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Zoomウェビナーは最大10,000人まで参加可能?Zoomのミーティングとウェビナー機能の違いを解説します

この記事ではわかりそうでわからない、Zoomミーティングとビデオウェビナーの違いについてご紹介をしていきます。

先に結論をまとめますと、Zoomミーティングは参加者が全員同列の扱いとなった双方向でコミュニケーションすることがデフォルトとなっているオンラインミーティング、一方Zoomウェビナーはホストである主催者が参加者であるゲスト視聴者に一方的な情報伝達をするオンラインセミナーとなっています。

以下本田圭佑さんと箕輪さんのウェビナーのイメージです。2人だけの参加のようにみえますが、記載にある通り1,500名がZoom上で視聴している状態となっています。

もちろんZoomミーティングにおいてもホストの権限で参加者の音声やビデオをミュートして非表示にできます。それとは逆で、ウェビナーでは任意の参加者のビデオを表示してホストと同列に扱うことができたりしますが、基本的な概念としてはミーティングは双方向のコミュニケーション、ウェビナーは一方方向のコミュニケーションと考えておけばよいでしょう。

その他それぞれの特徴を比較表を用いてまとめてみましたので、その後の詳細の前にご一読ください。ミーティングでは他の参加者の存在を感じることができますが、ウェビナーではそうなっていないのが大きなポイントです。

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簡単な図をまとめてみましたが、以下により詳しく、それぞれの特徴を比較する形でZoomミーティングとウェビナーのご紹介をしていきます。

1.Zoomミーティングについて

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たくさんの機能があるZoomですが、そのコアとなる基本的な機能であり、まずZoomと聞いて誰もがイメージするのがこちらです。1対1のミーティングでは無料で使うことができますが、3人以上のミーティングとなると、ホスト側が課金をしていないと40分で強制終了してしまいますので事前に課金をしておきましょう。月額2,000円ですが、Zoomのwebサイトの通貨表示を英語にすれば14.99ドルとディスカウントされます。詳細はこちら

そのZoomミーティングの特徴を以下にまとめてみます。

ミーティング:最大人数:1,000人

無料版、また月額14.99ドルのプロアカウントだと100人が最大ですが、19.99ドルとなる企業版だと1,000人まで同時参加が可能です。

つまり、Zoomのあの画面に1,000人の顔が表示されるようになるのです(画面には50名まで表示されるので、左右に20スライドしてやっと全員分の顔をみれることなります)。

そうなるともうわけがわからなくなるので、基本的には参加者は全員マイクをミュートしてもらうのが必須となります。

ミーティング:ホストの権限について

ミーティングを主催するホストには権限があり、参加者を強制的に音声ミュートしたり、ビデオオフにしたり、退出させることができます。一斉にまとめてオフにできますので、管理は楽といえるでしょう。

もちろん参加者が勝手にマイクやカメラをオンにしないように、ホスト側で制御することも可能です。以下はZoomミーティングを使った #おうちでメトロック というAbemaTVの企画です。

参加者は強制でマイクはミュートとなっておりオンにできない状態でした(映像は自由にオンオフが切り替えることができました)。こちらの画像ではホストアカウントであるメトロック以外はたまたまカメラはオフになっていますが、その存在を感じられるのが特徴です。

またZoomミーティングには参加者の顔が均一に並んで表示されるギャラリービュー(上記ツイート画像の右)と、話している人の顔が拡大して表示されるスピーカービュー(上記ツイート画像の左)の表示が選べます。

ホストである自分を含め指定した人だけを固定スピーカービュー表示するスポットライト機能もありますので、Zoomミーティングを使ったセミナーやレッスンを行なうときをはこちらの機能を活用することをオススメします。

ミーティング:コミュニケーションについて

Zoomミーティングでは参加者全員が参加できるチャット機能があります。そのチャット機能でマイクがミュートになっている方は自分の発言をすることも可能です。

もちろんホストはそのチャットのオンオフを切り替えることができます。また、場にそぐわない参加者がいる場合その方を強制退出させることもできます。

ホスト権限を他の参加者に付与することもできますので、たとえばホストは話すことや表現することに集中し、他のスタッフなどのメンバーにホスト権限を付与して場の管理をしてもらうことも可能です。


2.Zoomビデオウェビナーについて

※こちらご覧頂けるとちょうど59:17からウェビナー映像にパネリストが追加される様子がわかるかと思います

Zoomウェビナーの正式名称はビデオウェビナーといいます。こちらはZoom ミーティングと違って双方向的なコミュニケーションを目的にしたものではなく、あくまでもホストが一方的に参加者に情報を伝えるという1対Nの使われ方を想定したものになります。

