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お絵かき人体実験の総まとめ

◆お絵かき人体実験とはなにか◆

2021年1月からはじまった実験で
”暇な絵描きが頑張ると1年でどれくらいイラストは上手になるんだろう”
という単純明快な実験です。(きっかけはお仕事や家族のことなど、色々な要素が関係してきて長くなるので割愛します、とにかくまとまった時間が出来たと考えてください)

今は2022年7月だがお前は正気なのか
何故今更記事にするのか

1年を大幅に過ぎた理由についての理由は後述します。サボりです。
今この記事を書く理由はWindows11にアップデートしたらメモアプリとの同期が取れていなくてメモ用のテキストが全部消滅したからです。
記憶してる分だけでも忘れないうちに記事にしよう…という感じです。

2021年1月時点でのイラストとこの記事で届いて欲しい思い

当時描き終わったそのときに、全力で描けたな~って感じたイラスト2つ
コッコロママ…!

この絵を見て

「なんだよ結局元々絵が描ける人の話じゃん、はいブラウザバック」

って思った人がいるかもしれないから、一応言っておくと僕は絵自体は記事作成時点で大体14年間くらい描いてます。つまり上のイラストは描き始めから12年目くらい。

上を見過ぎだって怒られてしまうかもしれないけれど、厳しい話を自分自身にするなら、イラストを仕事にするという前提で考えたらぶっちゃけ才能はないように思えます。(この話は人によって感じ方が違うの僕の主観的な話として捉えてください)

それでも僕がこの実験をして、どうしても知りたかったのは

0点を50点にする方法ではなく
50点を60点に、70点を75点にする方法です

0点を50点にする方法というのは正直言って簡単です。
ただ「描く」それだけだと思います。

例えばお絵かき初心者さんがリンゴを描くとして
1回目のリンゴと100回目のリンゴを比べた時
ほぼ確実に上手になってると思います。
形が~とか、色が~と拘り出すのは50点以上を目指す人の話で
50点というのはリンゴを描くという反復練習だけで
特別何かを意識しないでも到達できる領域に思えます。

何が言いたいかと言うと、初心者さんの「描く」という行為は
上達する上でそれだけ莫大なウエイトを占めているということ
もちろん正しい知識をつけながら描くことで更に効率は跳ね上がる
とは思います。

と言うことで、ならば
「100点になるまでリンゴを描きまくってればいいのでは?」
と思うのですが、50点を60点にするのにリンゴをただひたすら描くだけでは効率が極端に悪いのです。
なぜなら0点から50点まで「描く」ことで点数を稼いだ初心者さんが
「描く」ことで得られる経験(発見と言い換えてもいい)というのは
初めてリンゴを描く人よりも圧倒的に少ないからです。

50点からの効率の良い上達方法を僕が自ら色々なアプローチで考えて
実行していく、それだから人体実験なのです。
そして「初心者は脱したと思うけれど、そこから上達するのが難しい」
と考え、悩んでいる人の一助になれば嬉しいなと!


お絵かき実験1日目~


ここからは、ある程度時系列順に僕が取り組んだことを紹介していこうと思います。(日数は大体です)

まず真っ先に思い浮かんだこと、それはイラストの教本から学ぶことです。
本から学ぶということは、僕にとっては体系的な学習をするということです。それまでまったくと言って良いほど絵に対して勉強をせずに、描いてきた僕には良い薬になるのかもしれない、と思い人体を広く知れると思った


ソッカの美術解剖学ノート

から始めました。

お絵かき界隈では何かと有名なこの本ですけど、ページ数が600を超える
とんでもなくページ数の多い本です。
ページ数が多い分、値段も高い本ですが…(コスパは良い)
内容はというと
人間のパーツ(腕とか足とか)は何故このような形や役割、動きなのか?
というのをただただ美術解剖学的に暗記するのではなく、人類の進化の過程の中で知れるという少しだけ変化球気味な構成です。
ですが、その相性自体は絶大で普通に覚えるよりも圧倒的に身についた(記憶できた)と思います。
この本を読む前は筋肉は上腕二頭筋と腹筋くらいしかわからなかったけど、体表する筋肉30個くらいは今でも部位と名前が一致すると思います。
ページ数から察せる通り、体の隅々まで勉強できるので僕みたいな

独学でやってきたから、人体について知ってる部分と知らない部分がごちゃごちゃ

になってる人に特にオススメです。この本で一旦しっかりした体の知識の土台を作っておくと、後から勉強する部分の補完が楽になります。

書き忘れていたけど、この本を含めてイラストは大半模写してます。文字もきちんと纏めてます。
美術系・イラスト系の本は読むだけではほとんど意味がないと思うので模写や実践を交えることが大事です。


