求められる「本物」の取組
『SDGsのワッペン貼り』
…という言葉があるらしい。
なかなか強烈な…皮肉的なワードだが、
「あるある」なのかな、とも思う。
と同時に、何だか耳が痛い。。。
要は、
「既存の事業って、17のターゲットのコレとコレに当てはまるよね」
「じゃあ、今までもずっとやってきたことだよね」
と言ってしまって、
サスティナビリティ経営として求められる、
真のトランスフォーメーションに辿り着けないことを言うんだろうな。
改善と変態は別物
GXという言葉もどういう文脈で遣うか、
気を付けた方が良いかもしれない…と感じた。
要はちょっとビビったワケだ…笑😅
トランスフォーメーション(変態)は、
従前のものを少し変えたもの(改善)とは別物なんだよね。
例えば、
運送業でガソリン代を前期比5%削減したというのは「改善」。
「変態」ではない。
改善は後戻りが出来る。
変態はガラッと変わるし、戻れない。
「戻る」という選択肢自体がそもそも消える、みたいな感じか?
蒸気機関の発明やVHS、スマホの登場みたいなことを指すのかな。
まずは夢を描こう
科学技術がどう発展していくか読めれば良いが読めないものもある。
それは大前提。
その前提の下で、抽象度高めなゴールを描き、
「そのゴール達成をどうするか」とバックキャスティングする。
そこから始めない所に、
イノベーション的な本当の改革は望めないんだろうな。
何故かと言うと、
工夫の方向性が変わってくるから。
現状に対する足し算・掛け算ではなく、未来からの逆算・確かめ算。
それがGXの本質なのかもしれないな…
まだちゃんと理解したとは言えないかもだけど。