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あおぞらも泣き空も晴れわたるように
大好きな菜々ちゃん、
JRA 河原田菜々ジョッキー。
20歳のお誕生日おめでとうございます。
菜々ちゃんを応援しようと思ってから、もうすぐ1年と8ヶ月が経ちます。あっという間。菜々ちゃんはデビューしてから今日までの月日をどんなふうに感じるのかな。
いろんなことがあったね。
嬉しいときも、悲しいときも、悔しいときも。
うまくいくときも、うまくいかないときも。
でもね、
菜々ちゃんを好きになってから、好きになったことを後悔したことは一度もないよ。
どんなに遠い競馬場に行っても、片手ないくらいの乗鞍でも、なかなか何ヶ月も勝てないときも、行かなきゃよかったって思ったことは一度もない。パドックで菜々ちゃんの笑顔を見たら、一瞬で、来てよかった♡って思えちゃう。不思議だね。
好きになった理由も、聞かれるといつも上手く言えなくて困っちゃうんだけど、結局そんな不思議な引力のせいなんだと思ってます。
わたしがたまたま競馬場に行った日に、菜々ちゃんがデビューして、その時から菜々ちゃんが気になる存在になっていって……
偶然というか、奇跡というか、運命というか。そういう風に呼ぶのかな、この不思議な引力って。そうなんだとしたら、その運命のおかげでいまわたしすごく楽しいし、幸せだよ。
(誕生日の時くらいはこんなベタな表現を許してね)
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この文章を書いていて改めて思うのは、わたしは菜々ちゃんが信じられる人だから好きなんだということ。それは、そもそも「菜々ちゃん自身が菜々ちゃんを信じている」と感じるからなんです。
小学生の菜々ちゃんが「ジョッキーになりたい」と強い夢を持ってご両親を説得して栗東に引っ越したこと。
競馬学校に入学するまでに、ご両親や先生、トレーナーさんの支えがあったと何度も何度も話すこと。
厳しくて辛いといわれる競馬学校に入学してからも、馬に関われる生活は幸せだと前を向き続けたこと。
無事に騎手免許試験に合格して、JRAジョッキーになったこと。
どれも菜々ちゃんの馬への愛情と周りの人への感謝の気持ち、自分のやりたいことと、やってきたことを信じる気持ちなんだと思っています。いまの菜々ちゃんを見ていてもそれは一貫していて、変わっていません。断言します。
小学生にして生涯を通してやりたいことを見つけること、
そしてそれをやりたいと言うこと、
そのために懸命に努力すること、
その努力を忘れないこと。
そしてその全てを、「やりたいと言って、やらせてくれた人たちや、環境のおかげ」と言うこと。
そう簡単にはできないと思うんです。
少なくともわたしにはできなかった。
できなかったからこそ、
できる菜々ちゃんのことを
年下ながらも尊敬できる人だと感じています。
他にも、菜々ちゃんの表情豊かなところが好きです。
嬉しいときに嬉しい、悔しい時に悔しい、寂しいときに寂しい、嫌だなって思う時には嫌だって顔をしています。本人からしたら意図してないことかもしれないし、感情があらわにならない方が良いと言う人もいるんでしょうが、わたしはとっても好きなんです。
レースやパドック、引き上げをただ見てる自分たちにも、その感情の一部を分けてもらえるような気がして。だから自分もレースを見て嬉しくなったり悔しくなったりするし、記憶に残る。この時こうだったなぁと写真を見て思い出せるのは菜々ちゃんの表情のおかげもあるんじゃないかと思います。
他にも、先輩を立てて、同期を大切にして、後輩を本人のいないところでも褒めるところとか、がんばってるとかつらいとかを自分から語りたがらないところとか、いろいろ素敵だなと思うところがあるし、ファンならでは、とかじゃなくてみんな知ってるようなことを書いてしまって恥ずかしい気持ちもあるのですが、このあたりで菜々ちゃんの好きなところの話は割愛とします。
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いろんな街に連れてきてくれて、いろんな思い出をくれて、いろんな初めての景色を見せてくれて、ありがとう。
乗馬のこととか競馬のこととか、まだまだ全然詳しくなくて、菜々ちゃんの凄さとか上手さをとてもよく分かってあげられるファンじゃなくて、ごめんね。
これからもいろんな街に連れてってね。
パスポートはまだ作ってないけど、いつかロンシャンとか行こう。
これからもいろんな思い出を作ろう。
7回悔しくて泣いたら、8回嬉しくて泣きたいね。
これからも初めての景色を見せてね。
いつか重賞の景色、絶対、見ようね。
改めて、菜々ちゃん、お誕生日おめでとう。
20歳、もっと楽しいこといっぱいあるよ!
いっぱい楽しんで、菜々ちゃんの人生は菜々ちゃんのものだよ!あったかいお風呂に入って、あったかい布団で寝て!菜々ちゃんの大好きな人たちと一緒に過ごして!無理はしないで。完璧じゃなくていいよ。聖人君子じゃなくていい!ありのままの菜々ちゃんでいてね、でも理想の姿であろうとする菜々ちゃんはとても素敵なことも知っています。
菜々ちゃんが自分で切り開いた道を走り続ける菜々ちゃんのことを信じているし、その道を照らす光のひとつに私もなれたらなと思っています。そして、いつも幸せをくれる菜々ちゃんの幸せばかりを、これからもずっと願っています。
だって菜々ちゃんは
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笑顔が一番似合う!♡
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