住みやすい田舎町に出会うまで⑤
STEP⑤ 家の購入検討をしよう
何となくこの町で暮らしていけそうだなと思ったら物件を探しましょう!絶対にこの町に住むほどの決意が固まらなくても見ておくのが良いです。
私のオススメ穴場物件は
「築27年の中古物件」です!
メリットとしては、、、
1,ちょうど築27年だと固定資産税が下がるので支払いが助かる
2,旧耐震の家ではないので、多少の耐震性は見込める
3, 古民家ほど広くはないので冷暖房の効きは良い。(広すぎる部屋を暖めたり冷やしたりするのは電気代もかかるから)
4,中古なのでもし何かあって引っ越すとなった時(やむを得ない転勤など)ローンが新築より高くないので住む場所を変えやすい。
ただこの築27年ぴったりの物件が田舎にはもしかしたら少ないかもしれません。築27年~43年に幅を広げて新耐震基準の家を探すのが個人的にオススメです。
※物件価格1000万円前後~
他にもこんな選択肢があります。
・古民家
※物件価格300万円~
「古民家DIY」が流行るほど田舎と言えばこれです。まさしくDIYなど自分で改造するのが得意な方、もしくは趣ある建物が好きな方には持って来いです。古民家レストランやカフェなど経営を考えてる方にも。
・新築のローコスト住宅
※価格2000万円前後~
中古だと長く住むことを考えたら建て替え&メンテナンス費用が高くつくし一旦は長く住むビジョンが見えているなら新築も良いと思います。地元の工務店なら安く建てれた、田舎ならではの知り合いが工務店の人で少し良心的にしてくれたなど皆さん工夫してコストを抑えています。
なぜ私が新築でもハウスメーカーよりローコスト住宅推しかというと、
売る時の資産価値が低いから
(田舎の都会住まいなら話は別ですが田舎の家は資産として買うのはナンセンスかと思います。どんどん中古物件が増えて行くであろうこの先に高額な家を購入し、ローン返済に困る→しかしいずれ売る時資産にならないとなったら切ないです)
これに尽きます。親子二代三代と必ずその家を次ぐ予定が確定されているなら長持ちするハウスメーカーでも良いですが、だいたい子供は子供で建てたい家が時代と共に変わるのではないでしょうか?親と同じ家に住みたくない、引き継がれても、、と思うパターンもあると思うので慎重に考えた方が良いです。
私はこの物件選びに一番悩みました。結局購入したのは洋風な築32年の家です。まだ一重窓の時代なので、断熱性は新築には多少劣るものの中はリフォームされており1000万弱で購入出来たので
月のローン 2万8000円(ボーナス払いなし)
固定資産税 年2万6000円(購入した初年度の固定資産税なので毎年微量に下がっていきます)
と費用的にも大助かり。アパートを借りるより安くすんでいます。
結局住んで自分が納得できればどんな物件でも正解かと思います。
将来確実に返せそうな額をローンして買えば、あとはどんと構えて楽しく暮らしましょう!
STEP⑤のまとめ
・田舎の家のオススメ主な買い方は
1.築27-43年の中古物件(新耐震基準なのでオススメ。固定資産税もちょうど安くなるのでお得)
2.古民家(カフェなど家を有効活用したい方に)
3.ローコストの新築(新築なのでこの3つの中で一番持ちが良い)
です。
建てる場所によって村のしきたりやルールが違うこともあるので物件を買う際はよく業者に確認してみましょう。