Distro-hoppingの末、Arch Linuxに行き着いた(2023年12月)
中古ノートPCがWindows 11非対応。いずれサ終のWindows 10とはサヨナラしなければなりません。
Ubuntu 23.10を入れては消し、Parrotを入れては消し、LMDE6を入れては消し……アクシデントや単なる好みの問題で取っ替え引っ替え。
結果的にArch Linux 2023.12.01版を入れ、大したトラブルなく使えているのでしばらく様子見。
以下、個人的インストールメモです。
対象
Panasonic CF-SZ6
いつものように(←?)ISOを書き込んだUSBメモリから起動。
無線LANで接続する
無線LANインターフェイスのリストを表示
iwctl device list
リストの中にあるwlan0が無線LANインターフェイス。
ルータを検索
iwctl station wlan0 get-networks
ルータに接続
(<network> はSSID ネットワーク名)
iwctl station wlan0 connect <network>
Passphrase: (暗号化キーを入力)
pacmanの並列ダウンロードを有効にする
nano /etc/pacman.conf
pacman.confの37行目(付近?)のコメントを解除する。
#ParallelDownloads = 5
行頭の#を削除して保存終了する。
^X (Ctrl + x) → y ↵ → ↵
archinstallを起動する
archinstall
諸々の設定をする。地域は日本、言語・文字コードは日本語-UTF8で設定。
Drive(s)
いつもはext4にしているが、今回は「スナップショット」を取りたいのでbtrfsを選択。
Bootloader
いつもはgrubにしているが、今回はsystemd-bootを選択。
Profile
Xfce4を選択。
Audio
pulseaudioを選択。
Additional packages to install (追加パッケージ)
日本語環境
fcitx5-im
fcitx5-mozc
fcitx5-configtool
noto-fonts-cjk
noto-fonts-emoji
noto-fonts-extra
コマンド
reflector
pacman-contrib
xdg-user-dirs-gtk
less
コマンド補完
bash-completion
ファイアウォール
ufw
gufw
アプリケーション
firefox
vim
gimp
redshift
yayインストール準備
base-devel
git
Github
github-cli
無線LAN
iw
wpa_supplicant
dialog
Bluetooth
bluez
bluez-utils
blueberry
スナップショット(btrfsファイルシステム選択時)
snapper
snapper-pac
Configure network
Use NetworkManagerを選択。
Optional repositories
multilibのみ選択。
以上の設定をしてインストール開始。
再起動後
reflectorやファイアウォール、日本語入力環境の設定をする。
フォルダ名の英語化は、僕はします。
Fcitx5の設定
環境変数の設定は /etc/environment に書き込む。(~/.bash_profile や ~/.config/environment.d/im.conf に書いてもうまくいかなかった……)
sudo mousepad /etc/environment
以下を追記して保存する。値はfcitx5ではなくfcitxを推奨。
XMODIFIERS=@im=fcitx
GTK_IM_MODULE=fcitx
QT_IM_MODULE=fcitx
yayのインストール
yayでインストールしたもの
VSCode
Google Chrome
Braveブラウザ
btrfs-assistant (Btrfsファイルシステム用)
おわりに
仮想環境を含めると何度インストールしたかもう数えていないArch Linux。
予定している使い道はプログラミングやdockerの練習。RustとかHaskellとかLispやりたいんですよね。
何か面白そうな情報が入れば、また別のディストリビューションをクリーンインストールする可能性は十分にあります。
参考
情報はすぐ陳腐化するので、ArchWikiの英語版で確認すること。日本語版も一歩遅れることがあります。