強要と切望、祈り。
King&Princeる。
私のほんの僅かな、キンプリ歴において
なくてはならない存在。
この番組があったからこそ、
私は彼らの人となりに触れられたし
ここまで、好きになったように思う。
こないだの放送で、韓国の占い師さんに
平野さんが尋ねたこと。
「(僕ら5人は)ずっと仲いいですか?」
こんな深読みしかされないタイミングで
聞くべきではなかったかもしれないし
放送するべきでもなかったかもしれない。
それでも、これを視聴者に見せてくれた
番組の思いと優しさ、
なにより平野さんの不安が、
はじめて明確になったようで嬉しかった。
ここから、本当に、本当に、
05/22について、KPQPのMVについて
個人的な意見を書きます。
気分を害する人がいるかもしれないほど
私の個人的な見解です。
平野さんって、すごく頑固だと思う。
自分の気持ちを大事に生きてる様に思う。
King&Princeを良くしたい、
世界で活躍できるグループにしたい。
だって、ジャニーさんと約束したから。
この6人なら、できるって思うから。
そのために、
たくさんたくさん戦って
「自分の意見を通してきた」んだと思う。
もちろんそれは悪い意味ではなくて
周りのメンバーもそれに感化されて
それぞれができることをやって
その結果、King&Princeは
唯一無二のグループに成長している。
でも、ふと温度差みたいなものを
感じてしまったんではないかと思う。
急に不安になったんじゃないかなって。
今までよかれと思ってやってきたことは
本当にグループのためになってるのかなって
メンバーを巻き込んでるんじゃないかなって
不安になっちゃったんじゃないかな。
そして、退所することを決めた。
でも色々な事が重なって
3人で退所する結果になった。
神宮寺さんは、きっと気づいた。
そんな平野さんの様子に。
そして、そっと一人決めていた
「これ以上メンバーが欠けた時」の
決意に沿って、決めたんだと思う。
きっとそこにブレはなくて
それほどまでに「今のKing&Prince」を
大事にしていたんだと思う。
そして、その決意を、
岸さんには、早めに伝えたように思う。
昔の映像を見ていると、
本当に可哀想になるくらい
げっそりしている時期があって
調べたら岩橋さんが休養している時期だった。
きっと、責任を感じてたんだと思う。
気づけなかったことに、
気づけなかった、
リーダーとしての自分に。
そんな姿を見ていたからこそ
岸さんには伝えたと思う。
岸くんのせいじゃないよ、
自分で決めたんだよって。
だから、責任感じないでねって。
そこから岸さんが脱退を決めた理由は
正直わからない。想像すらできない。
たくさんの人々に愛されて
お仕事にも恵まれているように見えて
ジャニーズであることに誇りを持っていて
グループを、大事に思ってる。
でも、過去の発言。
「自分のヴィジュアルには期限がある」
「デビューが決まった時の、
本当の気持ちは絶対言えない」
その言葉に感じる信念のようなもの。
それに従って考えた結果なのだと思う。
そして、その結果に
平野さんは責任を感じてるんじゃないかな。
結局、巻き込んでしまったなって。
残る二人に、しんどい思いをさせてしまうなって。
だからこそ
「仲良くいられる」か、
不安なんじゃないかなって。
勝手だねと思う人もいるだろう
でも、こうなることを
平野さんは願ったわけではない。絶対。
だって、彼にとってグループは
単なる手段ではないはずだから。
心強くて大切な仲間だから。
仲良くしていたい人たちだから。
だからこそ、同じ目標に向かっていくのではなくて、それぞれが思う未来に向かっていけるように、手放そうと思ったんじゃないかな。
ごめんねと、ありがとうを、込めて。
そして、その手放すタイミングは
きっと思ってた以上に、早かった。
もっとちゃんと、区切りをつけたかったけど
色んな調整やしがらみとの兼ね合いで
こんな形になっちゃったんじゃないかな。
だって、少なくとも
Mr.のときの5人に、その気配はないから。
会社だってさ、いなくなる人よりも
今後を担う人にお仕事は、任せたい。
それは当然の結果で。
