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31歳にして初めてピアノを習い始めた話。

今年の6月から人生で初めてピアノのレッスンを習い始めた。
現在、31歳の自分。10代の頃からずっとピアノを習ってみたい気持ちを持ち続けていたが、なかなか一歩を踏み出す勇気が持てず、30歳を過ぎていた。
なんでこのタイミングで始めようと思ったか、特にキッカケがある訳ではないが、
ピアノを弾いている夢を見た翌日に、『よし!このタイミングしかない!』と一念発起して、音楽教室に駆け込んだ。

ピアノを始めてみての感想だが、今のところ、めちゃくちゃ楽しい。思い切って始めてみて本当に良かった!
まず、楽譜が何となく読めるようになっただけで、めちゃくちゃ嬉しい(笑)
『ジングルベル』が弾けるようになっただけで感動!!!(涙)
全然上手く無いけれど、ピアノの生音を聴けている時間がもう至福。
ごく僅かでも音を操れている感覚。たまらない。
集中して練習していると30分-1時間とあっという間に過ぎていく。

ピアノを弾いていると、思いっきり失敗する。
上手く弾けなくて何回も間違える。何回も…何回も…。
それがとても有り難い。思いっきり失敗できる環境。
社会人になって仕事をしていると、極力ミスしないように、守りの姿勢(?)を取りがちになる。そして間違えないように無難な道を取ろうとする。
失敗することがまるで悪いかのように。

ピアノを習い始めて最近感じているのは、
『何かの技術を習得する過程では、エラーやミスは避けられないし、その失敗経験こそ、成長・前進している証』
なのでは無いかということ。
ミスを許容してもらえる習い事。本当に有り難い。

『きっとこの先、練習を継続していくと、思いっきり壁にぶち当たったり、スランプに陥ることもあるんだろうな』
と想像している自分もいるが、今は、目の前にある練習に全集中して、技術を確実なものにしていきたいと感じている。


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