お絵かき実験30日目~


一ヶ月かけてソッカを終わらせて気付いたことは
そもそもラフやアタリ自体が適当で、描き込む前段階で躓いてるってこと。
そんなわけで

たてなか流クイックスケッチ

をやってみました。

ジェスチャードローイングはクロッキーと少し違って、見ている対象からリズムや流れを取り出す感覚に近いです。この本を実践するとラフに対する意識とか、気軽さとかメンタル面でもかなり楽になるので
時間だけがかかって、アタリやラフが上手くいかない人
におすすめです。
クイックスケッチなだけあってちゃんと読んで、ちゃんと実践しても
読み終わるまでそこまで時間がかからないのも○。

この類のものは自主的に継続していかないと(クロッキーなども)
意味は薄いと思ったので、ここからしばらくクロッキー、ジェスチャードローイングしていった記憶があります。

後、たてなかさんの絵に対する考え方がとても素晴らしいのでその部分でもオススメです。


箱と円筒で描く モルフォ人体デッサン


たてなか流クイックスケッチがすんなり終わってしまって余力でやった本。人体デッサンを記号的(箱と円筒)に考えて描けるようにするための本。
たてなか流クイックスケッチとこの本になんの関係性が?と思った人もいるだろうけど、僕がこの時考えていたのは
”想像だけで描いた人体の説得力を向上させる”ということです。
人によっては想像だけで描くのはNGだって人もいると思うけど
僕は全く逆で、究極的には想像だけで絵を描けることが到達点の一つだと思ってます。もちろん闇雲に想像力だけに頼るという話ではなくてこういった本の内容を頭に入れて、という話です。


お絵かき実験60日目~


30日目から引き続きラフ・アタリ・クロッキーなどの絵の基礎部分(人体のではなく)を引き続き練習していました。

どんなポーズも描けるようになる! マンガキャラアタリ練習帳

この本は他の本より少し初心者さん向きの本ですが難しいポーズもあり
完成形のイラストがあるので
どういうシーンでそのラフを使うのか”というのがわかりやすかったです。

あまりラフやアタリを上手にかけない人にありがちなのは、アタリやラフの描き方や形が1つのパターンだけしかなく、それに無理やり当て嵌めて描いてしまうことです。(結果不自然になる)

完成形があるとポーズを逆算できるので、脳内で自分のイラストの完成形を想像した時にアタリの形を最適化出来ると思います。

総じて
アタリの描き分けがよくわかっていない人
にオススメです。この時久々に二次元っぽい絵を描いて楽しかったです。


ビジュアルヌード・ポーズBOOK

美術的な本とはいえ、一応女の人の全裸が乗ってるのでリンクは無しで。
R-18本なので買うのは大人になってから!

ヌードポーズブックは本当に使い道が沢山あって
クロッキー、デッサン、模写(色付き)、ライティングの参考、筋肉の確認等など非常に有用です。エロ本にもなります。
当時の僕はクロッキーの画像として使用しました。

別のバージョンなども持ってると自分の描きたいイラストに則した参考資料として大いに役に立ちます。
近頃はインターネッツでも沢山そういった画像は見れますが、
あらゆる面で統一された画像がまとめてあるというのが一番の強みです。
後は自分が好みの人を描くのはやっぱり楽しいものです。
好みの人を選びましょう。(ポーズとか小道具とか違います)


お絵かき実験90日目~



スペースドローイング


ここまで人をずっと描いてきて、人に飽き始めてきたので背景の本を挟むことに。ちなみにこの時の僕は背景なんて微塵もかけませんし、パースも理解してません。

パースの基礎をしっかり解説した本。
正直初歩的なパースのことを解説した本は沢山あって、僕がこれを選んだ理由は表紙が素敵なイラストだったからです。
本文も素敵なイラストと優しい感じの雰囲気で楽しめます。

そんな訳で
優しくパースについて知りたい人、丁寧すぎるくらいが好きな人
にオススメです。

しかしながら僕自身が勘違いしたからあえて言うけれど
”この本を読んだからって背景は上手にならない”
この類の本はパースの理解を深める本であって、直接的に背景が上手になる本ではないのです。
もちろん今になってみればそんな事当然だし、この本もめちゃめちゃいい本なんだけど、この時点では僕はその事実に気が付いていなくて
パースという背景の核(だと思っていた)の部分を学んだのに
全然上手に背景が描けないってなってました。(自分のせいなんだけどね)

実際はパース自体が背景を理解するための概念なので、
算数で言えば計算方法を教えてもらっただけです。
きちんと答えを出してこそ背景は上手になるので、パースだけを学ぶのではなくきちんとパースを使った実践的な背景を描きましょう。


いちばんやさしいパースと背景画の描き方

次に読んだ(模写した)のはコレ
当時どこかで絶賛されていたのを見て買ったやつ。
同じ話になってしまうけれど、この本を読む前は
「背景はパースさえしっかりしてれば上手に描ける」
って思ってたので「この本に建築要素いる?」って思ってた(本気)

