【遊戯王】大逆転クイズ先攻ワンキルデッキ(イゾルデフェレット軸)
前置き
遊戯王のデッキレシピ第2弾。今回は
【大逆転クイズ】
のデッキレシピを紹介します。
そもそも大逆転クイズとはなんぞや?という話から。
(大逆転クイズを知っている方は↑の目次からデッキレシピまで飛ばしてください)
自分のLPがピンチの場合に使用し、デッキトップのカードは何か?というクイズに見事正解すれば、不利な状況を文字通りひっくり返すことができるロマンカードです。
ところがどっこい、このカードは手札とフィールドのカードを全てをコストにしなければなりません。
不正解ならば間違いなく(自分が)ゲームエンド級の盤面になり果ててしまいますし、仮に正解したとしてもゼロから態勢を立て直さなければならず、ただ使うだけでは大逆転しても逆転勝利するにはもうひとひねり必要です。
そこで編み出された戦法が、
①あの手この手で自分のLPを削り、
②デッキトップを確認し、
③墓地に送られることでバーンダメージを与えるカードを大逆転クイズのコストとして墓地に落とし、
④クイズに正解しLPを入れ替えた後、少なくなった相手のLPにバーンダメージを与えて勝利する。
というものになります。
めっちゃ手間暇かけてんなと思ったそこの人。その通り。
チキンレース、光の護封壁、神の宣告などでLPを削りつつ防御に回り、ゲールドグラ(からの共命の翼ガルーラ落とし)やチキンレースでドローを見ながら、上記の状況を作り出すのが基本的な動きとなっています。
大逆転クイズの型として比較的有名なのは魔法カードのみを採用した所謂【緑一色】でしょう。
チキンレースやトゥーンのもくじでLPを削りつつデッキ圧縮を行うことができますし、黒いペンダントや風魔手裏剣といった墓地に送られた場合にバーンダメージを与えるカードもあります。
緑一色の最大の利点は、デッキトップが必ず魔法カードであること。デッキトップを操作・確認するための手間が省けるため、ドローソースに枠を割くことができます。
とまぁ、ここまでが大逆転クイズの概要です。
これを踏まえて大逆転クイズワンキルを紹介します。
デッキレシピ
デッキレシピのリンクはこちら。
デッキを回した動画はこちら。(中継札を複数素引きしたので変な回し方をしています)
60枚型のイゾルデ初動デッキとなっています。
前回(超重ジャックポット7)とは異なり、展開が完全に一本道のため、各カードの説明を抜きに展開を紹介します。
展開ルート
字数短縮のため以下の略語を用います。
・カードの①の効果 → ef1
・通常召喚 → ns
・特殊召喚 → ss ※()内はそれを特殊召喚するためのコスト
初動:1~2枚初動からイゾルデ
初動を安定させるため、デッキの大半を初動札で埋め尽くしました。初動の組み合わせは以下の通り。
ゴヨウ・ディフェンダーにつながる1枚初動
以下3枚はゴヨウ・ディフェンダーの効果で2体目のディフェンダーを出し、イゾルデにつながる。
・ライティ・ドライバー(レフティを手札・デッキから特殊召喚)
・深海のディーヴァ(レベル1海竜族をデッキから特殊召喚)
・B・F-毒針のニードル(B・F-必中のピンをサーチ&特殊召喚)
昇華騎士-エクスパラディン
召喚時、チューン・ナイトを手札・デッキから装備。チューン・ナイトの効果で自己特殊召喚。この2枚でイゾルデへ。
イグナイト2枚
任意のイグナイト2枚をPスケールにセット。一方のイグナイトのP効果でスケール破壊しつつエクスパラディンをサーチ。その後は上記と同様にエクスパラディンとチューン・ナイトでイゾルデへ。
キリビ・レディと任意の戦士族
任意の戦士族を召喚することでキリビ・レディを特殊召喚でき、その2枚からイゾルデへつながる。
※ただし、竜剣士イグニスPは以降の展開で必須のため使用不可。
(裏を返せば、リナルド、オジエ、テュルパン、終末の騎士は召喚時or墓地で活躍し、アストルフォはリカバリ手段があるため、イゾルデの素材にしてよい)
前半:イゾルデからスカルデッド4アドまで
