんな私が最近見つけた世界を、熱が冷めないうちにお話したいと思います。
私の周りでは自分たちで演奏会を企画する人が、たくさんいます。
演奏会のかたちは、ソロからアンサンブル、オーケストラなど様々。
どの演奏会を聴きにいっても演奏者はみんな生き生きしています。
そんな同学年の人たちの活躍を見ていると、カッコいいなと憧れるんですね。私もやってみたい!と思うようになりました。
ある日私は、とあるオーケストラ団体の演奏会にお手伝いスタッフとして参加しました。
その団体は音大生たちだけで立ち上げ、運営しているオーケストラ。
私は受付でチケットをもぎったり、会場誘導をしたりする仕事を頼まれました。
私はステージの上で演奏する立場を経験してきたので、裏方仕事は初めてでした。
そのお話をもらったときには正直、こう思っていました。
演奏者じゃなくて、裏方か。
私は小さい頃から、目立ちたがり屋だったんです。
だから裏方という存在に対して、いいなと思ったことは一度としてありませんでした。
当日になっても、演奏会前にリハーサルをしているオーケストラ団員たちを眺めながら、ステージで目立ってていいなあなんて思っていました。
しかし、実際に裏方仕事をしてみて気が付いたことがあります。
それは「表舞台で目立っている人だけが、キラキラしていてカッコいいワケではない」ということ。
裏でお客さんの経路を案内しているスタッフ、舞台袖でドアの開け閉めを担当しているスタッフ。
どのスタッフもみんなやりがいを持って生き生きと輝いていました。
そして演奏が始まるとスタッフもホッと一息。
スタッフとして働いた記念で写真を撮っている人もいました。
私もその一人で、初めましてのスタッフさんとお友達になることができました。
この日生まれて初めて、裏に広がるキラキラした世界を知りました。
またスタッフとしてお手伝いしてみたいとまで思うようになりました。
そして終演後。
オーケストラ団員たちは、舞台袖で「お疲れ様!」と言い合っていました。
そしてスタッフたちにも。
コンサートマスターの人が、皆さんありがとうございました!と笑顔で言ってくれた時、とんでもない充実感を感じたんですね。
自分たちで演奏会を企画し成功させることが夢だったというコンマスの人。
この瞬間に世界で1つ、叶った夢が誕生したんです。
私はその手助けができて、とても嬉しい気持ちになりました。
このコンマスの人の夢は、その人だけで叶えられるものではありません。
一緒に団員になることを決めた大勢の演奏者たち。
その演奏会に協力することを決めた指揮者の先生。
それを快く手伝うことを決めた、スタッフたち。
たくさんの人がいたから、実現した演奏会でした。
多くの人は、「夢を叶える」というと「自分だけが描く幸せな未来」を思い浮かべがちです。
もちろんそれも最高です。
でも、夢ってそれだけじゃないなあと今回の演奏会を通して思いました。
他の人と共有するからこそ叶えられる夢。
「みんなで」というと、ちょっと損したような気分になる人もいるかもしれません。
幸せが分配されて、1人1人の「手柄」みたいなものが少なくなってしまう気がして。
恥ずかしながら今までの私はそうでした。(笑)
幸せは独り占めしたかったんですね。
でも気づいたんです。
夢は多くの人と共有した方が、幸せが増える。
手柄は分配されるどころか、倍増する。
これに気が付いてから、叶えてみたい夢がさらに増えました。
そして他人の夢が叶ったときにも、嬉しい気持ちになるんです。
他の人の夢を一緒に追いかけるってステキだなあ。
今回は「夢の共有」というテーマでお話しました。
キラキラした世界が大好きで、人生経験もまだまだ浅い1人の大学生の話に付き合って下さったみなさん、ありがとうございました!
次の記事もお楽しみに!
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