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イメージの力

先日、ナチスのユダヤ人迫害の際の人体実験の話を聴きました。
それは、ユダヤ人に目隠しをさせて、「今からおまえを出血多量でじわりじわり殺してやる」と伝え、肩に大きな重みのある斧を置き、本当は置いているだけなんだけど、そこから温かいお湯をポトポトと垂らすと、ユダヤ人はそのお湯を自分の血と勘違いして、3時間後には本当になくなってしまうという話です。

「あー、血が流れていく。自分はもう死ぬんだ。出血多量で死ぬんだと」と
死のイメージを持たせることで、本当に人間は死んでしまう実験結果が出たそうです。

逆の話で、高校時代にある先生から教えてもらったのは
交通事故で、見た目には絶対助からないと思えるけが人に遭遇したときは、絶対にけがの深刻さは伝えるな!ということです。本人を助けたいなら、ケガの深刻さは認識させず、本人には「大丈夫ですよ。この程度だったら全然大丈夫ですよ」と声掛けを続けたほうが、病院に運び込まれるまで持ちこたえることが多いんだそうです。

イメージは死をもたらすこともあれば、生を繋ぎ止めることもある。

すごくないですか?

心と身体って本当にすごく関りがあるんですね。

脳の思考は私たちを支配する。

これって、まさに幸せに生きるためのヒントですよね。幸せにいきたいなら、どんなマインドセットを自分自身にするか。それに尽きる気がしました。

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