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【双胎妊娠備忘録⑤】15w〜16w自宅安静→退職へ

自宅安静になる前に訪れた、福井県立恐竜博物館です。息子大興奮。見た目も動きもリアルな恐竜に、泣いている子どもがたくさんいました。


・自宅安静指示

1週間後の15w、検診へ。
この時はまだ確定ではないだろうと、会社に妊娠の不穏な兆しについては報告していませんでした。

体重差は先週と変わらずあり、羊水差も開いているとの診断でTTTSの可能性が引き続き付き纏います。

先日お腹の張りで時間外診療を受診したこともあり、お医者様から自宅安静を勧められます。

診断書を書いてもらうにあたって、「3週間と4週間どっちがいい?」と聞かれ、仕事のことを懸念した私は「そんなに長くなるんですか?」と思わず聞き返してしまいました。

しかし、お医者様には「無理して悪化したらそもそももうお仕事に行けなくなりますよ」とぴしゃりと言い返されてしまい、自分の軽薄さを猛省。

大人しく切迫流産による3週間の自宅安静の診断書を出してもらいました。


・退職

診察の午後には出勤する予定だったので、慌てて会社に出勤ができなくなった旨を連絡し、取り急ぎ直近で抱えていた業務の引き継ぎを行いました。

またその日中に、双子妊娠をまだ伝えていなかった同部署の同僚にも妊娠の報告と切迫流産でしばらく出勤できないことを伝え、それぞれ仕事を割り振り代わりに業務をお願いします。
社長には部長から伝えてもらいました。

同部署の方には本当にご迷惑をおかけしましたが、迅速に対応してくださり本当に感謝しています。急に出勤できなくなり、非常に申し訳なかったです。

それから1週間後、16wを迎えた診察で体重差・羊水差は変わらず広がり続けており、胎盤からの血流を考えても今後さらに差が広がる兆候があり入院の可能性があるため、今後の復帰は難しいとお医者様から伝えられます。

伝えにくかったですが、部長にその旨を伝えると「自宅安静の指示が出てから薄々そうなる予感はしていた」と今月付の退職で旦那の扶養に入るのがいいのではないかと提案され、そのような手筈をとっていただくことになります。
(対面で引き継ぎができなかったので、会社用のメールアドレスや電話など連絡先は今も残していただいています。何かわからないことが発生すれば、いつでも連絡が取れる対応をしていただきました)

そうして会社全体に私の退職日時を連絡してもらうと、部署の垣根を越えて様々な方から個人で応援メッセージをいただき、胸が熱くなりました。

嫌な事やつらいこともたくさんあった会社でしたが、今回の対応を受けられたことを大変有り難く思いました。
そして6月15日付で退職を迎えたのでした。

【次回予告】
県外の病院へ入院。

ここまでのご閲覧、誠にありがとうございました。


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