青年期延長戦
やりたいことって何だろうか。これはやりたかったことなのだろうか。時折、頭の中を支配してくる疑問符。
漠然と、人の役に立ちたいと常日頃思ってはいる。ただ、本音の部分では自分が役に立ちたいと思える人の役に立ちたいだけなんだと思う。仕事をしていると、この人は・・・と思う人にも多く出会う。頑張った先の結果に、白き人の喜びだけがあるのではなく、限りなく黒に近いグレー色の濁りが混ざってしまう。
グレーになったのは、生い立ちのせいなんだとか、周りがそうさせたんだとか、外部的要因に帰結させて自らを納得させようとする人が多くいる気がする。きっと、その人たちのおかげで大きな社会がうまく回っているのだろうけど。
このように書いてみると、自分の考え方はつくづく面倒で損をしているなと思う。ただ、その中で安易に妥協を選ばないところが、自分を自分たらしめていると思ってしまうのだから仕方がない。