千葉市、佐倉市・音楽を仕事にし始めた人(前半)
ひさびさの投稿です。
今回取材をした優子さんは、アンプリファイド編集部で行っているボランティア活動に参加してくれるようになった方。モデルさんのような華やかな見た目の優子さん、本当に一緒に草刈りなんかしてくれるのだろうか?一瞬不安がよぎるも、聞けば彼女は今までにもボランティア活動で田んぼ作りを手伝ったりしていたそう。実際に参加してくれる際も泥だらけになるのを厭わずに動いてくれる頼もしい方でした。
そんな優子さんが最近始められたのが「オーダーライブ」という仕事(?)。
20代前半まではプロを目指してドラムを叩いていた優子さん。子育てが落ち着いた今『再び音楽を仕事に』と、オーダーライブを始めることにしたそうです。ところで、オーダーライブとは?の質問に「みんなが大好きなカラオケに生ドラムを合わせる」と答えてくれた優子さんですが…
想像できるような、いまいちピンと来ないような気持のまま優子さんにいただいたチラシを手に会場へ行ってみました。
場所は佐倉市にあるイベントスペース10000hrs。懐かしい感じのビルの2階にありました。階段を上って中に入ると受付兼カウンター。チャージの1,000円を箱に入れて中に入ります。チャージは、演奏代。ドリンク代などは別途マスターに支払う形。フロアでは司会の方がお客様に“歌のオーダー”を聞いて回っている。初めてみるこんな光景、こんな体験に、この時点で面白くなってきました…!
この日の参加者、下は6歳(!)から上は定年退職後の第二の人生を謳歌されているご様子の紳士まで、老若男女が勢ぞろい。
セルフサービスで頂けるキッシュやフォカッチャを片手にしばし歓談していると、最初のオーダー曲がスタート。
店内の大きなスピーカーから流れるカラオケに合わせて、軽快にドラムを叩き始める優子さん。自分が“オーダー”した曲を歌うお客様は、生演奏が加わることで『カラオケ+αのライブ感』を味わっている様子。聴いているこちらも、ドラムの生音で刻まれるリズムに段々と乗ってきます…!
優子さん、時に真剣に、時に笑顔で、歌い手や他の奏者たちと息を合わせながらドラムを叩く様子が本当に楽しそう。
演奏の合間に、優子さんがドラムを始めたきっかけを訊いてみると「子供の頃の盆踊りで、和太鼓を叩いた事!」との回答。ソウルミュージックは炭坑節なのですって。そして、かつて所属していたバンドはパンクバンド(!)。プロを目指していたそうですが、変化する暮らしの中、子育て中には町内会の演奏クラブで、ギター・ベース・尺八・三線・クラリネットという編成の中にカホンで参加し、老人ホームで定期的に演奏してきたのだそう。音楽とともにあり続ける、そんな人生を楽しそうに話してくれましたよ。
長くなってきたので、続きは後半に!
優子のオーダーライブ
開催日:毎月第4水曜日18:00~
会場:10000hrs 千葉県佐倉市王子台6-27-23
地図はこちら→☆
※1キッシュなどのフード制作は、さとこさんによるもの。
さとこさんは毎週末の朝6:00からお料理やスイーツを販売しています。詳しくはさとこさんのインスタグラムをご参照ください。
https://www.instagram.com/paterakisatoko/