見出し画像

【ポケカ】「漆黒のガイスト」最強ニャンニャンコンビ誕生!?

こんにちは!デンリュウです。

今回は先日発表されたれんげきの拡張パック「漆黒のガイスト」に収録されるという「ゼラオラV」について話したいと思います!


ゼラオラV

ゼラオラの技「クロスフィスト」は3エネ[トリプル加速なら2エネ]で100ダメージを与えられます。
驚くべきはその追加効果です。
前のターンに自分のれんげきポケモンが技を使っていたなら相手のベンチポケモンにも160ダメージを与えられます。

バトル場よりもベンチに高いダメージを与えられるのは珍しい効果ですね!

バトル場に100ダメージ与えつつ、デデンネGX(160)、いちげきヘルガー(130)、ドータクン(110)を気絶させてサイドを取りつつ相手の流れを断って優位に立つ……なんて戦法が取れそうですね!


相性のいいカード

■れんげきウーラオスV、VMAX


れんげきの看板カードといえばれんげきウーラオスですよね。
ウーラオスVの1つ目の技「ひるがえす」によってゼラオラと交代することでゼラオラの「クロスフィスト」によるベンチへの160ダメージをしっかり与えることができます。
うまくいけばそのままVMAXに進化してれんげきエネルギーをつけて、ゼラオラはスタジアム「水の塔」で逃げて「きょだいれんげき」を打てれば、前ターンのゼラオラと合わせてベンチポケモンに280ダメージを与えることが可能です。
そういえば280といえば三神のHPですね……

ゼラオラの存在はれんげきデッキの可能性やロマンを秘めているとわかりますね。

■れんげきレントラー

私の大好きなレントラー!
彼もとても相性がいいです。
1つ目の技「エレキステップ」はどのポケモンにも40ダメージを与えてベンチと入れ替わり、2つ目の技「スカービート」はダメカンが乗ってるポケモンに200ダメージを与えられるので、使い分けられそうですね。

エレキステップならゼラオラで狙いたいベンチポケモンに40点与えてゼラオラと入れ替わって「クロスフィスト」で160点与えて合計200点を与えることができます。
HP200ラインならマニューラGX、ガラルサンダーVを、HP180ラインならワタシラガV、クロバットVを気絶させることができるのでゼラオラがいるだけで複数枚出させない牽制にもなりそうですね……多分。

スカービートであればゼラオラがバトルポケモンに100ダメージ乗せたことで200点が出せるのでベンチよりもバトル場のポケモンを処理する時に使えそうですね。


■ゼラオラV

もう普通にゼラオラとゼラオラの交代でも十分すぎる効果がありますね!
「このポケモン以外」というのがゼラオラV全体を指すのか、技を使用したゼラオラVなのか怪しい所ですが、後者なら無限ループが可能ですね。
たった2ターンでバトル場に200ダメージ、ベンチに320ダメージ与えるのは純粋に強すぎます。
ゼラオラが踏ん張ってる間にこちらはウーラオスやレントラーを育てられますから一石二鳥だと思います!


■水の塔

ゼラオラやウーラオスの技の強力な追加効果を出すためには必須ですね!
スタジアム「混沌のうねり」が厄介なので自分なら2~3枚は入れると思います。


■ナゲツケサル

生きる望遠スコープです。
ポケカでは10ダメージが勝敗を左右する状況なんていくつもあります。
それが30ダメージも底上げされるんですから弱いわけがありません!

ゼラオラの「クロスフィスト」は190ダメージに、ウーラオスの「きょだいれんげき」は150ダメージに到達するので、相手のベンチポケモンはヒヤヒヤですね(笑)

ベンチにいるだけでいいのでれんげきのデッキならどの型にも採用できるのが優秀です!


問題点

ゼラオラは単体でも相当強いですが、上記のカードなどと組み合わせるとより強くなりますね!

もちろんこれらのカードが揃ってしまえば現環境のどのデッキよりも相手の流れを妨害しやすいと思いますが、少し問題があります。


①エネルギーが整うのに時間がかかる。
ゼラオラはかみなりエネルギー1個と無色エネルギー2個で打つことができます。
ゼラオラと他のれんげきポケモンを育てるとなると、最低でも3ターン以上かかります。

現環境のデッキたちはエネルギーが軽いことで有名です。

ムゲンダイナは悪ポケモンの数にもよりますが最短2ターン目でドレッドエンドを打てる可能性があります。

炎を使うデッキは溶接工により後攻1ターン目で3エネルギーの技を打てる可能性があります。

三神は欲張らなければ後攻1ターン目でオルターを打てる可能性があります。

いちげきウーラオスはヘルガーが2体揃えば2ターン目で最低でも+40されたインパクトブローを打てる可能性があります。

実際はそんなに上手く回りません!なので全然戦えるのですが雷デッキにはエネ加速手段や初ターンでメリットのある技を持つポケモンが少ないので余裕を持って戦うことはできなさそうですね。


②ベンチバリアのミュウが厄介。
相性のいいカードでも紹介したようにゼラオラはベンチにダメージを与えていくことで弱い攻撃でも相手を倒すための底上げをすることのできる戦法を可能にしてますが、ベンチバリアのミュウはそのベンチ攻撃を無効化するのでこの戦法が効きません。
しかもミュウはノーマルポケモンなので「無人発電所」の効果も受けません。
今のところの対策は「ボスの指令」で引きずり出して倒すか、「れんげきンペルトV」を採用して頑張るくらいですかね……



個人的にはれんげきはベンチを攻撃して常に相手に万全の体勢を作らせないのが強みだと思っているので、ボスをミュウに切ってしまうのはもったいないとは思いません。
前述もしましたがベンチに160~180ダメージを与える事ができるのでむしろミュウきたら真っ先に倒すのが良いかと思います。
それに雷デッキはエネルギーが整うのに時間がかかるので最初は普通に殴りあって途中でミュウを処理しましょう。

考察

結局のところゼラオラVと相性がいいのはやはりレントラーだと思います!

きっと過半数の人はウーラオスだろ!と思うんじゃないでしょうか。

理由は2つあります!

■理由①
進化前のルクシオが1エネで好きなポケモンに30ダメージ与えられるので序盤から低エネルギーでゼラオラがベンチを倒せる範囲を広げておけること。ナゲツケサルがいれば60ダメージを与えられます。

■理由②
レントラーがウーラオスよりも高火力であること。
ウーラオスはVであれば3エネ150ダメージ、VMAXは1エネ最大150ダメージ。
一方レントラーは相手にダメカン1個でも乗っていれば2エネで200ダメージ出ます。
ウーラオスVMAXのきょだいれんげきも強いのですが、エネをすべてトラッシュするのが個人的にはマイナスポイントでした。


なのでレントラーを出すまでに時間がかかってしまいますが、その間ルクシオやゼラオラでダメカンを散りばめておき、レントラーに進化したら200ダメージで倒し、かつレントラーがやられてもサイド差が開きにくくなるため私はゼラオラVの相棒はレントラーだと思ってます!(超絶主観)



最後に

いかがだったでしょうか。

電気ポケモンが好きな私にとってゼラオラVが収録されてる「漆黒のガイスト」の発売は超楽しみです!

余談ですがミュウのベンチバリアはミュウがバトル場で気絶したらベンチへのダメージは入るのでしょうか。
バトル場へのダメージとベンチへのダメージ処理が同時に行われるのか、バトル場のダメージ処理のあとにベンチへのダメージ処理が行われるのか…


今回も最後まで見ていただきありがとうございました!