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ETERNA ブリーチバイパスはLeica風な色味なこと
ライカさまの色あいという一つの幻想というか夢想に近いというかあるイメージが、ライカさま信者およびその周辺に漂っている。
しかしモデルごとに使用するセンサーがことなり色味にばらつきが出、それらしいのと、そうでもないのとに不統一感があるという事実に信者たちは当然きづく。
そのあたりを汲み取ってかQ3では「Leica Looking」というフィルターがあるらしい。それらしい色味をだそうとライカさまも努力されているのだろう。
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Leica M9とM10のあいだにはさまってめだたない240シリーズにはその色味があるらしい。わたしがかって所有し使用した246はモノクロ専用機だったので関係がなかった凹凸
そしてQ2にはその傾向があまりない。だからこそ、開発チームはQ3で頑張ったんだろう。
このライカさま風色味は、以前にも書いたが、おそらくは性能不足のレンズと同様に性能不足のカラーフィルムが偶発的に作り出してしまったという程度の代物で、しかしそれが信者の目には芳しく麗しいものに輝いてしまったのだ。
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だいたい距離計などという時代遅れの装置では正確なピントは得られず、そこでその場の雰囲気を掴み取ればいい、などという言い訳が大げさに通用してしまったところもなんだか胡散臭い。
と、信者ではないモノはいいたい放題である♪。
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取れないブドウは酸っぱい、というわけか?凹凸
いや、かくいうこの吾もかってM246を所有もし、いまやQ2さまを手にするゆえ、Wetzlar神殿にはいる免罪符をもってるのだよ信者諸君。
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それはさておき、本日の命題はフジフィムのETERNA ブリーチバイパスを使用すると、ほぼライカさまの色あいが得られる、とまあいわばけちくさい話なのだ。
一般に「銀残し」といわれるブリーチバイパスは、デジタル現像においては彩度を下げコントラストとシャープネスを上げることで得られる。
しかしフジフィムのETERNAでは彩度は低いがそれほどハイコンでカリカリのシャープネスではない。このあたりをうまく調整すればライカさまに近づけようか?
ライカさまに恋い焦がれしかし入手困難な若きマルビの諸君への何かしらのハナムケになれば幸ひなり。