イゾルデ ef1→ イグナイト(A) サーチ
イゾルデ ef2→ オジエ ss (コストはギアブレードと妖刀竹光とデュランダルを含み、折れ竹光を含まない4種)
オジエ ef1→ リナルド 落とす
ギアブレード ef3→ 自身を回収 (後の手札コスト用)
妖刀竹光 ef3→ 折れ竹光 サーチ (後の手札コスト用)咎姫 ss(イゾルデ + オジエ)
咎姫 ef2→ リナルド ss
リナルド ef2→ デュランダルを回収
レイジング・フェニックス ss(咎姫 + リナルド)
デュランダル発動
デュランダル ef2→ イグニスP サーチイグナイト(A)、イグニスP をPスケールセット
イグナイト(A) ef1→ Pスケール破壊し、イグナイト(B) サーチ
※(B)は(A)とは異なるスケールにするイグニスP ef1→ マジェスティP ss
マジェスティP ef1→ 召魔装着 サーチ、手札(折れ竹光等)1枚捨てる
召魔装着 発動
召魔装着 ef2→ 手札(ギアブレード等)1枚を捨て、ドラゴノックス ss召魔装着 ef3→ 墓地の戦士族4体除外し、邪龍イーサルウェポン サーチ(後の手札コスト用)
エレクトラム ss(マジェスティP + ドラゴノックス)
エレクトラム ef1→ ダーク・ドリアード EXデッキに加えるエレクトラム ef2→ 召魔装着を破壊し、イグナイト(A)をEXデッキから回収
イグナイト(A)(B) をPスケールセット
P召喚 → ダーク・ドリアード、EXデッキのPモンスター の2体ダーク・ドリアード ef1→ フェレット、アングラー、コリドー、テュルパンorアストルフォ の4体をデッキトップへ移動
(素引きしている場合は他のモンスターでよい)スカルデット ss(レイジング・フェニックス + エレクトラム + ドリアード + ⑯でP召喚したPモンスター)
スカルデット ef1(4体)→ ⑰で操作した4枚をドロー、それ以外の3枚をデッキに戻す
後半:スカルデットからワンキルまで
ここまでの盤面
フィールド:スカルデット
Pスケール:イグナイト(A)(B)
手札:フェレット、アングラー、コリドー、テュルパンorアストルフォ
スカルデット ef1(3体)→ フェレット ss
フェレット ef1→ 終末の騎士、ゲール・ドグラ ss
ジーランティス ss(スカルデット)
ジーランティス ef2→ ジーランティス、終末の騎士、ゲール・ドグラ 再召喚
終末の騎士 ef1→ デストルドー 落とす
ゲール・ドグラ ef1→ 3000LP*2払い、イグニスP、ガルーラ 落とす
(残2000LP)ガルーラ ef2→ 1枚ドロー
デストルドー ef1→ 1000LP払い、終末の騎士を対象にしてss
(残1000LP)パワーツール・ブレイバー ss(デストルドー + 終末の騎士 + ゲール・ドグラ)
パワーツール・ブレイバー ef1→ 月鏡、黒いペンダント 装備イグナイト(A)(B) ef1→ (A)(B) 破壊し、テュルパンorアストルフォ(持っていない方) サーチ
テュルパン ss
コリドー ss
アストルフォ ef1→ イグニスP除外し、レベル4としてss
アングラーss
※制約の都合上、アングラーは最後に出すダランベルシアン ss(⑪~⑭の4体)
ダランベルシアン ef1(4体)→ 大逆転クイズ サーチパワーツール・ブレイバー ef2→ 月鏡を墓地へ送り、任意のモンスターの効果を無効化
月鏡 ef2→ 500LP払い、デッキトップに戻す
(残500LP)大逆転クイズ 発動(魔法カードを宣言)、LPを入れ替える
黒いペンダント ef2→ 500LPバーンダメージ
注意点(素引きNG札)
このデッキには展開中継用のピン挿し札がいくつもあります。
ですが、それらのうちスカルデットL召喚後に必要になる札については、スカルデットの入れ替え効果でデッキに戻すことができるため、あえてピン挿しとしています。
逆に、スカルデット以前のパーツのうち、リクルートを前提とするカードの素引きが事故札となります。
