ミニマリストのクリスマス&お正月
我が家のクリスマスもとい、忘年会
我が家には幼稚園児がいますが、あまり大々的にクリスマスはやりません。
日本の行事もあまりやれていないのに、クリスマス、クリスマスと浮かれ騒ぐのも何か違う気がして…。
とは言えまったく無視するのも大人げない?なぁ、と思い、我が家ではクリスマスの時期に「忘年会」と称してささやかにパーティーのようなことをしています。
メニューは毎年固定。
生協のパルシステムでいつも注文する冷凍のホールケーキ。これは生クリームのみのシンプルなケーキなので、子どもたちがフルーツやアラザンで飾り付けをします。
サラダ、モスのチキン(並ばずに買えて、骨が無くて食べやすく、普段食べないので特別感がある)、スープ。
私はあまり料理が好きではないので、準備で疲れ果てないためにこんなメニューです。
プレゼントも、今年は上の子には現金、下の子は今欲しいものがないというので、手作りの「オモチャ券」を渡そうと考えています。何か欲しいものができた時に引き換えられるように。
春には小学生なのでもうオモチャでもないかなとは思いつつ、普段買ってあげることはほとんどないので誕生日と年末くらいは…と。
インテリアも、クリスマスツリーは持っていないので飾りません。仕舞うのにも場所をとりそうですよね…。
でもちょっと雰囲気を出すためにリビングの棚の上にこどもの「くるみ割り人形」の絵本を
それからクリスマーケットのお店のミニチュアを3つ。これは数年前に通販のフェリシモのキットに一目惚れして作ったもので、我が家の数少ない純粋な“飾りもの”です。小さいので、11月ころから年末まで飾り、ほかの時期は箱に入れてしまってあります。
ドアには毎年リースかスワッグを飾りますが、大げさにならないよう、ダイソーやセリア、ナチュラルキッチンで手に入る素材を使って、500円以内と決めて手作りしています。
これはクリスマスが終わったら解体し、来年も使えそうなパーツだけ残してあとは処分します。
シンプルに、楽チンお正月
さて、クリスマスのあとはお正月の準備です。とは言ってもこちらもなるべくシンプルに…。
大晦日の食事は温かいお蕎麦に当日買ってきた海老天を乗せて食べます。
元旦の朝はお餅を入れたお雑煮。
午前中、近くの小さな神社に初詣したら昼と夜はふるさと納税で頂いたオードブルを食べます。
おせちは家族皆好きではないので準備しません。
必ず食べるもの、という世の中の雰囲気もありますし、学校からも、おせちのいわれを調べてきなさいなんて宿題を出されたりもしますが…親戚との新年会で頂くので、我が家では無しとしました。
お正月料理を頂くのは元旦のみ。2日は親戚との新年会へ、3日からは通常運転です。
お正月飾りはドアにリース風のものを。クリスマスと同じく手作りし、こちらはお正月が明けたら地域のどんど焼きに持っていきます。
あっさりしたお正月に切り替えたのは実はここ1、2年で、それまではあれもやらなきゃ、これもやらなきゃと必死で準備に追われていました。
実家では田舎で祖父母も同居していましたので、昔ながらのお正月の迎え方が染み付いていました。そしてそれが子供心にとても楽しかった思い出もあり、我が子にも再現してあげたい、そんな気持ちもありました。
けれども夫は核家族育ちでそれほどお正月に思い入れもなく、また現代の生活で昔ながらのお正月を再現するのは無理だという悟りも生まれ、今の自分が無理なくできることだけやろうと切り替えたら本当に気持ちが楽になりました。
年末年始に必要なモノとは
1年間の暮らしに思いを寄せ、新しい年に願いを込める。それには過剰なモノは必要ないし、誰かに強制されたわけでもない風習で自分を縛り付ける必要もない、そんな風に思います。