ここまでの話の流れで気付いた人もいるかもしれないけど、
背景に必要な要素は当然正確な”パース”だけじゃないです。
この本は背景に大事な要素の2つ目”スケール感”を養ってくれる本です。
スケール感というのはほとんどそのままの意味なんですが
物の大きさ・サイズ感(寸法)です。
これが養われてないと、嘘みたいに大きいテーブルとか、すごく小さいエアコンを描いてしまうのです。
厄介なことにスケール感というのは相対的に決まる上に、パースが合ってるからといってスケール感が正しくなるということもないので意識出来ていないとほぼ確実にずれます。
スケール感を正すために必要な知識は物体ごとの”正確な寸法”です。

テーブルは地面から70cm程度の高さに天板がある とか
畳1畳は約180cmx90cmで大人が一人寝転ぶことが出来る とか
日本の天井の高さは平均は2.4m とか

そういうことを知ることで地道にスケール感を養えます。
全然知らない背景を描いたとしても常に違和感の正体がスケール感にあるという可能性を考慮できれば、それだけでも全く違うと思います。

話が逸れてしまいましたが、この本は基本的なパースの知識に並行して、所狭しと寸法が書かれています。
これだけ寸法について書かれてれば、背景とスケール感(寸法)の関係性について鈍感な僕でも気付けました。

この本は
とりあえずパースは学んだけど背景が上手に描けない
そんな人にオススメです。(もちろんパース知らなくてもこの本で勉強出来ます)


お絵かき実験120日目~


吉田誠治作品集&パース徹底テクニック

引き続き僕の中の背景学習ブームが終わらず、人気のこの本も手にとってみました。(電子版だけど

タイトルをしっかり読まずに買ったからページを開いて気付いたけれど、
前半は画集でした。見て楽しむことが出来るのはもちろん、とても上手な方なので文字が無くても吸収出来ることは沢山あります。好き。

その後は、パースを使わないで背景を描くアイデアや効率的な背景の上達方法、基礎的なパースなど背景にまつわる様々なことを浅く広く網羅しています。
いくつかイラストメイキングがあり、色の置き方や背景の描き進め方など、とても参考になります。

なのでこの本は
背景は実践で学びたいけれど最低限の知識やコツは欲しいという人、理屈よりも見て学ぶ事を重視してる人
にオススメです。

そして僕が当時この本を読んで真っ先に思ったのは「理論を詰める前に実践で描いた方が上達するのかもしれない」ということです。

ここまで本の内容を模写することはあっても、自発的に背景を描いて無かったので、この記事の最初の例で言えば僕は50点になるまでリンゴをひたすら描くことをしてきていないのです。
それなので理屈ばかりを詰め込んで頭でっかちになっている気がしたのです。そして今だから客観的に思い出せます、この時は頭でっかちになってます。と言うよりも背景に対する苦手意識が強く出すぎていて本をなぞる(模写する・読み進める)ことで自発的に背景を描いてない自分を正当化していた気もします。


そんな事を自覚したので試しに一枚描いてみた時の絵

無駄に五点透視…何故…

なんとも言えない出来ですね…
添景が少なくて掴みどころがない”無”って感じの絵です
そしてこの一枚だけを描き、逃げる様に次の本に進んでいくのです…


基礎から実践まで全網羅 背景の描き方


この本はパースを説明したりする本でなく、背景や風景を”描く”本です
タイトルに嘘偽りの全くない素晴らしい本です。(誤字はかなり多いけど)

幸か不幸かこの本は、とにかく”描く”必要があります。
自然物も多いので模写というよりは手順をなぞってオリジナルを描く
というイメージです。つまり…僕が最もしてこなかったことです。
(この本で僕が描いたものは、まぁそれはそれはひどいものでした。)
ここで言う「基礎」というのは例えば木、地面、花など1つ1つの物のことで、「実践」というのは、それらを複合させた背景のことです。
つまり、木の描き方を学び、地面の描き方を学び、花の描き方を学び…
章の最後で草原を描く、と言った感じの構成で進んでいきます。

ここで背景の大事な要素の3つ目、”質感”を養えます。
人を描くだけだと質感をコントロールすることはそこまで必要としない
場合もありますが、背景を描くとなると質感は大事な要素になってきます。
質感は描き込むことよりも効率的に”らしさ”を表現できる部分だからです。

僕は上記の背景の本で(パース系含む)この本が最も力になったと感じます
何故かって?一番量を描いたからです。一番色々な物を描いて、一番
色々な描き方を知ったからです。故に勉強になります。
本当にそれだけです。
僕のように気が付いたら楽な方に流れてしまう人、苦手意識があるけれどそれでもどうしても背景が描けるようになりたい人
にオススメです。というか背景描きたいならどんな人にもオススメです。