具体的には以下の通り。
魔装戦士ドラゴノックス
召魔装着からリクルートされるのが前提のため、手札に来るとOUT。
そのため2枚採用。
(確率計算機曰く、ピン挿しと2枚挿しでは事故率が5%ほど変わってくるそうです)
装備魔法3枚以上(部分的にリカバリ可能)
イゾルデからオジエをリクルートするには4枚の装備魔法がデッキに存在していなければなりません。
一応、オジエでなくリナルドをリクルートした場合でも、スカルデット直前までは同じルートを辿ることができます。
この場合、妖刀竹光、ギアブレードが墓地に落ちず、マジェスティPと召魔装着のコストを初手札から直接払うことになるため、オジエ展開と比較すると手札が2枚少ない状態になります。
ここで問題になってくるのがスカルデットの3枚戻し効果。
ダーク・ドリアードで固定しドローした4枚はデッキに戻せないため、L召喚した時点で手札が3枚以上ないといけません。
イゾルデでリナルド展開する際、1枚初動だった場合は手札3枚のためギリギリ続行できますが、2枚初動の場合は手札2枚のためOUTです。
焔聖騎士-オジエ(部分的にリカバリ可能)
上記の装備魔法3枚以上のパターンと同様です。
イゾルデからオジエが特殊召喚できないため、リナルドをリクルートするパターンとなります。
やはりこちらも同様に、元ルートに対し手札が2枚少ないため、場合によっては事故になります。
竜剣士マジェスティP(リカバリ可能)
イグニスPからリクルートされるのが前提のため、手札に来るとOUT。
…と思いきや、実はリカバリ可能。
リカバリのために、展開ルートに現れなかったダイナマイトPをここで使用します。
前半の手順⑨
(場にレイジング・フェニックス、手札にマジェスティP、イグナイト(A)、イグニスP、折れ竹光、ギアブレード の状態)
から以下のように置き換えます。
●マジェスティPのみ素引きした場合
⑨ マジェスティP、イグニスP をPスケールセット
マジェスティP Pef1→ ダイナマイトP をサーチし、イグニスP 破壊
⑩ イグニスP ef1→ イグナイト(B) ss
※(B)は(A)とは異なるスケールにする
⑪ ダイナマイトP をPスケールセット
ダイナマイトP Pef1→ マジェスティP ss
⑫ エレクトラム ss(イグナイト(B) + マジェスティP)
⑬ エレクトラム ef1→ ダーク・ドリアード EXデッキに加える
⑭ エレクトラム ef2→ ダイナマイトP を破壊し、イグナイト(B)をEXデッキから回収
⑮ エレクトラム ef3→ 1枚ドロー
以降、元ルートの手順⑯に収束できます。
●マジェスティP、ダイナマイトPともに素引きした場合
⑨ イグナイト(A)、イグニスP をPスケールセット
イグナイト(A) Pef1→ Pスケール破壊し、イグナイト(B) をサーチ
※(B)は(A)とは異なるスケールにする
⑩ イグニスP ef1→ イグナイト(C) ss
⑪ マジェスティP、ダイナマイトP をPスケールセット
ダイナマイトP Pef1→ マジェスティP ss
⑫ エレクトラム ss(イグナイト(C) + マジェスティP)
⑬ エレクトラム ef1→ ダーク・ドリアード EXデッキに加える
⑭ エレクトラム ef2→ ダイナマイトP を破壊し、イグナイト(A)をEXデッキから回収
⑮ エレクトラム ef3→ 1枚ドロー
以降、元ルートの手順⑯に収束できます。
このリカバリールートを使用する場合、召魔装着およびドラゴノックスは使用しません。
そのため、ドラゴノックス2枚を素引きした場合でも、マジェスティも素引きしているならばリカバリ可能です。(めったにないとは思いますが…)
焔聖騎士-リナルド(リカバリ可能)
オジエによってデッキから墓地に送られる必要があるため、事故札のように思えますが、実はリカバリ可能。
●初手が リナルド + 炎属性戦士族 の場合
