「ホロスコープ、手放してみようか?」スペシャル満月いろいろ盛りだくさんに思うこと
こんばんは、Lindaです。
さて今夜、満月ですね。しかも、ブラッドでスーパーなムーンで皆既月食。
のんびり書いてたら、月食はじまってるーーー
ちなみに、5月の満月はウエサク満月といって、お釈迦様が悟りを開いた日・・・ともいわれてるそうな。盛りだくさんですね。
そもそも、皆既月食ってなに?
皆既月食ってなに?といえば、地球が太陽と月の間に入り(太陽・地球・月が一直線に並んだ状態になって)、地球の影が月にかかることによって月が見えなくなっちゃう現象です。
皆既月食が起こるのは、2018年7月以来3年ぶり。しかも、次にスーパームーンとタイミングが重なるのは2033年10月ですから、なんともスペシャルな感じ。
ちなみに、タイムスケジュール的なのは、こんな感じ。
18:44 部分食はじまり
20:09 皆既食はじまり
20:18 皆既食最大
20:28 皆既食おわり
21:52 部分食おわり
赤みを帯びた月を観られるチャンスは、20:11〜20:26の15分間くらい。
・・・って、これ書いてる間にほぼ終わってますけどね。。
今回の月食はなんで赤く見えるの? とか、なんで満月のたびに月食が起こらないの? といった細かいディテールが気になる方は、国立天文台やアストロアーツなどの月食記事をお読みになると分かりやすいかと思います。
今回のスペシャルな満月、ホロスコープのこと忘れてみません?
先に言っておきますが、今日はこれといった星読みしません(多分)。盛りだくさんスペシャルな満月の夜に、最近わたしが感じていることを書き散らかします(まぁまぁ長いです)。
結論を先に言うと「今回のスペシャルな満月、ホロスコープを手放して自分を感じてみません?」です。
占星術やホロスコープなどをディスってるように感じるかもですが、ディスってない! むしろ好き。ということだけは、先にお伝えしておきたい。
上手な付き合い方しよーね^^っていうお誘いです。
星読み的な文脈では、皆既月食は自分(地球)で、自分の感情(月)を見えなくしてしまう瞬間と捉えることもできます。たくさんの情報やインプット過多、掻きたてられた想いがもりもりで、「わーん!」って、余裕をなくしているのかもしれません。
四六時中、余裕は必要なのか?
大人として生きていると、余裕って少し空けておくようにしてるでしょう?
余裕はある方がいいとされてるし、そうした方が生きていきやすいって経験から知ってるから。
だけどね、最近時々思うんですよ。余裕がなくなっちゃうくらい夢中になれるものがあるって、少し羨ましいかもって。理屈抜きにゾーンに入るとか、そういう感覚、最近味わってないなぁって。
余裕があるのがいいとか、悪いとか、そういう話ではなくて、ないって状態もアリだし、ちょっとかっこよくない?って、ふと思ったんですよね。
情報が多いことによる弊害もある
先般の「わーん!」につながる情報量という意味では、ここしばらく(年末の「グレートコンジャンクション」とか「風の時代うんぬん」あたりから)占星術やいわゆる“スピリチュアル”なことが市民権を得て、目にする情報もすっごく多くなってるでしょう。それはいろんな人のインスピレーションやヒントにもなるし、素晴らしいと思う。
だけど同時に、なんていうか・・・ストレートに表現すると、ちょーーっと みなさん自分のパーソナリティをホロスコープや血液型、アーユルヴェーダのタイプなどのフレームに委ねすぎじゃない???って感じています。
「私、金星が○○座だから○○なんです」とか
「また○○○○しちゃったけど、私ヴァータだからーうふふー」みたいな表現、よく耳にしません?
うん、まぁ気持ちは分かる。共通言語としてざっくり自己紹介するには便利なキーワードだし、そのフレームをツールとして行うセッションや鑑定、問診の場では、必須ワードでしょう。
だーけーどーーー
自分のパーソナリティは、もっと繊細に扱って欲しいなと思うのです。
例えば、ホロスコープ。
5月31日の朝早くに生まれた(年は端折りましたw)私は【太陽 双子座、月 蠍座、金星 牡羊座・・・】なんだけど、【太陽 双子座、月 蠍座、金星 牡羊座・・・】が私なわけではない。
また、【太陽 双子座、月 蠍座、金星 牡羊座・・・】の人間を生みだすために私が誕生したわけでもない。
↑
スピ的思考を3周くらい回せば、地球に【太陽 双子座、月 蠍座、金星 牡羊座・・・】の人間が必要で私が生みだされたって理解もできる。が、それは私たちには知るよしもなさすぎる。
もし仮にそうだとして、物質主義の地球で今世をやっていく上では、上記のような大宇宙的都合よりも、まずは自分を愛したいわけです(なに言ってるのか分からなくなってきたな・・・)。
なにを言いたいのかというと、フレームより先に自分自身があるってこと忘れないで欲しいなってことです。わざわざ自分から枠に入りにいかなくてよくない?
