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NFTを買う、そして紹介していく

私たちAmPmは、2022年3月16日にデビュー5周年を迎えるにあたり、いくつかの企画を打ち出しました。その中の一つとして、毎月16日に“何らかの”情報をお届けする企画、「AmPm Delivering “◯◯◯” (◯◯◯の中は毎月変わる)」という名称の下、走り始めました。
第二回目にあたる4月16日は、「AmPm Delivering “THE BOOK”」という名前でNFTを実際に購入し、その作品を紹介していこうと考えています。

| 私たちが紹介する意義

私たちは、これまでのインタビュー等でも、「自分たちはメディアでもある」と公言しています。その背景には、私たち二人が世界中のあらゆる場所で出会った人や、モノなどを紹介していきたいという想いから、その手段としてAmPmというアーティストを作り、活動を始めました。
私たちが毎回異なるアーティストを招いて、楽曲をリリースしているのも、そのアーティストを紹介したいという面があるからです。今回の企画同様にAmPm Thinkingという名称の下、毎月更新しているプレイリストは、素敵な楽曲達を紹介していくという側面もあり継続していることの一つです。
音楽周りに関しては、これまで以上にもっと紹介していくこと強化していきますが、このNFT企画に関しては、音楽分野以外のクリエイターを紹介していくという点において、少し幅を広げていきながら、自分達が掲げたコンセプトに近づけていきたいと考えています。

*このあたりをもう少し深掘りした話は、こちらも読んでいただけると嬉しいです。

| NFTとは何か?

私たちは、この領域の技術者でもなければ専門家でもありませんので、細かな説明は省略しますが、NFTとはNon Fungible Tokenの頭文字を取ったもので、日本語に置き換えると非代替性トークンと意味付けられています。要するにデジタルコンテンツの証明書というところでしょうか。

これまで的な話では、いわゆるデジタルコンテンツ自体の所有者や、権利が曖昧なために、そのもの自体の価値を評価するのは難しい状態にありました。(実態として)
このNFTにより、証明されることによって生まれる価値、あるいは権利保護の側面、可能性が評価され、大きな注目を集めています。
一方で、日本はもちろん世界的にも法整備が追いついていないことや、この領域における更なる技術革新のスピードが速いことからも、ある種のトレンド、バブルのような不安定な面も持ち合わせているのも事実です。

いずれにせよ、NFTに関しては、調べてもよく分からない。仮想通貨の話も出てきて、なんか怪しい。NFT持っていると、どんなことがあるのか分からない…等のたくさんの疑念を持つ人も多いと思われます。

私たちは、この領域において一つの側面におけるNFTアートや、クリエイターという部分を少しでも分かりやすく。かつ、私たちならではの目線で紹介できればと思っています。

なぜならば、私たち自身もNFTのプロジェクトを実施していますし、この先にはメタバースの領域におけるプロジェクトも検討していることからも、少しでも多くの人に、知ってほしい、親しんでほしいという応援の気持ちもあるため、この企画をスタートしていくのです。

NFTの概要説明だけでも、とても長い文章になってしまうので、このあたりで省きますが、新しい領域だからこその面白さ、既にたくさんの作品に溢れているからこそ発掘する楽しさもありますので、私たちは作品、アーティストの紹介に注力し、みなさんにお届けできればと思っています。

| 私たちが最初に購入するNFT

NFT作品を販売するプラットフォームは、もの凄い勢いで増加し、それに伴い参加するクリエイターも増え、その結果作品の数も膨大に増え続けています。既に有名なコレクションは、高値で取引されておりますし、何より自分が欲しいと思える作品に出会うには、作品を探し続ける必要もあります。

