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世代の古いCPUのマシンからLinuxに移行
はじめに
サブ機として dynabook Satellite B553/J を使っています。
Windows更新を重ね、Copilotが搭載されたあたりで動作が結構遅くなってしまいました。そこで、第3世代CoreであるこのマシンはLinuxに乗り換えてしまい、メイン機の第6世代CoreレッツノートはWindows 10に戻しました。
まだSteamのWindows専用ゲーム積んでるので……
導入OS
Arch Linux 2023.12.01 (Kernel: 6.6.3)
Archinstall
中古で買ったためわかりませんが、この機種には無線LANが内蔵されていません。そのため、USBの無線LANアダプタ T3U Nano を挿しているものの、インストール時は認識されていないので、有線でインストールします。
地域や言語は定番の選択。他は以下の通りにしてインストール成功。btrfsファイルシステムはだめぽい?
archinstall実行前に、/etc/pacman.d/mirrorlist のバックアップをとっておいたほうが良いかも?
ミラーリスト:あえて変更しない
ファイルシステム:ext4
ブートローダ:Grub
デスクトップ環境:KDE Plasma
オーディオ:pulseaudio
ネットワーク:use Networkmanager
追加パッケージ:firefox git go
追加リポジトリ:multilib
日本のミラーリストを選んで進めたり、reflectorで最適化したりしたところ、追加パッケージ導入のときにリポジトリ参照でコケてしまいました。
インストーラで入れる追加パッケージは最小限に留め、OSインストール完了後にミラーリストを調整しました。見慣れないリポジトリはコメントアウト。JAISTも何故かうまく動かないので、筑波大のだけ有効にしています。
Archinstall完了後
"Would you like to chroot…?" にはyesを選んで更に手動設定。
まず、pacman -Sで諸々インストール。
noto-fonts-cjk noto-fonts-extra noto-fonts-emoji
fcitx5-im fcitx5-mozc fcitx5-configtool
iw dialog
base-devel bash-completion less xdg-user-dirs-gtk
/etc/environment に入れるFcitx5用のおまじないも、再起動前にvimを使って編集してしまいます。
※追記:wayland + KDE Plasmaデスクトップの場合、Fcitx5のこのおまじないはXMODIFIERSの行だけで良いらしいです。
USBメモリを抜くタイミングがよくわからないので、shutdown -h nowで電源を切ってから抜きます。
再び電源を入れ、キーボード設定とFcitx5の動作を確認します。
KDE Plasmaの設定は好きなように行います。
おわりに
この機種ならKDEの動作もまだ快適。また、USB無線LANアダプタも特にあとでgitで落としたりしなくても認識した(KDEのおかげかNetworkmanagerのおかげかはわからなかったが)ので、結果オーライ。
画面が15.6インチと大きいので、動画見るのにとても良いです。本体は重いので小回り利かないけど……
Arch Linuxで動作がもっさりし出したら、そろそろ本当の寿命でしょう。もしくはカーネルが少し古めの別ディストリビューションに乗り換えるか。とことん使い倒すつもりです。