「石垣元気投手⚾だけじゃない」~メンタル視点でレポート😆健大高崎 vs 佐野日大 秋季関東大会2024
1.シートノックから見える両チームのレベル
試合前のシートノックでは、両チームとも一つひとつのプレーを丁寧にこなし、非常に集中力の高い印象を与えていました。選手たちの動きに無駄がなく、ミスがほとんど見られなかったことから、安定した守備力が期待できることがわかります👌
特に印象的だったのは、健大高崎の守備です。フライ捕球の際、複数の選手がカバーに入り、ポロッとした場合でも対応できるように連携をとっていました。このような準備が、試合中のミスの最小化に繋がります。
2.試合前の精神状態と序盤の展開
両チームのサイキングアップ💪(試合に向けた気持ちの高め方)は素晴らしく、特に佐野日大の先発投手が見せた気合の入った雰囲気が印象に残りました。一方、健大高崎の石垣投手は冷静でリラックスした様子が際立ち、落ち着いて試合に臨んでいたのがわかります。
試合の展開は目まぐるしく、健大高崎が先制の2点を奪うも、佐野日大がその裏に3点を返して逆転。序盤から両チームの激しい攻防が展開され、緊張感あふれる試合となりました⚾
⚠ メンタルPOINT:投手にはそれぞれベストパフォーマンスの条件があります。気合が入っているから良い。冷静だから良いという判断はできません。大切なのは投手自身がベストパフォーマンスの条件を理解し、行動できているかです。
3.健大高崎の準備とベンチワークが光る試合運び
健大高崎の特徴的なプレースタイルは、準備の早さにあります。攻守交代時にはすばやく守備位置につき、攻撃への移行も迅速。さらに、塁に出た選手も常に先手を意識したリードを取っており、予測に基づいた動きが目立ちました👍
守備でも、打者のタイプやカウントに応じて守備位置を頻繁に調整し、的確な声掛けが飛び交います。以下は、試合中に聞かれた具体的な声掛けの一例です:
「ゾーン上げろ!」(低めのボールに反応した選手への指示)
「バッター右打ちだぞ、ポジション考えろ!」
「フォアボールだぞ、この回チャンスになるぞ」
犠牲バントの選手が次の打者に『お前頼んだぞ!』
「ストライクほしいカウントだ!狙えよ!」
このように、チーム全員が予測と情報共有を意識しており、ミスがあってもフォローし合う雰囲気がチームの一体感を生み出していました😆
⚠ メンタルPOINT:デッドボールを当てた際に、ベンチにいる選手が全員脱帽し、お辞儀をしていました。好感持てますね😆高校野球=人間教育。
4.強いチームと弱いチームのベンチワークの違い
〇勝負強いチームのベンチワークの共通点
攻守交代が迅速で、試合のテンポが良い
ポジショニングの指示が細かく、一球ごとに修正
良いプレーにもミスにも拍手を送り、常に雰囲気が明るい
選手同士の情報共有が活発
指導者も大きなジェスチャーで選手を称賛する
✖勝負弱いチームのベンチワークの共通点
失点すると声が急に少なくなり、沈黙が目立つ
選手がバラバラに座っており、一体感が欠如
ミスに対するフォローがなく、良いプレーだけを評価する
事前の準備や予測の声掛けが少ない
チーム全体の雰囲気が暗くなりがち
5.メンタルの力が勝敗を分ける理由
ここぞ!の公式戦では、体力や技術だけでなく、準備とメンタルが勝敗を左右します。特に、不利な状況に立たされたときに、冷静にベンチワークを維持できるかどうかがカギです⚾
6.まとめ:メンタルを鍛えてチーム力をアップしよう
ベンチワークは、ただ声を出すだけではなく、状況に応じた予測と情報共有、選手同士のフォローが重要です。体力や技術が拮抗している試合ほど、メンタルと準備が勝敗を左右します。
まずは、試合中に「ポジティブな声掛け」や、「拍手」を心がけ、チーム全体で逆境に立ち向かう力を養いましょう。メンタルの強さが、最終的にチームを勝利に導くのです💪
一緒に、メンタルトレーニングを楽しみながら、新たな成長につなげましょう😆メンタル講習の他にもベンチワーク指導も行っていますのでお気軽にご相談くださいねー✨
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