Void Linux に Steam をインストールした
※トップ画像はCopilotに描いてもらいました。
Void Linuxで最もつまずいた箇所、Steamがようやく解決しました。
他のディストロのように steam パッケージをインストールしただけでは、起動はしても「32bit版ライブラリがないよ」というメッセージが出るだけで、そのまま終了してしまいます。
公式Wikiを見ると、そもそもsteamパッケージはnonfreeリポジトリにあるため、前準備が必要です。
幾度もググってフォーラムやRedditを見ても情報が古い…
最終的に、次のYouTube動画を見つけて真似したら動くようになりました。
ディストロは違いますが、Arch Wikiも参考になりました。
インストール、起動手順まとめ
リポジトリの準備
void-repo-nonfree
void-repo-multilib
void-repo-multilib-nonfree
これらを入れた後、sudo xbps-install -S を実行。
搭載ビデオチップに対応した32bit版グラフィックスドライバをインストール
これは正直、何が必要十分なのかよくわからないので、手当り次第インストールしました。Arch Wikiも参考に、グラフィックスドライバ、OpenGL、Vulkanのパッケージを入れれば動くんじゃないかと思います。
弊環境は内蔵Intelチップなので、以下のIntel用パッケージを入れました。
libva-intel-driver-32bit
mesa-intel-dri-32bit
mesa-vulkan-intel-32bit
これだけ入れればいけるやろ(適当)
そういえば、Arch Linuxでarchinstallを使ったインストールではオープンソースのドライバ全部入れてたっけな…パッケージひとつひとつは覚えていなかった。
steamパッケージのインストール
sudo xbps-install steam
でsteamをインストール。
すぐにはアプリケーションメニューに反映しないので、コマンドから起動するなり、再起動するなりすると良いと主ます。
これで遊べるようになりました。
ちなみに、温度センサー表示ソフトを入れて計測したところ、ゲーム中はCPU温度が70℃以上になっているようです。
他にも、動画視聴時やコンパイル・ビルド時も高温になります。90℃台になったときはビビりました。古いPCではあれこれ同時にやらない方が良いでしょう。クーラースタンドを使っても、80℃が70℃になる程度です。熱い。