この企画を通じて、私たちAmPmが購入し、紹介していく作品は以下のいくつかの点に留意しながら、進めていこうと考えました。

・気軽に買える値段であること
・今後の可能性に期待できる作品であること
・AmPmの世界観(価値観)に合うものであること


私たち自身が所有者となることで、作品やクリエイターに対しての愛着が変わるでしょうし、何より理解が深くなると考えています。
将来的には、収集したアート作品達は、メタバース内で建設していくホテルの中にも飾っていきたいとも思います。

| Jidori Girls

Jidori Girlsと名付けられたこのプロジェクトは、3,950人のスマホを持ち、“自撮り”している女性が描かれた作品で、この中の一つを購入しました。Jidori #2731が私たちが購入した作品です。
いわゆる一次流通での購入ではなく、これまで3名の所有者を経て、私たちの手元に届きました。
購入価格は、0.04ETH。当時のレートで、約13,000円くらいでしょうか。
Jidori Girlsの全てがこの価格ではなく、ものによって値段が異なります。

最初にどの作品を購入するか、本当に悩みましたし、とにかくたくさんのプラットフォームで、たくさんの作品見て決めました。
まずは簡単に、私たちが購入した理由は以下の通りです。

ー グラフィックとして素敵だなと思ったこと。
“アート”を所有する以上、その作品が好きじゃないと欲しいと思わない。
ポップだけど、シンプル。現代的かつ、皮肉的でもある。オタクっぽいけど、ファッション的な匂いもする。そんな印象を受け、総合的に素敵だなと思いました。

ー ジェネラティブアートであること
この作品において明言はされていませんが、おそらくジェネラティブアートであると思われます。要するにコンピューターによって生成されたアートであるということです。幾つかの手書きのパーツの組み合わせで、3,950個の作品を作られたと思われますが、このように大量に生成されたものだからこそ、NFTを使う意味、意義。あるいは、その面白さや皮肉が含んでいると思います。NFTでなければ、大量に生成された画像の一つでしかない。
NFTだからこそ、その一つ一つに意味や価値が生まれる。
実にNFTアートらしい作品だなと思った点が購入に至った理由の一つです。

ー この先に続く新たな作品たち
Jidori Girlsでは、今後男性版が登場すると明言しています。
このようにNFTプロジェクトのいくつかは、ロードマップを開示し、今後どのような計画があり、可能性を持っているのか知ることができます。
ちなみに、Jidori Girlsは男性版が登場するだけでなく、スマホアプリの計画も控えており、Tinderのようなマッチング機能を有したアプリを考えているようです。
さらに、Instagramのフィルター機能の実装や、メタバース領域における検討もしているとのこと。
このように先の可能性があるからこそ、作品の需要が増え、価値が上がるかもしれないという考え方もできます。NFT作品を探し、所有する一つの楽しみ方とも言えるでしょう。

ー SNSアイコンの可能性
日本では、まだローンチしておりませんが、Twitter Blueと呼ばれる機能によって、所有するNFTをアイコンに使用することができます。meta社、FacebookやInstagramも似たような検討をしているようで、NFTを持っている or 持っていないというのが、少し分かりやすくなります。
そのような点において、“自撮り”をしているこの作品は、今後アイコン使用における需要が増えるのではと想定しました。

ー コミュニティへの参加
NFT作品によっては、購入者だけが参加できるコミュニティが存在します。
多くはDiscord等の既存プラットフォームを使ったコミュニティが形成されており、JidoriプロジェクトもDiscordのコミュニティが存在しております。
この分野におけるコミュニティでは、Bored Ape Yacht Clubなどが更なる進化を遂げようとしています。いずれにおいても、同じ価値観を持つ仲間が集る場所があるというのは、十分に価値があるものだと言えると思います。

このような幾つかの理由により、今回はJidori Girlsのコレクション作品の一つを購入しました。購入後、やはり所有する喜びや楽しさのようなものが自然と湧き出たのは、驚いた点です。
また、購入 / 所有したことによる、私たちが予想し得なかった新たな可能性(まだ言えないけど)が、いきなり生まれつつあり、体験しないと分からないこと、出来ないことが色々あるなと改めて痛感しました。

今回のように、毎月一つずつ購入し、その作品を紹介していきたいと思っています。また、冒頭に記載の通り、毎月16日には「AmPm Delivering」という名称で、その他のトピックスもお届けできればと思います。

ちなみに、Jidori Girlsは、OpenSeaでの購入が可能です。
ご興味ある方はぜひ!
https://opensea.io/collection/jidori

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