自信が無くなった僕はここで別の方向性を考え始めます。


マンガでわかるキラとマリアの 背景が描きたい!3DソフトBlender編

僕は自らのあまりの手描き背景のセンスのなさに
3Dは背景でアタリを取ってそれを塗るのが
楽だし早いし崩れないのではないか?
と思って読んでみました。

一応絵描き目線のブレンダーの説明をいれておくと

ブレンダーは無料の統合3Dソフトでイラストや漫画の”アタリ”に使う場合
(細かい部分は手描きするとして)

・大まかなレイアウト(物の配置)
・モデリングによる大まかな形
・ライティング(陰影)
・カメラアングル

などを3D上で再現出来ます。

部屋などのアタリを3Dソフト上で作ると、別角度から作画する時も
回転させるだけで整合性が取れた状態の再現が出来るので同じ部屋が複数回出てくる可能性のある漫画やCG集を作る人に人気なイメージです。

この本はブレンダーの基本の操作方法から、机や椅子といった比較的簡単な物を作ったり、そういった物を漫画の背景にする方法(線画にする方法)
が書かれた本です。

僕としては新しい扉を開くための素晴らしい一冊になったのですが
ブレンダーは記事作成時点(22年7月)でバージョン3.2です。
この本はバージョン2.8対応のものなので、少し古いです。
ブレンダーはバージョンが上がると新機能が追加されたりして
画面のボタンの配置が変わったり、新しい操作が加わったりするらしいので
本でブレンダーを学びたい人は基本的には現行のバージョンと同じ物
ないしは近い物を買う事を推奨します。

入門Blender2.9 ~ゼロから始める3D制作~

ブレンダーが思いの外好感触だったので、もう少し学んでも良いかもしれないと思い購入した本。
ブレンダーの導入から操作方法、3DCG特有の各種用語などの基本から書いてあります。各章ごとにブレンダーの主要機能を1つ1つ全て使っていく感じの本で、僕は触らないであろう

スカルプトモデリング(粘土みたいにモデリングする方法)
アニメーション
アーマチュア(骨入れ)

あたりは飛ばしたので、内容を知りません。(ごめんなさい)
なにせこの時の僕はこれまた視野が狭く
「俺が上手になりたいのはメッシュモデリング(頂点編集でモデリングするタイプ)なんだよ」
と思っていたので…

各種機能を触れるのでブレンダー始めたばかりの人
イラストの補助として使う人の他に
3DCGだけで何かを作りたい人やブレンダーの中で何か作品を作りたい人
の最初の1冊にオススメです。
この本も2.9までの対応
なので、アップデートでの挙動の差異に不安を感じる方は現行バージョンに対応した本を買うと良いと思います。


お絵かき実験150日目~


YouTubeのブレンダーチュートリアル動画

ここに来て本以外の勉強方法です。
ブレンダーは導入が無料のソフトなので
現在YouTubeには沢山のチュートリアル動画があります。
他の3DCGソフトと比べても圧倒的に数があり
日本語でもいくつも見つけることが出来ます。
実際に僕がブレンダーの勉強に使った動画と
良いなと思ったもの勝手に紹介します。

3D Bibi 様

Yuki's blender school 様

M design 様

操作が複雑な3DCGソフトを学ぶの上では”動画”という媒体との相性が良くて、個人的には本で学ぶよりも楽しいし、楽だなと感じました。
何より自分で作ってみたいと思う物のサムネイルをクリックして最後まで見ると、自分でも同じものが作れるというのが単純に楽しかったです。
たくさん動画を見て学ぶと、それまでに使っていなかった機能や同じ物を作る場合でも効率的に作る方法など、少しずつ上達していきます。

ただし、動画と同じ事をするだけでは機能に慣れることは出来ても
自分が作りたい物を作る力が養えないとものちのち感じました。
真似は出来ても、創作が出来ないのです。(実際に僕はそうなりました)

例えばこの時僕はスプーンをモデリングする事は出来ますが
フォークはモデリング出来ません。
何故なら動画の真似をしただけなので、
”フォークの作り方を一から考えてモデリングする”力がないからです。

この真似で作れる物と自分自身のみで作れる物のギャップは案外溝が深く
人によってはかなりもどかしく感じるかもしれません。

対策としては動画で見た物を作るのと同じくらい
自分自身で作りたいと思った物を作ってみて試行錯誤をすること
です。
(もちろん基本操作とかを覚えた後の話です)

そんなわけで初めて自主的にモデリングしました。
参考資料が色々な角度から撮れて小さい部屋ということで
自分の家のお風呂を作りました(ブレンダーを学んで1ヶ月目くらい)

我が家のお風呂(習作)
別角度から(ちょっと物が増えてるけど)


試行錯誤をしながらモデリングやマテリアル設定(質感設定)をするのはとても時間の掛かる事ですが、とても勉強になります。
自分の中での目標が低く設定されていたのか、僕としては比較的満足いくレベルまでになったのでブレンダーの練習はここらへんで一度終了しました。

