【気づき】リアルに見せるために重要な事
どうも、働きながら独学で絵の練習に励むイラスト積み立て兄さんです。
私のように、リアル系のイラストが描きたい人が常に考えを巡らせているであろう命題。。。。
「絵をリアルに見せるコツって何だろう?」
これについての、アンサー的な動画をYouTubeで偶然見つけました。
この動画を簡単にまとめると
人間がリアルさを感じるのは、「明暗の差」であって、色や細部はそれほど重要ではない
ってことになると思います。
あまりに今の自分が欲してる内容すぎて「なるほどーーーー!!!!」って一人で興奮しましたww
今回はこの動画の影響を受けて、「リアルに見せるコツ」についてなんとなく自分の中で腹落ちできたので、まとめていきます。
まぁ上手い方からしたら当たり前の内容になると思いますが(笑)
なぜ「明度差」にリアルを感じるのか?
「リアルな絵を描くこと」を言い換えると「人間の視覚情報を二次元上に再現する行為」
になると思います。(※空想上のことは今は考えないことにします)
人間の視覚情報処理の仕組みを解き明かすと「光」にたどり着きます。
当たり前ですが、真っ暗な空間では何も見えませんし、逆に光が当たりすぎても白飛びしてよく見えません。
人間は「光」でものを見ているからこそ、「光の当たり具合」である明度の差(白から黒までのコントラスト)に敏感で、そこにリアルを感じるのです!
白黒の絵や写真がちゃんと成り立つのも、これで納得しました。
イラスト教本等にある光の仕組み等の座学的なページは退屈かもしれないですが、めちゃくちゃ重要ですね。
↑この本の中で「光は文法で色は言語(単語)」的な例えがあって、めちゃくちゃわかりやすいなって思いました。(現在熟読中。。。)
単語(色)だけでも伝わるかもしれないけど、文法(光)がしっかりしていないと正確に伝えることができないってことですね!
色がわからなくなったら明度を意識する
前回の記事から引き続き、円ブラシだけで色の練習をしていますが、ここ数日で個人的に上手くいったものと失敗したものを、今回の気づきを踏まえて分析します。
前回の記事↓
上手くできた例の明度分析
iPhoneの画像フィルターなので、正確な明度変換ではないかもしれないですが、ぱっと見で上手く描けたと思えるものは、やはり白黒にしても絵の印象は変わらないですね。
失敗例の明度分析
こちらは失敗例。。。。カラーで見てもなんか微妙です。白黒にするとわかるのですが、顔の明度差がほぼないです。
色を省くとのっぺりした印象になってしまいました。
リアルに見える絵はカラーでも白黒でも絵の情報量が変わらないけど、違和感のある絵は白黒にすると情報量が減ってしまう。
つまり明度が正しくなく、彩度でごまかしていたってことですね。
白黒のフィルターかけて明度の印象をチェックするのはリアリティをあげるためには必須な作業なのかもしれません。
上手い人が白黒から始めて最後に色を付けるってパターンが多いのも、その意図が分かった気がします!
今回の気づきで色の練習し始めたのに、上手くいかない理由がわかりましたね。そもそも明度を理解してない。。。。
理想は色練習やりつつ、明度の練習(グレースケール)も同時進行ですね!
カラー写真や画像を、グレースケールで描くなら色と明度を同時に勉強できそうだ。。。。
まぁゆっくりやっていきます(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
よいお絵描きライフを!
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