そばにいる、それだけで。
ついに5月になってしまった。
私は今から、22日に無事に出勤できるか
ほんとうに気が気じゃない。
金曜のMステ、土曜のキンプる。
もう日曜は、使い物にならないだろうな。
Huluは、いつまで見られんのかな。
一年間は見られるといいな。
最早終わりのことばかり考えてしまう。
キンプリは、終わらないのに。
5人でなくなるだけ、なのに。
だけ、なんて言葉じゃ片付けらんないな。
先日の初回少クラを見て
ああ、無理かもと思った。
二人である姿も、そりゃ寂しかったし
終始落ち着かない様子の髙橋さんも
見てて心配にはなったけれど、
歴史も縁もある番組の初回MCなのだ。
緊張して当然だし、むしろ永瀬さんはいつもライブMCを回しているだけあって、全体が見えててすごいなと思った。髙橋さんもふわふわしつつも、良いところ出ていた。相棒になる岡田さんもすごく優しくフォローしてくれていて、これからどんどんなじんでいくんだろう。
ゲストも気心知れているSixTONESで。
頼もしすぎるくらいの先輩で。
どんどん話題も振ってくれて、どっちがMCかわからないくらい、番組を支えてくれていた。
でも、だからこそ、
SixTONESだったからこそ
「3人の名前」を出してはならない、という
重苦しい雰囲気が、無理だった。
ストプリMステ動画の記憶も
まだ真新しいのに。
あんなに楽しそうだったのに。
まだ、キンプリは5人なのに。
もう、だめなの?
もう、いないことになるの?
他の三人に触れたのは
一時間程度の番組中、田中樹さんの
「他のメンバーは〜」という一言のみだった。
二人や番組を否定するつもりはない。
もちろんSixTONESだって。
いつも5人で楽しそうにしてて
ティッシュ一枚やストップウォッチだけで、ほんとバカみたいに大はしゃぎして。誰かが困ると言葉や笑顔で助けに入って。意味の分からないタイミングでハイタッチして、結局は5人だけのピースフルな世界を作って。
でもそれがなにより楽しそうで。
一人だけで番組に出るときも、メンバーのことを聞かれると嬉しそうで、なんなら聞かれなくても嬉々としてエピソードを披露してて。
それが、キンプリだから。
そんな姿を散々焼き付けてしまったから。
3人の存在をスルーしなくてはならない
2人の姿を、見ていられないと思った。
キンプリを、岸さんを、好きになって
関わる人々に思い入れができた。
テレビで見かけるたび、好意的に見てきた。
そういう人たちの口から、
もう名前が出ること、ないんだ。
いつからいつまでかは、わからないけれど。
こんな慣らし運転、あんまりだ。
いなくなるだけでも寂しいのに、なんでこんな慣習あるの。変じゃん、悪いこと何もしてないのに。
「ジャニーズの」って冠がなくなるだけなのに。
この間のうたコン、すごくよかった。
生オケにも負けない、伸びやかな歌声。
ダンスだけじゃないんだよって。
5人が5人、こんなにちゃんと歌えるんだよー!って誇らしい気持ちにすらなった。
感情の入り方が声の響きが、紅白と同じくらい「これがKing&Princeだ」を体現していた。
終わりの岸さんの挨拶が、これ以上ないくらい岸さんで、泣けて笑った。これこそが、好きになったキンプリだなあって思った。
日々更新されるシンデレラガール動画も
わちゃわちゃしてて個性出てて。
Wゆうたverなんて、二人ともにっこにこで。
なんだこの2人って、誰相手かわかんない嫉妬するくらい楽しそうで。岸さんverは何回見ても幸せな気分で笑えるから、つい出社前に見てしまう。
キンプるだって、相変わらず岸子相手なら何してもいいと思ってるメンバーが微笑ましいし、やっぱりデレてる永瀬さんは可愛いし、ひやかしで遺憾なく発揮される神宮寺さんのバカデカボイスは愛おしく、岸さんのメールは岸さんすぎる。
笑っててほしい、幸せでいてほしい。
思う道を、進んでいってほしい。
それも嘘じゃない。
でも、やっぱり、本音としては
向かい合って楽しそうに笑ってる、
驚くようなパフォーマンススキルを魅せる、
5人の姿を見ていたかったなあって。
岸さんを取り囲む4人を、見てたかった。
なんで、あんなに幸せそうな顔で
同性同年代の、グループメンバーを
見つめることができるんだろう。
なんで、それをなんてことない顔で
享受することができるんだろう。
グループでいるときが、
1番楽しそうな人たちは
他にもたくさんいるだろうけど、
あんなに幸せそうな人たちって
なかなかいないんじゃないだろうか。
あきらめは、正直ついている。
もうどうにもならないって、わかってる。
それでもやっぱり
キンプリといる時のKing&Princeが
1番好きだなという気持ちだけ
揺らがないんだよなあ。
22日が、ただ怖い。
23日は、もっと怖い。
でも、Gメンは、楽しみだな。
始まりの終わり、でもあるんだけど
それでも、楽しみは少しでも多いほうがいい。