多幸感製造機。
愛されているなぁと、なにかと思う。
「岸くん、岸くん」と、それはまるでもう鳴き声かのように頻繁に名前を出されていて、それが微笑ましい。
先日のストプリMステ動画は
本当によいものであった。
岸さんの一言一句、逃してくれない田中さん。
追随するジェシーさん。さすがです。
「だから坊主なんだ」
「坊主じゃないです、ほぼ坊主です。」
「ほぼうずね」
ANNの、再来かと思ったよね。
「どこ住んでんの?」ってまた聞いてたし。
そして、岸さんの「ほぼ坊主」発言を、繰り返す平野さん。平野さんは、岸さんの発言を復唱しがち。
定期的にあひゃあひゃ笑ってて可愛い。
「歯、白っ!」って言われて、口元隠しちゃう神宮寺さんも可愛かった。キンプリみんな歯白いよな。
若干いじられすぎる感ある岸さんだけど
個人的には、微笑ましく見ている。
TVショーにおいて
「ちょっと変わった人」という認識を
ある程度植え付けている「キンプリの岸くん」
いてもいなくても、やたら名前が出るのは
「とりあえず」なのかなって
はじめはちょっと思っていた。
ある程度ウケるでしょ?なのかなって。
でもさ、なんか違うんだよね。
飼っているペットの話してるみたいなの。
構いたくて仕方ない、みたいな顔なの。
本当に岸さんが好きなんだなあと思う。
わかる、魅力的だもんね。
岸さんはストイックなくらい努力家。
「ハードルのとらえ方」が人より高めなのだと思う。
「自分ならもっとできる」ではなくて
「ここまでやって当然」だと思っている気がする。
だから周りから「努力家」と言われても、本気で首を傾げるのだろう。
でもそれを他人に押し付けることはない。
本人次第だから口に出すこともない。
結果、背中を見て育てることになる。
でも、そんな背中を見ていると
「自分もちゃんとしなきゃ」って思う。
だって、自分と同じもしくはそれ以上に
できている人が、もがきにもがいているのだ。
あ、自分ももっと頑張ろう。
そう思える人たちが、岸さんに懐くのだろう。
ジュニア時代含め、岸さんは
本人から語られる本人像と、
周りが語る姿には大きな差がある。
本人は「劣等生だった、よく怒られてた」というが、周りは「スターだった、見本になってた」という。
占い番組にSexy Zoneの佐藤勝利さんと出た時
「エリートの星がある」と言われ、
即座に否定した岸さんに勝利さんがかけた言葉。
「そんなことない、エリートだった。
卑下するとこ、あるなって思う。
(もっと周りの言葉を)信じてほしい。」
違法であろうアップロード動画で見たので
あまり正々堂々とは言えない感想だが
そういう言葉をかけてくれる人が、
岸さんの側にいてくれて、
本当によかったなと思った。
それくらい、愛情深い発言だった。
そんな尊敬できる人なのに。
ステージを一歩降りてしまえば
考える前にすぐに口に出してしまうから
おバカさんな発言も多いし
話もろくに聞いてないことあるし
食べ物が目の前にあるとソワソワしちゃう。
不意に大きな声も出す。
「あ!いた!」「わかった!」
本当に元気な生き物だなあと思う。
子犬を見てるような気持ちになる。
そんな背中を
見つめて、支えて、撫でて、叩き合って。
そういう風に過ごしてきた
メンバーとしての、岸さん。
同じ事務所の仲間としての、岸さん。
だからこそ、好きになるんだろう。
この間のおしゃれクリップでの髙橋さんの涙。
すごく、しんどくて、それでもやっぱり嬉しかった。
平野さんの「仲良いですか?」と同様の理由で。
その質問へのアンサーのようで。
そうだよね、寂しいよね。
不安だよね。
それは当然だから、隠さなくていいんだよ。
今後のKing&Princeについて問われ、
言葉に詰まり、子どものように涙を拭いながら
一生懸命につむいだ言葉。
「応援してくれる人にたくさん会いたい」
「みんな幸せに暮らせたらいい」
「ずっと友達でいられたらいいな」
「メンバーが、本当に好きなので」
これからへの覚悟、
ついてきてくれるファンへの感謝、
メンバーへの愛情が痛いほど伝わった。
改めて思う。
この人たち、本当に仲いいんだなあって。
「メンバー」でなくなっても
「友達」として、続いていきたいんだなって。
不思議なグループだと思う。
仲間でありライバルであることを否応なく叩き込まれるジャニーズという集団の中で、圧倒的すぎる平野紫耀という存在をセンターに据え、そのイジられ力で中心になりがちな岸優太というリーダーがいるKing&Prince。
嫉妬したり、なんであいつばっかりと腐っても、おかしくない環境だと思うし、実際永瀬さんはジュニア時代に、嫉妬から平野さんと距離をおいていた時期があると聞く。
でも今の彼らは二人の存在を「誇り」にしているように見える。奇跡的にメンバー全員が天使みたいな性格なのかもしれないけれど、二人を近くで見てきたからこそ、なんだろう。
積み重ねている努力を、メンバー思いな一面を知っているからなんじゃないかな。
だからこそ、2人を誇らしく頼もしく思える。
あと、変だしね。あの2人。
どっこいどっこいなのに、お互いを1番やばいと思ってるの可愛いもんね。どちらも想像を、はるかに超えてくるんだもん。毒気を抜かれちゃうよね。
それが最年長2人なんだもんなあ。
ちゃんと「お兄ちゃん」感、あるんだもんな。
本当に絶妙なバランスだなあと、思う。
今日、King&Princeる。の
最終回とゴールデンSPが発表された。
寂しいけれど、3月以降も見られて嬉しかったし
5人…7人でこその空気感だから、
これでよかったなと思う。
どうしても思い出しちゃうだろうから。
だって、あの3人、面白すぎるもんね。
Mステもそうだけど、
ギリギリまで、5人揃った姿を見られること
本当にありがたい。
2時間、しかもゴールデン。
これ以上ない、花道だなあと思う。
最終回拡大スペシャルなんて、大好評の証だ。
5人の素敵さがたくさん伝わるといいな。
しんみりせず、笑って見られるといいな。
「集大成」って銘打っていたし、総集編みたくなるのかな。
髙橋さんの素晴らしき芸術センス。
永瀬さんのこじらせぶりと無鉄砲さ。
神宮寺さんの真面目さの中の狂気。
平野さんの純粋さと運動能力。
岸さんの天真爛漫さ。
そしてなにより、5人でいる時の笑顔。
7人が作り出す平和な雰囲気。
たくさんのことが、たくさんのひとに
伝わる最終回になるといいな。
King&Princeについて伝えたいことは
本当に底なしで困る。