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悟りが開いちゃうかもしれない予感

 父が亡くなって14日。今日は二七日で家にお寺さんが来てお経を読んでくださった。
これから三七日、四七日…六七日、四十九日まで毎週月曜日にお経を上げるそうな。

  親戚のおばさんやいとこも来てくれて、あの世で良いところに行けるようにと一緒にお経を上げてくれた。
 私は特に宗教ってないんだけど、こういう行事を経て、ゆっくり父の死を受け入れていくものなのかなって思うと仏教に興味わく。

 お布施は5000円。毎回となるとなかなかの出費だけど、お父さんのためだと思うとやらない訳にはいかない気持ちになるシステムだな。

 お経が終わって、おっさまとおしゃべりしていたら、人間には3つ、絶対に避けられないことがあると教えてくれた。

病気になること、歳を取ること、死ぬこと。

全部嫌だなぁ、怖いなぁ、避けたいなぁと思うことなんだけど、絶対避けられないことなんだね、やっぱり。
そう思うと、お父さんも人間として避けられない道を先に行ったんだなぁ。
いずれ私もその道を行くんだなぁ。
みんなそうなんだぁ。

そんな風に思って、なんか妙に納得してしまった。
これが悟りの始まり?

おっさま、毎回こんなミニ説教してくれるなら楽しみ。
授業を受けてる子どもになった気分。

四十九日の頃には本当に悟りが開けるかも。

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