その基本を前提により詳細な特徴や仕様をZoomミーティングと比較しながら以下に説明をしていきます。

ウェビナー:最大参加人数:10,000人

同時に参加できる人数はZoomミーティングの10倍となります。利用するには月額14.99ドルのプラアカウントが必要であり、さらにそこにウェビナーのアドオンとして月額40ドル(円表示だと5,400円)が必要で課金することでウェビナー機能を使用できます。

視聴者(画面に表示がされず発言できない)は最大10,000人、そしてパネリストとしてホストが任意で画面に表示させることができるゲストは最大100人となります。

Zoomミーティングは参加者が同列になってしまい画面表示がされるのですが(スポットライト機能があり指定したユーザーだけ固定拡大できます)、ウェビナー機能ではそもそもホスト(またはホストが指定したパネリストも含む)しか表示されないものとなっています。

ウェビナー:ホストの権限について

そもそもゲストが画面に表示されないので、権限の範囲についてはZoomミーティングが多いかもしれませんが、ウェビナーにおける最も大きなホストの権限は前述した通り、任意のユーザーをパネリストとして表示させることができるということでしょう。

例えるとすると、Instagramライブで配信者が友人を招待して一緒に配信を行なうようなイメージですね。ホストが指定したユーザーをZoomではパネリストといいます。

これを使えば最大100人までの人数におけるディスカッションを最大10,000人に配信することができます。たとえばTwitter上で影響力のある箕輪さんはオンライン飲みの様子をウェビナーとして配信することで収益化しています。


最初の30分だけをYouTubeライブで配信を行い、全てを見たければ課金してZoomウェビナーで閲覧をしてもらうというビジネスモデルです。

このようにウェビナー独自の機能として、ライブ配信機能があります。これを使えば非常に簡単にFacebook、Twitter、YouTubeなどへウェビナーの様子をライブ配信することができます。

たとえば有料でZoomウェビナーに入ってくれたファンの方をパネリスト扱いとして直接のコミュニケーションを楽しみつつ、その様子はYouTubeで無料生配信する、という使い方などもできるでしょう。

無料のYouTube配信を見たファンが「私も話したい」となって、次回のZoomファンミーティングに有料で参加する、みたいなこともこのZoomを有料化できるamplyの面白い使い方の一つではないでしょうか。

ウェビナー:コミュニケーションについて

Zoomミーティングの参加者にはカメラとマイクがありますが、ウェビナーではそもそもそれがありませんので、ホストからすると参加者の管理が楽ということになります。

参加者の画面には「Q&A」「手を挙げる」「チャット」のボタンのみしか表示さえれておらず、ホストとコミュニケーションをとりたければそれらのどれかを通じて意図を伝える形となります。

Q&Aは参加者からの質問を送ってもらうことができ、ホストはそれをみて回答していきながら進行を行なうことができます。「手を挙げる」機能も面白いですよね。それらの質問はウェビナー終了後にレポートとして閲覧することも可能です。

もちろん事前にQ&Aとチャットに関してはオンオフを選ぶことができますので、不要であればオフにしてもよいでしょう。

また配信後はアーカイブとして残すこともできますので、その後のオンデマンド視聴を提供することもできます。


ZoomミーティングとZoomウェビナーあなたはどちらを使いたいですか?

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以上、ZoomミーティングとZoomウェビナーの違いをご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか、それにしてもどれもすごい充実した機能ですよね。

ウェビナーは別途5,400円が必要となりますが、セミナー中のシンプルな画面や参加者のミュートなどを気にしなくてもよく、余計な情報も入らないのでその分に見合った価値があるのではないでしょうか。

オフラインで開催するときの場所代、移動代やそれに費やす時間と比べると非常に安く抑えられるのもメリットです。

しかし、リアルなセミナーと違って参加者同士の顔や雰囲気、存在感を感じられないのはすこし寂しい感じはするかもしれません。例えば本編となるウェビナーがおわったら別途Zoomミーティングに移行しての懇親会というやり方も面白そうですね。

セミナーイベントでは当たり前の光景ですが、それもZoomを使えばオンラインで少なからず代替できることもできます(以下のイメージでZoom背景を名刺にしたりSNSアカウントを記載するなど)

逆にセミナーを無料にしてその後の懇親会などZoomミーティングを有料にするなど、新しいオンラインセミナーでのマネタイズの在り方もこれからどんどんでてきそうです。

前述の通りZoomミーティングでもホスト側で参加者の音声/映像をオフにできたり、ホスト画面のみの固定表示もできますので、別途費用が必要なウェビナーではなく、むしろ最初からZoomミーティングを使う選択肢もよいでしょう(筆者ならそうするかもしれません)。

まだまだ可能性にあふれるZoom、ミーティングとウェビナーの使い分けていきながらあなたなりの有益な情報をファンや見込み顧客にとどけていきましょう。

その際は、決済とZoomミーティングがシームレスに連動するamplyをぜひご活用ください。



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