(次回ブレンダーを本腰入れて練習する時にはアタリではなく、直接背景に使えるレベルまで昇華出来たら良いなと思っています)

3DCGについての余談

僕は普段CLIP STUDIOを使ってイラストを描いているのですが
CLIP STUDIOにも3D素材があります。
ブレンダーを触る前はほとんど使うことは無かった機能ですが
3DCG特有の視点移動の感覚や物を配置する感覚がブレンダーを
通して養われていたみたいで、気が付くと使えるようになってました。

そして、最近はイラストを描く人でも3DCGソフトを上手に活用して
クオリティの底上げをする人が増えていると感じます。
僕みたいな古いタイプの人間は
「2DCGと3DCGは全くの別物」とか「なんとなくズルい」
みたいなイメージが先行してしまいがちですが

現代は絵はクオリティが上がるならば手段を選ばずに妥協しない、まさに
「使えるものは何でも使う」
時代になってきたなと感じます。
(それによって多様性が出てきたとも感じます)


動きとシワがよくわかる衣服の描き方

人体をある程度勉強したし、背景もある程度齧ったので
少し発展させて衣服を練習することにしました。
僕は超がつくほど服が苦手なのでこの機会に克服できたらなと思いまして…
内容は非常にシンプルです。
まず服の構造を知るページがあり
その後に動きによるシワの出来方が載っています
それがシャツ、スーツ、スカート、更には靴などに分類分けされていて
これでもかってくらい図解されています。
納得できる漫画的なラインのシワをしていて、見てても描いてても気持ちが良いです。
この手の「衣服のシワの本」は二種類のタイプがあると思っていて

理屈はほどほどにして、ひたすら模写して頭に叩き込むタイプの本

シワを記号化して、どのタイプのシワがどこに使われているか知るタイプ

があると思ってます。
この本は前者です。

どっちが良いとか優劣をつける気はないですが、向き不向きがあるのも事実なので、自分に合う方で勉強したら良いと思います。

なのでこの本は
漫画的なラインのシワを動き別で頭に入れたい人
にオススメです。

ここから注意なのですが
リアルなシワを線ではなく塗りで表現する場合は
現状だと本で学ぶよりも写真模写が一番力になると思います。
Pinterestなどに資料は沢山あるのでそれをしっかり模写しましょう。

というのも最近の衣服の塗りの流行りはかなりリアル寄りなので、
ほとんどの場合、リアリティ=上手さです。
現実感のある絵を描くのは模写で最も鍛えられる部分なので
画力さえあればデフォルメの能力はそれほど必要とされない
ある意味で一番難しく、ある意味で一番簡単な部分です。


お絵かき実験180日目~


ちょっぴりHなおんなのこの描き方 超描けるシリーズ

この本もアマゾンだと年齢制限があるので、リンクは無しです。

基礎部分を積み上げてきて、とうとう所謂”萌え絵”の描き方まで到達しました。
ここまでで180日ほど経っているので”萌え絵”を描くのは実に半年ぶりという事になります。(模写だけど)

この本はSUKEBE絵描き界隈だとかなり有名な本です。
発売日が2016年7月となっているので、もう6年前になるんですが
今見てもとにかく画力が高いです。

方天戟先生というとてつもなく上手な先生がイラストを描いた本で
女の子を女の子っぽく描くコツが沢山載っています。

基本的な女性の人体バランス、女性特有のライン、胸の描き方や
女性らしい仕草、女性らしい魅力的なポーズなど
とにかく女性を可愛く、そして少しHに描くことにフォーカスした本です。

何もかもが素晴らしい本なのですが
このレベルの専門性になって来ると
どうしても普遍性がなくなってきます。
つまり、誰にとっても正しい情報とは限らなくなってくるのです。

この本を例に言えば
方天戟先生のイラストは僕の描く絵よりも
ムチムチしていて肉感があります。

なので紹介されている魅力的な腕のライン、足のラインなども
”ムチムチのキャラクターならでは”の魅力的なラインなのです

勿論本の中には僕の絵柄でもそのまま使える美しい部分がどこかにあります
ですが100%自分のイラストに反映出来るかと言われると答えは「No」です
こういった専門性が高い本は
自ら自分の絵柄に落とし込む努力が最低限必要で
時には知ったことをばっさり切り捨てる必要も出てきます。


この取捨選択の難しさこそが
50点を60点にする上で難しい事の一つです。


初心者を脱した人にあちがちな事としては知った情報、学んだことを
精査せずにひとまず盛り込んでしまい
まとまりのない絵になってしまうことです。

ここで勘違いしないで欲しいこと、注意しなければならないのは
まとまりのない絵を描いても良いということです。
何かを取り入れた時に上手にまとまらないのは至極当然のことです。
そんなことが失敗なく出来るのなら間違いなく貴方は絵の才能があります。
それよりも恐ろしいのは
”まとまりのない絵を描くくらいなら新しい事を取り入れないぞ”
と保守的になることです。
何かを取り入れないと”洗練”以外ではイラストは上手になりません。