それならば。
今やってる仕事が、一段落したタイミングで
辞めるように提示されたんじゃないかな。
キンプリ絡むと、なぜか円盤化しない舞台。
事務所との軋轢はあるだろう。
でも、キンプリは
これまで、たくさんの事に挑戦していて
メンバー全員がドラマの主演も努めていて
なにより楽曲にも本当に恵まれている。
それは事務所の力もあるわけで、
見放されているわけではない。
需要もニーズもある、
そして、それに応える力もある。
推されてはなくとも、
求められる声に対しては
ある程度、きちんとお仕事を
配分されていたように見える。
だけど、平野さんは
真っ直ぐすぎて、頑固だから
折り合いをつけられなくて
納得できないことがあると
「敵だ」と思ってしまうんだろう。
「守らなくては」と思うのだろう。
優しすぎるのだ、メンバーに対して。
メンバーだけを、信頼しすぎているのだ。
そしてきっと
そういう面は大なり小なり
メンバー全員にあるのだと思う。
だからこそ、
心を許しているように見える、
数少ない場所。
そう思わせてくれる、キンプるが好きだ。
神宮寺さんや永瀬さんを雑に扱ってみたり
岸さんや平野さんが不機嫌なとこを
面白がってみたり、
末っ子高橋さんには番組も甘い。
岸さんなんて、ご機嫌ななめなんていう
お嬢様か子どもにしかしない表現されてて笑った。
「(ロケの内容に)全然面白くない!」
「(スタッフに)靴あるんかい!」
字面で見ると、なかなかな暴君発言ぽいけど、映像で見ると、二人とも駄々こねてる子どもなんだよな。
空気が悪くなる感じではなくて、周りが笑っちゃってるのがわかる。お、どうした?って、半笑いであやしにかかってる感じというか。
もしかしたら、見る人が見ると
なんでそこ放送するの?
メンバーをバカにしないでほしいとか
思うのかもしれない。
でも、なんだろうな。
メンバーたちが楽しそうなんだよな。
ちょっと、いやかなりアレな5人を
笑いものにしたいのではなくて
「こんな面白いんですよ、彼ら」って
披露されているような感覚になる。
可愛がられてるなあと、思う。
それに、メンバー5人とも
メンバーだけでいる時と近いような気がする。
それがいいことなのかわかんないけど、本当にアットホームだなと思う。
だってあの人たち。
たまにゲスト来ても5人で固まってるんだもん。
ゲスト立ち位置、基本端っこなんだもん。
はじめて見た、ゲスト端っこな写真。
写真くらい真ん中に立たせてやんなよ、
ゲストなんだからさ。
自覚はある。
自覚はあるのだ。
今の私は、キンプリに対して盲目的だと。
彼らが何をしていたって可愛いし、愛おしい。
すべてを肯定してしまう。
だけど、楽しそうな5人の姿を
毎週見られるこの番組が、
本当にありがたい、のだ。
MCをつとめる劇団ひとりさんとザキヤマさんが、メンバーのことを下の名前や愛称で呼ぶようになっていることが、嬉しくてたまらない。
楽しそうな5人を、ただ見たい。
今日、公開されたKPQPのMV。
昨日からすごく楽しみだった。
あの曲のもつ、暖かくて儚い雰囲気が
どういう映像になるのかなって。
ごめん、ごめんけど
これ、どういう気持ちで撮ったの。
全てがメンバー発案なら、いい。
こういうの撮りたいんですって。
もしそうじゃないならさ、メンバーにもっと寄り添った映像にできたんじゃないかな。
悲しい顔なんてさせないであげてよ。
良い思い出だなあ、じゃないのよ。
違う、こんなの見たくなかった。
だって、円満な終焉じゃないでしょう。
「彩り」みたいな、温かい映像だったら
もっとずっとよかったのに。
これがワガママなのは、分かってる。
私はもう、キンプリに
ほっこりしか求めてないのかもしれない。
幸せで、ただ笑顔でいてほしい。
そして、できれば
その姿を眺めて、にこにこしていたい。
そんな自分の傲慢さに呆れる。
好きなひとたちに
笑っててほしいだけだったはずなのに
どんどん我儘になって困る。
もっと、純粋に単純に
楽しめるようにならなくては。
急激に詰めた距離は、
多分おかしなことになってきてて
少しずつ 距離を置きながら
適正な位置を見つけようと思う。
何事も、きっと程々がいい。