もちろんこれは、私が今日現在こう考えてるっていうそれだけで、共感を求めるものではないです。
「○○なクセがある」に関しても、○○座であることもひとつの原因かも知れないけど、理由がそれオンリーワンってことは、まぁない。パーソナルって、もっと繊細で複雑に絡み合っていて、親子関係やこれまでの人間関係や経験も影響してるだろうし、今この瞬間の失敗は、今日の湿度が高くてだるいとか、寝癖がとれないとか、少し歯が痛いこととか、お洋服のコーディネイトに納得いってないことなんかも一因だったりしますでしょう。
かと思えば、○○が好き!にはなんの理由もなくて、ただ好き!って、自分でも驚くほどシンプルだったりする。
学びに しばられないために
私は、なんだかんだでけっこう長いことゆるゆるとルナアロマをやってまして、未熟者ながらに、期間の長さだけで、それなりの人数の方とアロマやホロスコープを介した接点を持たせてもらっています(感謝!)。ホロスコープにしろ、アーユルヴェーダにしろ、易、風水、占い・・・なんでもそうだと思うのですが、学びの途中でがんじがらめになって苦しそうな人もたくさん見てきました。
これ、占いとかそういうのだけでなくて、ビジネスシーンでもよく見かけません?
めちゃ頑張ってたくさん学んで「なるほどね〜」って得た知識が知らない間に「〜に違いない」「ねばならぬ」になっちゃたり、身に染みた学びが無意識下で「こういうときは、こう!」っていう必要以上に頑丈なレールを敷いちゃったり。後者、けっこう多い気がするな。
占星術も、アーユルヴェーダのタイプ分類も、その他もろもろ・・・私も大好きです。そして、生活に取り入れて楽しんでいるし、役立ってもいて、救われることもあり、それ経由でお友達もできたりして、ありがたいなーって感じてる。
だけど、理由がなくても好きな人は好きだし、苦手なものは苦手でしょう?(とはいえ占星術的な傾向があったりするから、また興味深いんだけど)
自由であるために、自分に夢中になる時間を
そんなこんなで、今回のスペシャルな満月からしばらくの間、枠を取り払った自分を見つめる時間にしてみませんか?というのが、今回のご提案。
満月は、心が緩まって、拡散していくエネルギーが高まる時と言われています。
あなたが何座でもいいし、惑星と惑星がTスクエアとか、ちょっと横に置いといて、自分を思いっきり緩めて、自分が感じることを好き放題に。
「今週末は久々にあの映画観てみよかな」とか、
「こんなスペシャルな満月、○○さんと一緒に観たかったなー」とか、
「ついでにちょっとイチャついたりしてな。ひょーー!」とか、
「わーめちゃ眠い・・・寝ちゃおうかなー」とか、
「でも冷蔵庫においしいケーキがあるのよね。食べちゃお」とか、
「いや、ここで食べたら明日しんどいから、やめとこ」とか、
「数年前○○くんに言われたあれ、ちょいちょい思い出すんだよなぁ」とか
「実は私、あの言葉にキズついてたんじゃない?」とか、
「わーー自分のことなのに気付いてなかっった、ごめんね for自分」とか、
「あの時○○ちゃんが言ってくれた言葉うれしかったなー」とか、
「そっか、ぼくはそういうのがうれしいのか」とか、
「なんかこのパジャマ、いきなりボロく見えてきた」とか、
「よし、次のお給料で肌触り最強のやつ買っちゃおう!調べてみよ」とか。
なんでもいいです。
で、前に進むときに、自分が自分で分からなくなったらホロスコープなりなんなり確認してみたらいい。世の中にはたくさん星読み師がいるし、観てもらったら発見とかあって面白いし、私のようなのにオリジナルアロマ発注してくれてもいいし(←さりげなく宣伝)、自分で勉強してもいいのだし。
「私は太陽が双子座だから○○」よりも、「私には、自己表現において双子座的な○○という側面もある」の方が自由な感じがしませんか?
他のことを考える余裕をもてないくらい、自分に夢中になる時間。
そんなのも、たまには いいでしょう。
今回は、そんな感じです。
好き勝手書いちゃったけど、お疲れの時、これが最強だと思うんだよなー
ではまた^^よい月食を!
ciao☺︎
Linda
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