この場合は、炎属性戦士族ns、リナルドss でイゾルデにつながりつつ、リナルドが墓地に送られるため、収束します。
●初手が リナルド + 1枚初動札 の場合
①イゾルデとオジエが揃った直後 リナルドss 、デュランダルを回収。
②咎姫 ss(イゾルデ + オジエ + リナルド)
③咎姫 ef2→ リナルド ss
④レイジング・フェニックス ss(咎姫 + リナルド)
これで元のルートに収束します。
アストルフォ + キリビ・レディ(リカバリ可能)
レアケースですが、初手からイゾルデにつながる手札がこの2枚しかない場合、4素材ダランベルシアンのためのレベル4が1体不足するため事故札…と思いきや、リカバリ可能。
①P召喚する際、ダーク・ドリアードとEXの任意のPモンスターに加え、手札の邪龍イーサルウェポンを出す。
②スカルデット ss(①でP召喚したモンスター、レイジング・フェニックス、エレクトラム、邪龍イーサルウェポン)
③ダーク・ドリアードがレベル4のため、ダランベルシアンの素材にできる。素材にするまでは場に残し続ける。
(ちなみにテュルパンは手札・墓地からの特殊召喚のため、リカバリするまでもなく動けます)
注意点(大逆転クイズのコスト)
ここで大逆転クイズの効果をおさらい。
手札コスト
テキストからは微妙にわかりづらいですが、手札またはフィールドいずれか一方でも0枚の場合、コスト不足で発動できません。
1枚初動でルートを辿った場合、最終的な手札は3枚+大逆転クイズになるため、余裕をもって効果を発動できます。
しかし、2枚初動の場合や中継札(イグニスPなど)を素引きしていた場合、最終手札が3枚未満になる、というわけです。
Pスケールとフィールドコスト
これはペンデュラムモンスター全般が抱えてる問題ですが、「墓地へ送る」ことをコストとして要求するカードは、フィールド上のPモンスター及びPスケールをコストにすることができません。
特に、大逆転クイズはフィールドの全てのカードを墓地へ送らなければらないため、Pスケールやモンスターゾーンに1枚でもPモンスターが存在すると発動そのものができなくなります。
もし、アストルフォやテュルパンを素引きしていたことでイグナイト(A)(B)のサーチ効果が不要になったとしても、イグナイトの効果はあらかじめ使っておきましょう。
あとがき
1枚初動の選出理由
このデッキの1枚初動は4種類ありますが、実はこれらの属性はすべてばらけさせています。
ライティ・ドライバー + レフティ・ドライバー(地属性)
深海のディーヴァ + レベル1海竜族 (水属性)
B・F-毒針のニードル + B・F-必中のピン((風属性)
昇華騎士-エクスパラディン + チューン・ナイト (炎属性)
属性をばらけさせることで フェレット(地)、アングラー(水)、コリドー(風)、テュルパンorアストルフォ(炎) を素引きしていても、ダーク・ドリアードの効果が不発にならない利点が生まれるわけです。
(尤も、ニードル3、ピン1、コリドー1といった初手エクゾディアを引かなければの話ですが…)
大逆転クイズピン挿しについて
ここまで読んだ方の中にはこう思った方もいるでしょう。
「大逆転クイズフル投入したほうがいいんじゃね?」
大逆転クイズを素引きしていれば、最後の4素材ダランベルシアンが不要になるため、展開の難易度が下がるように思えます。
ところがどっこい、【大逆転クイズワンキル】に必要なギミックとして
①自身のLPを500LPまで削る
②自分フィールドに黒いペンダントを存在させる
が不可欠であるため、4素材ダランベルシアンが不要でも、その直前のパワーツール・ブレイバーまでは完遂する必要があります。
そこまでやったら4素材ダランベルシアンを出す手間も誤差レベル。
つまり、大逆転クイズの素引きはほとんどうま味が無いため、ピン挿しにしているワケです。
おわりに
以上、(妨害さえなければ)8割強の確率でワンキルできる【大逆転クイズ】の紹介でした。
次回はヘル・テンペストのロマンデッキをつくりたいなぁ…