選挙について📰

昨日は衆議院選挙がありましたね。
20,30代の投票率がかなり悪かったようで
ネットで沢山の意見を見ます。

かくいう私も20代なのですが
なぜ20,30代が投票に行かなかったのか
ということを考えてみました。

まず投票に行かないということは選挙・政治に興味があまりない、ということだと思いますが
なぜ興味を持てないのだろう?と考えると
そもそも興味を持つ必要がないからではないかな?という答えに辿り着きました。

今の日本は確かに物価高や円安ですし少子高齢化も進んでいてマイナスなニュースが多いのかもしれません。
でも私たちの生活は至って安心安全です。
1人暮らしの20代女性がそこまで心配しなくても安全に暮らせているわけです。
もちろん危険は0ではないですが。。
それってすごいことですし
それだけ日本は安全な国なんだということの証明になってると思います。

そうなってくるとわざわざ政治に興味を持って日本を変えよう!という意識は持たなくなると思うんです。変える必要がないというか。
今、若者と呼ばれる人たちは就職難も特になく
バブルもなく戦争もなく、ほんとうに安定した人生を歩んでいます。なにか思い当たるような大きなことといえばコロナとか地震とか私たちの力ではどうにもならないような自然がもたらした災害しか経験したことがありません。

それっていわゆる日本の安定期みたいな所に入っているのでは?と思ったわけです。
若者の深層心理として現状を変えないでほしいという意識があるのではないかな?と。

私はこの答えが1番しっくりきました。
確かに30年前と比べると色んなものが高いし
将来年金で暮らしていけるのか?介護とか大丈夫かな?という不安はあります。
だけど私たちからしたらそれが当たり前というかきっと昔の人からすると昔の人たちが思っていた将来と、若者たちに準備されている将来にギャップがあるから、選挙に行ってそれを変えないとじゃない?という意見になるのかもしれません。
でも若者からしたらそもそも将来が準備されてあってそれが絶対に無理なことではないから受け入れているわけです。

それに誰がトップにいてもたいして変わらないのでは?という意識もあります。これは諦めのようにも聞こえるけど見方を変えればやっぱり日本という国の安定の裏返しのような気がします。
色んなことが起きてはいるものの
私たちは特に何も気にせず生活を送れています。

つまり投票に行かないということが若者の意見なのでは?と私は思います。
現状を変える必要がない、変わらなくていいという見えない意識が選挙に行かない・政治に興味がないという若者の態度に繋がってるんじゃないでしょうか。

もっと日本が危機的状況にならないと政治に興味をもてないんじゃないかなぁ。。
それじゃあ遅いんだ!っていう声が聞こえてきそうですが。苦笑

政治に関する意見は本当に沢山あるので
私のこの意見にも賛否両論あるかと思いますが
一若者の自然な思いとして受け止めていただければ幸いです。

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