というわけで話を戻すと、この本は
基礎的な部分をある程度把握し、イラストの情報を取捨選択しはじめた人
つまる所、中級者くらいの人にオススメの本です。

お絵かき実験210日目~


先程と同様、少し専門性が高くなるので相対的に普遍性は少し低いです。(簡単に言えば多少人を選ぶ情報です)

mignonがしっかり教える「肌塗り」の秘訣

お腹で有名なMignon先生が教える肌塗りの本です。
この本の内容を一通り実践してみて、一番感じた事は
とにかく肌塗りの再現度が高いことです。
高い所の騒ぎじゃないです。Mignon先生とほとんど同じに描けます。
勿論、影を入れる場所やライティングで差は出ると思いますが
色使いはマスク塗りという少し特殊な塗り方なので完全に同じになります。
ただし完璧に同じに色使いにするにはフォトショップを使用して塗る必要があります。フォトショップにはレイヤースタイルという絵描き的には目玉機能がありその機能の一部を使うからです。
だからといってその他のイラストソフトでは再現出来ないのかと言われると85%くらいは真似出来ます。
その差の15%にどれだけ価値を見出だせるのかは人それぞれだと思います
ただ、前述の通り専門性が高い技術ほど、刺さる人には刺さるのです

勿論基本的な肌の塗り方、イラストメイキングや服の塗り方なども
載っています。
ゲーム会社の塗りような整然とした塗り方
が好きな人には非常にオススメ出来ます。


複数のヌードポーズブックの模写(色まで)

美術の本ですが裸体ありなのでリンクはなしです。複数だしね。

先程のMignon先生の本で学んだ肌塗りを生かして、ポーズブックの模写をし色をつけるという遊び勉強をしました。
ですが、リアルの人のシルエットと外連味のある塗りは相性が
そこまで良くないと感じたので途中でやめました。

お絵かき実験240日目~


画づくりのための光の授業

光の本と言えばみんな大好きカラー&ライトですが
僕にはあの本が難しくて読めなかったので
少し簡単だと書いてあったこちらを読みました。
これは文字通り読むだけのもので絵を描くプロセスが書いてあるタイプの本ではないです。光の現象やその理由、人間には何故その様に見えるのか等
ライティングをする上では知っておきたいことが沢山知識として吸収できます。
最近何かと流行りのサブサーフェイススキャタリングや、オクルージョンシャドウ、屈折など原理がわかれば絵に活かせる事も沢山載っています。
光と影を強く意識したイラストを描く”
事自体が最近になって着実に評価されてきていて、流行りでもあるので
まだ本格的に勉強したことがない方はどこかで一冊勉強してみても良いと思います。

(この時期は少し違うことで慌ただしくしていたのであまり時間がとれておらず、移動時間や外の待ち時間でちまちま読んでいました)


お絵かき実験270日目~


本来の予定ではここまでで本での体系的な学習を終えて
丁度最後の3ヶ月間を

”さいとうなおき先生の3ヶ月練習法”


としてやっていこうと思っていたのです…
(知らない方は調べてみてください)

僕の肌には方針的にあまり合わなかったみたいで違和感を持ったまま
最初の1ヶ月くらいは少し頑張ったのですが…
有耶無耶になってしまいました。
そんな訳で、特別な事を意識することも無くイラストを描いていました。
ここからは本の模写とかでなく実践として絵を描く事にしていたので
当時のいくつかイラストをのっけておきます。

なるべく肌成分は少なめのやつを選んだけれど、ちょっとエチです。
嫌いな人は気をつけて。後全部二次創作です。

2021/11/16              2021/10/14                       
2021/11/23                                                                2021/12/21                                                            



この締まらないまま、ずるずるこの企画は終わるのか…?
と思っていた所にひとつやりたいことが出来て追加

どうしまが本気で教える「服」の塗り方 フェチが芽生える作画流儀

そういえば、服のシワは描いたけど、塗りは練習をしていなかったなあと思い立ち、購入。
相変わらず服は苦手だけれど、避けては通れぬ道なので…
この本では比較的あっさりめ、かつ今時っぽい塗りが練習出来ます。
”○○が教えるシリーズ”はどれも描いたものの再現度が高くなる気がするので上手に描けたなって気持ちを大切にしてる人にオススメです。

お絵かき実験1年経過から~今日(2022年7月)まで


本当は一年で終わるはずだったお絵かき人体実験ですが、締まらない最後に
不服だったのと
改めて2021年を振り返って思ったのは
結局殆どの時間で本を読んで模写をしていただけ
だったという事。
これでは僕が考えていた実験ではなく、ただ
絵は本を読んで上手くなるのか?という実験
でしかないなと思ったのです。

