大学で友人ができない 悩み続けた筆者が見つけた答え


 大学生になって、1.2年時は片道2時間半、キャンパスが変わる3.4年時は1時間半かけて通学することになった。親から、「お金の問題で1人暮らしはさせられない」と言われたからだ。

 授業終わりにサークル活動や飲み会に参加できず、すぐに帰路につくしかなった。大学の近くに住んで、人との繋がりができている同級生を羨ましく見るしかなかった。私の家の近くに住んでいる同級生はいなかったので、土日になっても、会うことは難しかった。人から刺激を受けることはなかったので、変化のない、充実しない日々を過ごしていた。結局、同級生とは10人くらいしか親しくなれず、卒業した。

 卒業してから1年ほど経った頃、中学の同級生から、「同じ中学の同級生のaさんに会ってみないか。今度、作者と服を買いに出かけるよと言ったら、私も行きたいと言っていたんだ」と連絡があり、私はいいよと返事をした。共通の友人がいたので、会う時は何も緊張しなかった。社会人になって始めて、職場以外の友人ができた。1人暮らしができず、大学で人との繋がりができないという事は、見方を変えると、地元の友人たちと繋がれるという事、新しい環境で人との繋がりを作るから、卒業した学校での友人たちとは離れないといけないと考える必要はないという事に気がついた。

新しい環境で、人間関係を作るのが難しいならら、無理に作る必要はない。自分が繋がりやすい人と繋がれば良い。

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