maman入院*はじまり*
かのんです。
お母さんの入院生活の始まりは
大腿骨の骨折でした。
入院の前日。
朝いつも通りに
私を起こすお母さんの声がしました。
部屋を出ると
トイレ前で座り込んで
動けずにいるお母さん。
リビングまで連れて行き
様子を見ながら
かろうじて座位がとれるかな?
という状態の中
仕事の忙しかった私は
そのまま仕事に出かけました。
(なんて薄情な娘。。。)
とは言っても
気にならないはずもなく
仕事の合間にお家に帰り様子を見て
定時に大慌てで帰って来ました。
冬場だったため寒くないように
お布団をしっかり肩までかけて
お母さんの隣で
ずっと様子を見ていたら
うわ言で
『暑い。お水。』
と言ったのは
今思えば
骨折して熱が出ていた上に
寒くないようにとお布団をかけたことが
原因だったのだと思います。
ほんと
何の役にも立たない無知な娘。。。
翌朝になり
お母さんの座位がとれないことを
知り合いのケアマネさんに相談してみると
脳外か整形のどちらかだと思うから
一先ず整形を受診してみて
とのことだったので
近くの整形外科を受診したところ
骨折が判明。
そしてそれが
お母さんと私の長い闘いとなる
入院生活の始まりだったのです。
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