恥ずかしながら、今までまともに何かを勉強したことがなくて
インプットとアウトプットの割合が99:1くらいになってました。
とても効率が良いとは言えない方法だったように思います。
そんな反省を生かして
もう1年本以外のアプローチを含めやってみよう”
ということで延長戦を開始したわけです。
と言っても絵を描いていく日々の中で
思いついた事を実行していくだけなのでextraとして紹介していきます


お絵かき実験extraその1 Skeb


まずは延長戦の1つ目として少しだけSkebを受け付けてみました。
他人からのリクエスト内容に答えながらイラストを描くことで
自分が無意識で避けている普段描かないものが描けると思ったからです。
それとこれは僕だけなのかはわかりませんが
とにかく責任を感じたくないので、基本的にお金の対価に絵を描く
のが苦手です。
ですが、少額でも”絵の対価にお金を頂く”事をしていかないと最低限のトレーニングにならないと思ったのです。(この時のskeb料金は500円でした)

効果のほどは定かではないですが、お仕事をするならば自分の描きたいものだけを描いて生きていくことは出来ませんから
その練習に丁度いいと思いました。
値段も自分で決められるので不安なら
自分が納得出来る料金まで上げたり、下げたりすればいいだけですから。

イラストのお仕事の練習をしたい
気軽にイラストでお金を稼いでみたい
そんな人におすすめです


お絵かき実験extraその2 描くスピードを上げる


色々な事を学んだおかげで知識は増えましたが
元々遅筆なのに更にイラストの完成までが遅くなりました。
なんとかせねばと思い
今まで3~4日で1枚のペースで描いていたのを
2~2.5日で1枚のペースで描く事を意識して1ヶ月間過ごしました。
(2022年2月中)
残念ながら絵は見せれません、全部エッチな絵だからです

僕なりの答えはこちらです

速く描いた絵は平時よりもクオリティは下がります。
ですが
「もっと時間があればクオリティは上がったのにな」
というのは当たり前の話です。
時間があればあるほど、その時間を使ってクオリティをあげられます。
少なくともこの実験で僕が気付いたことは、描くスピードを上げるには
速く描くという意識を持って描かなければ絶対に速くなりません
速く描くというのも曖昧なので正確に完成までの時間を決めたほうがより
意識出来ると思います。

初めから決まった時間の中で絵のクオリティを最大化するために
何を描き、何を描かないのか、その順番や選択の上手さこそが
描く速度に直結する要素です。

それと注意が必要なのですが、この描き方をする場合
同時に新しくなにかに挑戦することはしないほうが良いです。

良く聞く話ですが
速く描く力というのは加速力に置き換わります。
・今まで出来ている事の時間効率をよくすることです。
対して新しく何かに挑戦するということは最大出力に置き換わります。
今まで出来なかった事を出来るようにすることです。

単純に考えていつもより短い時間で描こうとしているのに
いつも出来なかった事を出来るようにする
のはとても無理があります。
上下2つはそれぞれしっかり切り分けて考えて
新しくなにかに挑戦する時はうんと時間をかけてみてください


お絵かき実験extra余談 スランプと向き合う


実は今年の3月~5月中旬までの間
全く顔が描けなくて、毎日ずーーーーーーと顔を描いてました。
どうしても描けない時はゲームなどして気分を紛らわしてたのですが
ひたすら「何をやってるんだ」という罪悪感がだけが募るだけでした

というのも僕は
絵の調子というのは結局は能力不足から来ていると思っているので
上手に描けない波にぶち当たっても、自分の実力不足だなと納得できる
タイプだからです。
なので絵を描き始めて以来、大きなスランプになった事は一度も
ありませんでした。

ただ実際にはそれは違くて僕はただ運良く
絵を見る力(観察眼)実際に描く自身の絵(画力)のギャップが
大きく離れることがそれまで一度も無かっただけでした。

この部分が大きく離れ過ぎると理想と現実がずれすぎて
何を描いても不快に感じます。
ですが厄介なことに絵を見る力は結局は自分が描ける最大値でもあります

対処法は人によって様々だとは思いますが、

  • 他人の絵を見ない

  • 理想の人の絵を徹底的に真似する、トレスでも良い(公開はしない)

  • 時間経過

このあたりが有効だと思います。
簡単に言えば、
観察眼の成長を止めるか
自分の画力を一時的に上げるか
時間経過で忘れるかです。

とにかく観察眼と画力のギャップを埋めれば
気持ちが落ち着くというものです(経験談)

お絵かき実験extraその3 ポーズソフト


ポーズが浮かばない時や、複雑な構図の時に
楽に使えるのがポーズソフトやポーズ集です。

僕はお絵描きが好きですが
それと同じくらい楽してお絵かきするのも好きなので
結構な頻度でポーズソフトを使います。
ある時に悪魔的な考えがよぎって
アタリに使うのではなく
(顔を除く)ポーズソフトのトレスをした時に
最もイラストとして自然なのはどれだろう?
と思ったことがあります。
それを確かめてみることにしました。

