やっかいな気持ちと向き合うには
心が疲れた時のこと。
ひとりで生きることに備えて日々楽しみを見つけています。が、山にこもっているわけではないので、人とのコミュニケーションで疲れを感じることがあります。
ある程度年齢を重ねてきて、やっと日常の小さなひっかかりは流すことができるようになりました。
先日、子供のことでトラブルがありました。
内容については省略します。友だちとの関わりの中で、全面的にわが子に落ち度がある。
それについて先方のご家庭から子供や私の人間性を強く非難され、心が落ちてしまいました、、。
私の子供に対する接し方に問題があったんだろうな…。
どうすれば良かったのか。さて、これから先どうするか。
休日の夜なのに頭がループ状態です。
遅めの晩ご飯を食べて、ひとりで考えこむ。
考えるというより、意識がそこから抜け出せない。
自分の事ならいくらでもハート強くいられるんだけど、子供の事になると平常心が保てなくなる。ハハハ、私も人の親だったんだなぁ、なんて感じました。
パートナーのいる生活だとしたら。
今までパートナーと生活していたこともありました。
色々と問題が発覚したり性格の不一致(ありがち)だったりで終わりを迎えます。金銭面は苦しかったけど自由な生活はそれなりに楽しかったのです。
両親の介護だってひとりで背負っていたわけじゃなく、むしろ後半は兄夫婦に任せっぱなし。お気楽な生活でした。
子供はまだ中学生、私の保護するところです。
中学生になってから子供との接し方が難しいなぁ、距離を取った方がいいかなぁ。
そーゆーことで、おひとり活動を少しずつ始めてはみたものの。
私の知らない子供のダークサイドを他所の親から聞かされるという事実。ツラーイ。
起こしてしまったことは元に戻すことは出来ないけど、気づくとそのことを考えてしまってるんですね。決して前向きではない方向で。
こんな時、家族がいたら弱音を吐き出すことができたのかな…。
愚にもつかぬことまで考えてしまうのです。
優しさに囲まれていることに気づく。
そうして日曜日が終わり、月曜日を迎えました。
いつもの朝のようにスッキリと起きられない。
一度は解決したはずのお友達一家とのトラブルについて、また思い出されてモヤる。案外引きずるタイプだったのね、私。
通勤途中や食事の合間に、ちょっと俯瞰して自分を眺めてみます。1日2日経つと、気持ちに余裕が生まれました。
いつからこんなに打たれ弱くなったのかな。
すると、ここ何年もこんな気分になった事が無いことに気づきました。
私は優しい人たちに囲まれていたんだな。
みんな、親切で優しい人たち。
しばらく人間関係で悩むことなんてホントにありませんでした。
たまたま環境に恵まれたのかもしれません。
能天気だから悪意に気付かなかったのかもしれません。ん?と思うことがあっても、そこまで深くない。知らず知らずのうちに周りの人たちの明るさに救われていたんですね。
自分ができること。
もう少し人との関わりについて考えを進めてみます。
今回思いもよらず、一時的にしろ悪意を向けられてしまいました。
自分たちのことを理解してもらおうと、精一杯言葉を尽くしましたが、通じませんでした。
気づいたこと。
*人は自分と同じ感性を持っていない
*人を変えることはできない
当たり前のことですが、これをうっかり忘れてしまうのです。
変えることができるのは自分の考え方と行動。自分の行動を変えると、もしかすると人も変わってくれるかもしれません。他人が変わることを期待してはいけない。
それは子供に対しても同じなんでしょうね。自分が産んだからって、いつまでも自分の一部のように思っていてはダメなんだなー。
*ひとりだからこそ、ノイズ無しで自分の気持ちに向き合える
パートナーがいて、相談して、話を聞いてもらったり親身にアドバイスをもらったりすることがあると思います。今の私には叶わないけど、誰かがそばにいてくれると心強いよね、きっと。
もちろん意見が違うことや思った反応がかえってこないこともあるから「言うんじゃなかった…。」と思うことはあるでしょうね。
自分では思いつかない新たな考え方を示してもらえるかもしれない。
でも邪魔されず、自分の行動や気持ちや環境をじっくり考える時間は少ないかもしれない。
いっぱい色んなことを考えて、私なりに楽になれる方法も考えることができました。
その方法はまた別の記事でまとめてみたいと思います。
トラブルの着地点。
このトラブルはひとまず着地いたしました。不時着かな?どうだろ。
考え込んだり平常心でいられなかった不愉快な時間が長かったから、安易に終わらせていいんか?と、拘り続ける自分がいることにも気づきました。自分の考えに一貫性を持たせたかったからですね。
このまま自分のムダな拘りを持ち続けていると不愉快も持続しそうだったので、ひとまず気持ちを切り替えました。この切り替えは将来的にいいことなのかどうかは分かりません。
そうして関わった人たちが納得する形に落ち着きました。
決してすっきり解決したわけではありません。でもグズグズ思っているのはきっと私だけ。張本人の子供さえ、何にも気にしていない。
すごいですね、子供って。切り替えの天才!
そのうち、日々の生活でこのモヤモヤも忘れる。
いい経験をたくさん重ねて、いい気持ちで上書きしていけれたらいいです。
ということで、なんとなくふわっとプラスのイメージで締めくくってみましたがいかがだったでしょうか?(笑)
今回はひとり活動とは関係のない、私の心の動きを文章にしてみました。長々と最後までお読みいただき、ありがとうございました!