
台湾ひとりたび。 ②初日&2日目
準備編はこちら!
桃園国際空港、台北駅、台湾高鉄、旗津島について掲載しています。
中部国際空港へ。
5/28の20:20頃、中部国際空港に到着。
この日、21時以降の国際線は4便ほど。国内線各地からの最終便が到着し、空港内はそれなりの人がいる。22:45発のため、Peachのカウンターはすでにオープンしており、チェックインのため私も後ろに並んだ。
20:27 チェックイン列に並ぶ
20:30 チェックイン完了
早かった。想像よりだいぶ。4便しかないんだからそりゃあ何もかも空いてるし、あとから気付いたけど、2時間半前にきっちりチェックインしてるのは子連れの家族と私みたいなウキウキ浮かれポンチだけだった。
やることもないので、中部国際空港4Fのおにぎり屋さんへ。数年前にグアムに行ったときも、ここでおにぎりを買った。今回はチーズおかかとツナ。これを抱えて出国審査を抜け、7kgのキャリーバッグを転がしながら電源を探す。
悲しきかな、暇を持て余しすぎ、スマホゲームをしたり友人と通話したり、ショップの9割がクローズして薄暗いゲート付近を散策したり。
思い立って、出国スタンプをおして貰いに行く。


左側のページに、出国スタンプがひとつ。めくった次のページの右側に、グアムのスタンプがひとつ。帰国したときのスタンプが左側にひとつ。各ページに1つのスタンプだ。まあ確かに、10年パスポートなのに3つしかスタンプがないんだから、これくらいの使い方がいいのかもしれない。使い切ることもなかろう。
「すみません、出国スタンプ捺してください」
夜にもかかわらず、にこやかな担当者さんが捺してくれた。

ぺら、とページをめくって数秒悩んだあと、担当者さんは1つめのスタンプの横に捺してくれた。 日本人らしさというか、何というか、性格がでている。
暇を持て余した人のメモ帳。
ここからは、暇に任せてメモ帳で記録を取っていたので、体裁を整えながら載せていく。飛ばしても問題ない。
21:00
おにぎりを食べる。
暇を持て余し続け、22:15ごろまで通話をしていた。ありがとう友人。
22:15
搭乗開始。パスポートを見ると、みんな緑だ。赤や青のパスポートは1割もいただろうか?帰国する台湾の人に囲まれながら乗る。
22:40
出発5分前だが、駆け込んできた3人組の荷物を押し込むところがなく、あっちへこっちへ。そんなこんなで出発時刻だがまだ出られそうになかった。
23:50(離陸から1時間後)
1時間しか寝れなかった。というのも、台湾の人がめちゃくちゃ機内でトイレに行く。常にトイレは使用中。指定席をとらなかったため、あてられたのが通路側の最後尾。トイレに行く人の気配と、トイレのドアをあける音と、それなりの揺れで眠りが浅くなる。あと、たまにトイレのシュゴッ!!が聞こえる。
台風1号の影響か、かなり揺れていた。シートベルトのサインは消えているが着用しているにこしたことはない。
0:31
離陸から1時間半ほど。いまどのあたりなんだろう?そろそろ九州は過ぎたかな。googleマップ、機内モードでもGPS拾うのかたまに現在地が出るけど、今は出なさそうだ。
0:37
ひたすらにがたがた揺れる。気流がすごい乱れているけれど、離陸直後みたいなマイナスGはなさそう。わたしは内臓が浮くのが好きなので安全なマイナスGは好きだ。ジェットコースター乗りたくなる。しかしまあ、横揺れなのでふわふわしない。悪路を走ってるバスみたいだ。
0:40
フリック入力の敵すぎる。揺れが。
ネックピローあってよかった。首が痛くなりそうだ。
0:42
ほとんど揺れなくなった。雲を抜けたかな?
着陸姿勢にはいることを考えても、40分はまだなにも起きないな…。
揺れが収まったので再びトイレタイムが始まった。何したらそんなにトイレ行くんだろう。あったかアイマスクがぽんぽんになっている。よく考えたらネックピローもぽんぽんだ。
ずいぶんと目が冴えてきた。寝たい。
ソリティアやるか…

1:00
機内アナウンス。あと1時間で到着とのこと。
1:05
再び揺れる。ソリティアとフリック入力の敵。
1:10
過去イチ揺れている。
この揺れでシートベルトサインつかないのに感動。震度4くらいある。ソリティアできないれ!、!、れ
※フリックで「!」と打とうとすると、ずれて「れ」になるアレ。当時のメモをそのまま掲載。
1:20
アライバルカードが配布されるが、オンラインで作ったので大丈夫なはず。大丈夫よね?
1:30
シートベルトサイン点灯 エンジン出力下げ。
乗ったときから思ってるけどアナウンスの音量がでかい
1:36
今気付いたんだけど、Peachの機内サービスでフライトマップあった。もう台湾目の前だよ。
フラップダウン。
1:46
ネックピローはへこんできた。着陸が近い。前のおじさん中国語のアナウンスでもリクライニング戻してなくて大変だった。離陸時もリクライニングしてて注意されてたなあ。みんな外見てる。市街地が見えるのかな。
1:52
ギアダウン。てか機内が急に寒い!!!!!!現地が暑いから冷房強くしたのかな?羽織もの、間違いなくいるなあ。
外見えないのに、機体の角度で着陸迫ってるの分かって自分がちょっとキモく感じた。乗り飛(?)あるあるだね。
1:56
ほぼ定刻で到着。
桃園国際空港に到着。食事をとる。
時差1時間。
1:10
機外へ。すでになんだか香ばしいにおいがする。香辛料とかの?おなか空いてきた……。
道中に両替機があったため、両替。パスポートを読み込ませても名前を間違えられ続け、4度目でなんとか両替。幸先悪いなあと思っていた。


