米粉パンを習ってから変わった考え方
米粉パンを習う前までは、
「失敗は成功の元」と言われても、「失敗は失敗」としか思えませんでした。
「やらなくて後悔するよりやって後悔した方が良い」と聞いても、「やって後悔するくらいなら挑戦しない方が良い」と考えていました。
しかし、米粉パンを習ったことを通して、その考え方が変わりました。
失敗は失敗
何か一つミスをすると、自分のことを全否定していました。
「こんなこともできないなんて、私はやっぱりダメ人間なんだ、何もできない人間だ」と、自分を責め続けていました。
しかし、米粉パンを習ってから、「失敗は失敗」ではなく、「失敗は成功の元」と思えるようになったのです。
失敗したからこそ得られるものがあり、次に活かせばそれは成長の一部だと気づきました。失敗してそこで諦めてしまったらそれは本当に失敗かもしれませんが、諦めずに続ければ、それはただの過程です。
失敗は単なるミスではなく、経験となり、知識に変わることに気づいたのです。失敗することで新たな発見があり、次に活かすことで成長できます。そして、同じ失敗を経験した人に対して、具体的なアドバイスもできるようになります!
米粉パンの先生や上手に焼けている人たちも、最初から成功していたわけではありません。何度も失敗を重ね、そこから学んで今の技術を身につけているのだと思えるようになりました。
失敗を恐れずに挑戦することで、自分の成長につながるのだと、今では前向きに考えられるようになりました。
やって後悔するくらいなら挑戦しない方が良い
何かにチャレンジして失敗したとき、「ああ、やっぱりやらなければ良かった」と思ったことがあります。過去を振り返ると、私はほとんど何も挑戦せずに生きてきました。
高校生のとき、栄養士に興味がありましたが、「理系だから無理」と決めつけてしまいました。暗記は得意でしたが、生物は苦手で、「生物が苦手だから無理」と諦めました。
また、理学療法士や言語聴覚士、作業療法士にも興味がありましたが、「人と接する仕事は無理」と自分に言い聞かせ、挑戦を避けてきました。
こうして何かと理由をつけて、挑戦せずに過ごしてきた人生に、後悔が残っているのです。
米粉パンも、「私にできるのか?子育てで余裕がないのに大丈夫なのか?」と不安を抱え、何度も見送りました。しかし、「やってみたい!」という思いが勝り、ついに申し込んだのです。
結果として、「やって良かった!」と思っています。もし挑戦していなかったら、きっと10年後に「あのとき、やっておけば良かったな」と後悔していたでしょう。
今では、「やらなくて後悔するより、やって後悔する方が良い」という言葉を、心から実感しています。