ポーズソフトで代表的なのは日本だと

  • クリップスタジオの内蔵機能の3D

  • デザインドール

  • DAZ STUDIO

  • EasyPose

になるのかな?
上3つは使ったことがあるのでこれから少し語りますが、
EasyPoseについては詳しくないのでここでは除外します。

CLIP STUDIOの内蔵の3D

違和感のないポーズによっては
殆ど修正せずにそのままで、まあまあくらいのイラストになります。
ですが身長体重などのパラメータの幅が少なくて、体型の汎用性や
細かい部分の自由度は低めです。あと動かすのが面倒くさいです。

デザインドール

デザインドールは正直、トレスしてそのまま使うのは
やや難しい
と個人的に思います。関節の繋がりが不自然だったり
筋肉の繋がりが甘いので、やはりアタリ向きです。

その代わりに身長や体重、体型、骨格等が直感的に変えられるし
動かすのも簡単だし、パースの項目が多い上に嘘パースまでつけられます。

※無料版と有料版(7000円ちょっとだったかな?)があります。
機能自体はほぼ同じで保存出来るかどうかだけだったと思います。

DAZ STUDIO

DAZ STUDIOは使うフィギュアによりますが
デフォルトのもの(Genesis8)
だと想定しても、基本的にどんなポーズも破綻がないので
そのままトレスするのにとても向いています。
体型や身長もある程度変えられます。
しかもこのソフト自体は無料です。
人によって厳しい部分としては英語がある程度わからないと
少し面倒
なことと、より自由度の高い体型などにする場合や
フィギュア自体を出来の良いものにする場合などにお金がかかることです。


3つを画像で表示するとこんな感じ

クリスタ       デザインドール         DAZ  

DAZの胸が超大きいのは趣味ではなく、この大きさまでコントールすることがクリスタとデザインドールには出来ないからです。(この大きさは有料の追加スランダーを使わないと無理です)


お絵かき実験extra突然の終わり、最終結果


事件


実は上で紹介したDAZというソフト、性能の高さから1年以上前から興味があったのですが何をどうやってもエラーでインストール出来ない状態がずっと続いていたんですが、なんとなく「Windows11」にすれば奇跡が起きてインストール出来るようになるかもしれない、という意味不明な事までしだして一昨昨日アップデートしたんですが、やはり同じエラーが出てインストール出来ませんでした。

後に引けなくなった僕はしっかりバックアップを取ってPCを初期化しました。幸い殆どのものは現状のままで引っ越しが出来たのですが
同期していると思っていたメモアプリが同期出来て無かったらしくて、
全部吹っ飛びました。
(DAZは使えるようになりました)
ここ5年以上は絵に関して気が付いた事は忘れずにアプリにメモする事にしてるので、当然このお絵描き実験で感じたことの下書きも
沢山あったのです。悲しい…。


つまりこの記事は全て消えゆく記憶と
アマゾンの購入履歴とDMMの電子書籍の一覧から構成されています。


そんな訳で二年目の延長戦を最後まで走りきりたかったけれど
ここで終了。なにかの終わりなんてそんなものだよね。

ですので超特急でこの記事を作成している次第でございます。


そろそろ、〆ますが大事な事が残ってました!
この実験の大本は
”1年間の努力で人はどれだけイラストが上手になれるのか?”
という部分でしたね。

◆結果発表◆

大幅に日時をはみ出してしまいましたが、実験から500日超
僕の現在の絵はこんな感じです。
どうしても最新のイラストが良かったので少しエッチ!
見えてないから許して、ごめん!

シャニマス大好きオタク


少しは上手になれたのかな?自分では実感がないけれど

ついでに比較用。実験開始時の絵はこれです↓↓


終わりに


お疲れ様でした。
ここまで読んでくれた人、どうもありがとうございます。
(1人でもいればいいな…)

正直に言うと、もっともっと上手になっていたかったです。
500日超ってすごく長い時間だし。

ですがある程度の所から(400日目くらいから)
意識が入れ替わっていた事に気付きました。

上手になりたいという意識を持って試行錯誤をして、ずっと走り続けていく

それが僕にとって実際にイラストを上手になることよりも、何倍だって大事だったんです。

生まれてこの方まともに努力もしないで生きてきて、引きこもってずっと絵を描いていて。
才能が無いことなんて初めて数年ですぐに分かっていたのに、それでも諦めきれなくて。

でもこの記事を書いて、お絵かき実験の期間を振り返る中で
おじさんの一人だけの青春はここにあったんだなと実感します

たくさん努力出来ていた自分自身を少し好きになれただけでも
この実験には価値があったと思いたいですね。

それではここで終わりたいと思います。
とっても長いのに最後まで読んでいただいてありがとうございました。


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