1:27
少し歩き、入国審査を通過。すべてをジェスチャーで解決。お互い一言も喋らず終了。ありがたい限りです。こんな時間だけど、日本人わりといるというか、日本語が耳にはいるだけかな。
おなかが空いたので、空港B1Fのセブンイレブンへ。
先に悠悠カード作れば良かったんだけど、空腹に負けてそのままコンビニへ行ってしまった。
オタク満載の写真だが許してほしい。



計91元(455円)
立ち食いカウンターみたいなところで食べた。深夜のジャンク、うまい。固茹でのゆで卵が好きではないので、台湾コンビニで有名なゆで卵はスルー。
肉まんは想像より大きくフカフカで、具はぎっしり。
おにぎりのサイズは同じくらいだけど、中に具がぎっしり。
金額が日本と変わらないから円安を感じるけど、中身まで考えたらまだまだわりとお得だなあ……と思う。お茶は600mlがデフォなのか、全体的にでかい。こちらの烏龍茶は580ml。
そのまま隣にあるバスターミナルで悠悠カードを購入。
この旅はコンビニ頼りにする予定だったので、1,000元(5,000円)分入金した。最終的にちょうどいいくらいだった。
台北市内へ。
3:00
第二ターミナルへ移動、仮眠。
調べたところによると、第一ターミナル側で切符を買っても第二ターミナルで満席近くになると乗れない、と見たため、事前に無料連絡バスでターミナル移動をした。実際に第二ターミナルから乗ったのは3組だけだったが、混雑時間帯や季節によっては、第二ターミナルへ移動してから乗るのもいいと思う。

何となく音読みすると意味が見えてくる。
台北へは1819バス。座席にUSBのコンセントあり。私はここで持参したUSB-Cのケーブルが断線していることに気付いてしまった。
深夜も1時間に1本ずつ台北へのバスが走っている。

清潔な空港は深夜に働く方々のおかげ。
4:11
1819のバスに乗る。132元(660円くらい)。ほとんど寝ていたため景色などは不明。

汽車のことは分からないがきれいに展示されていた
5:03
台北駅に着いた。ホテルに荷物を預けたかったが、地下道が開いておらず大回りで移動。


5:19
ホテルに荷物を預けた。この時間帯は日本語が話せるスタッフの人がおらず、英語でやりとり(わたしはokしか言えない)でなんとかなった。
ついでにチェックインもしてくれた。空港で発券した支援金のメールを指示されたとおりホテルへ転送し、完了。
5:39
小腹が空いたのでファミマに。現地ならではのものを探したかったこと、まだ勇気がなかったため屋台には行けなかったというのもある。葱のパン(35元/175円)、四季春茶(30元/150円)を購入。お茶はファミマのプライベートブランドだったが、700mlあった。でかい。
※写真を撮ったつもりがなかった
6:00
高鉄(新幹線)のチケット引き換え。パスポートと、Webで予約した画面(※kkdayではなく台湾高鉄のHP)を見せたらチケットを出してもらえた。涼やかな顔のスタッフさん、日本のパスポートを渡すとうんうんと頷き、以降は小学生並の英語を話してもらい解決。

6:14
高鉄待ち。ひたすらに眠い。昨日夜からここまでに8,500歩歩いてるらしい。空港を散策しすぎた。
目指すは旗津島。
6:30
無事乗車。見慣れてるけど見慣れない文字の椅子を見ながら、数時間揺られる。


8:47
乗り換えなどをしつつ、一旦美麗島駅へ。
うわさの美しい駅とやらを見てきた。

駅の片隅に突然の猫。

猫

前者はBugcat Capooという台湾で10年くらい前からいるキャラクターのよう。Xアカウントもあった。やたら尻を蚊のような猫に吸われていたり、バイオレンスに物事を解決していたりする。
魚的報恩 pic.twitter.com/Gcjvt5Ee4S
— Bugcat Capoo (@bugcat_capoo_tw) May 15, 2024
後者はみかんちゃんという、ねこ駅長さんだ。リアルのお姿がある猫さんであり、私はお目にかかることはできなかったが、いい毛並み、大切にされていることは間違いない。
因みに台湾高雄MRTの橋頭糖廠駅の猫駅長はミカンちゃんです。 pic.twitter.com/9Vh2BduBVc
— haruo (@haruotpe) July 22, 2023
おもわぬ猫充をしてしまい、浮かれたまま旗津島へ向かう。
9:10
高雄の町並みを歩く。じりじりと暑く、7月下旬のようだ。
日傘にハンディファンで涼みつつ、旗津島行きのフェリー乗り場へ向かう。

フェリーは悠悠カードで乗車可能。
地元の人が自転車や原付で乗り込んでくるので、適当なベンチに腰掛けて出航を待つ。
湾内を航行するが、風がある日はやや揺れるため、乗り物酔いしやすい人は気をつけた方がいい。


9:30ごろ
旗津島に到着。まださすがに店は開いていないところが多かったので、海に向かって歩く。約10分ほどで着いた。


9:50
東屋で涼んだあと、商店街に向けて引き返す。
10時近くになると地域の人がどっと現れて、野菜や魚、日用品を買い求めていた。
1個20元(100円)の焼き芋を購入する。焼き芋のあの、焼きたての香りには中々あらがえない。そのままフェリーに乗り、高雄へと引き返す。
行きと同じ「健康」号だった。

西子湾駅のそばの木陰で、先ほど購入した焼き芋を食べる。ほくほくで甘く、とてもおいしかった。暑い中で食べる焼き芋も結構いいかもしれない。

画像が多く長くなるため、航空博物館編は次に続きます。
それでは!