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私はずっと、なんだか外にいると戦闘モードになる。

どこにいても、なにしてても、気づけば「うまくやらなきゃ」「頑張らなきゃ」が優先順位の一位。そうすることで、自分のポジションを見つける感じ。

なのに、元々そんなにうまくやれる方じゃないから、いつもその自分に失望する。
一発で決まるテスト、即興でやる面接、全部全部、準備しても、やっぱりまだまだ足りない。
何が足りないのかちゃんと分析しないまま、「やらなきゃ」ってじたばたしている、それがわたし。ぐるぐる走り続けるハムスターみたい。

子どものころ、周囲の大人から「頭いいね、しっかりしてるね」って言われて育ったけど、実はそれはただ頑張り続けて、そういう着飾った自分だけを見せていたんだと思う。そういってもらえると、私ってここにいていいんだって思えることが多かったから。

実はコンパスも書けない、裁縫もできない、正負の数の仕組みがわからないような、どんくさい子。勉強も、アートも、音楽も、なにをやらしてもすぐにできない、そんなんだったけど、ただ裏で量をこなしていただけ。

わたし、よく大学入れたね。(笑)

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よく学歴にすがる人がいる。例えば集団面接で、名前を教えてほしい、と言われているのに、「●●大学の◇◇です」と回答する大学生は、有名大学の人が多いらしい。

憧れだった今の大学に受かった1年生の時に、そんなことを聞いてから、「そういう人にはならないでおこうな」と思っていたし、自分とはほど遠い世界だと思っていた。

でも実際どうだ？

私は、多くの大学生が集まる場所や、社会人の人と接するとき、「●●大学の▼▼です」という癖がついてしまっているのである。外に出たとき、そこしか結局頼るものがない。大学の名前を言えば、よく「その大学知ってますよ！素晴らしい」と言ってもらえることも多いけど、私はそれを使ってでも着飾ろうとしているのだろうか？

ここまでの大学生活で、結局私は「大学」しかないのかもしれないな。

自分の今の所属にすがって、自分のことを誇張しようとしている私だけど、この生き方に持続性がないことも知っている。

自分で開いた発信用のインスタのアカウントも、結局いつも何かを投稿しようとして躊躇するのは、常に「私はどのように思われるのか」を最優先で考えてしまうからだ。結局でもそれを考え続けることで、肝心の発信は出来ず、中途半端な活動になってしまう。

そろそろ、いい年なんだから、できない、ダサいかもしれない自分を、ちゃんと受け止めて、それなりでいいから進んでこうよ。

むしろ、ただのどんくさい私の一瞬一瞬が、もしかしたらだれかにとってくすっと笑える瞬間になるかもしれないな。それでいいや。いや、それがいいや。

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逆上がりも、後周りも全然できなかった私も、今はどっちもできるようになった。
だって、私はできない自分を泣きながら、わめきながら知ろうとしていたから。（そして小２のときの担任の先生、その節は本当にありがとうございました）

着飾っていても、本当の自分はなにも成長しないんだ。
もういい加減、理想の着飾った自分に「諦め」をつけよう。前に進もう。

少しでも、肩の力を抜いて、楽に、前に。