#110 スリコ・UNIQLO吸水ショーツ新規参入にみる「安心へのニーズ」｜おはようリランジェ amour parfum time｜stand fm｜2021.09.03
※この記事はstand fmで2021.09.03に放送した「おはようリランジェ amour parfum time」の内容の文字起こしです
おはようございます。
2021年9月3日金曜日
「おはようリランジェ amour parfum time」
お相手は「もっと、愛するランジェリー。」amour parfum オーナーの愛香です。
今日も「女性の大切なカラダとココロを気持ちよく」、ランジェリーにまつわるあれこれをお話します。
どうぞお付き合いください。
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今朝のテーマは「スリコ・ユニクロ 吸水ショーツ新規参入にみる「安心へのニーズ」」です。
300円が中心価格帯という3COINS（スリーコインズ）略してスリコがこの度初の吸水サニタリーショーツを新発売したというニュースと、ユニクロが今月17(金)にエアリズム吸水サニタリーショーツを発売するというニュースがこの数日で発表されました。
昨年はGUが発売したと話題になった吸水ショーツ。
サニタリーショーツにノウハウを持つ老舗ランジェリーブランドやメーカーから次々と吸水ショーツが発売される中、大手GUの新規参入で発売即完売するなどの大きな反響がありました。
この秋は、販売予定価格1,320円と設定し価格とデザインで可愛くドン！と登場のスリコに、エアリズムブランドを商品名に冠して頼れるイメージ抜群のユニクロからの発売。どうなるかなあと動向を楽しみにしています。
ところで、どうしてこうも吸水ショーツと言われるようになったんでしょうか。
私が考えるに、それは３つの理由があると思っています。
① シニア世代・アラフォー・アラサー世代〜ティーンに至るまで、全世代共通で吸水にニーズがある（経産婦や加齢などでの骨盤底筋群などの筋力低下）
② 学校や職場で生理日にこまめにナプキンを取り替えることができない
（恥ずかしいなどの心理的理由・トイレに立つ時間がないなどの物理的理由）
③ （①と②を受けて）安心したいというニーズ
まず、①の「シニア世代・アラフォー・アラサー世代〜ティーンに至るまで、全世代共通で吸水にニーズがある」というのは平たくいえば「尿もれ」のことを指します。
この尿もれに大きく関係するのが「骨盤底筋群（こつばんていきんぐん）」という筋肉。
この骨盤底筋群とは、骨盤の底にあり、恥骨から尾骨までの間をハンモックのように下から臓器を支え、尿道や肛門を締める働きをしている筋肉群のことです。
女性にとっては子宮・膣・膀胱・尿道・直腸といった臓器を文字どおりハンモックのように支えている非常に大事な体の部位なんですね。
ここが、出産や加齢によっての筋力低下により、咳やくしゃみ・急に立ち上がった時などお腹に力がかかるタイミングで尿もれを起こしてしまったり、また女性ホルモンのはたらきでたとえ若くても、若年層でも生理前・生理中に尿もれを起こしてしまったりすると言われていたりします。
ライフスタイルも大きく変わって、運動量も激減している現代です。骨盤底筋群のはたらきが弱くなってしまうというのは決して珍しいことではないのですが、尿もれはなかなか人には言いにくく一人で抱えやすいものですから、年齢を問わず悩んでいる人も多いかと思います。
そういう吸水ニーズに各社応える形で、新しくおしゃれに、しかもバラエティ豊かに選べるというような喜びを提供しているんだなと分析しています。
②の「学校や職場で生理日にこまめにナプキンを取り替えることができない」というのはテレワークやオンライン授業で少〜し緩和されている部分はあるのかなとは思いますが、
一つはやはり多感な10代の頃にポーチを持って女子トイレに行きたくない、行くのが恥ずかしい、かといって制服のポケットに何個もナプキンを入れられない…という悩みからのニーズかなと。
大人になれば「人は自分が思うほど自分のことを見てないよ」と学んでいきますが、やはり学生のうちはそれぞれみんなが繊細で多感な時期、良くも悪くもお互いをよく見ていますもんね。
そんなの気にせずに堂々としていればいいというわけにもいかなかったりする、ポーチを持つなんて最悪、制服のポケットにパンッパンに何個もナプキンを詰めるのもイヤ、そんな時に吸水ショーツでやりくりができたら少し気持ちの面でも負担が減るのかなと。
あとは、私も経験がありますが学生以外にも、忙しい職場でトイレに立つ時間さえもないような仕事環境だと、事前に安心できるように大きめのサイズだったり夜用のナプキンを用意しますが、それでももし対応しきれなかったら…と冷や汗をかくことがあったりします。
同じく、そんな時に吸水ショーツでやりくりができたら少し気持ちの面でも負担が減るのかなと。
そんなわけで、尿もれ対応と生理用ナプキンのフォローという役割を持つ吸水ショーツによって、③ の「（①と②を受けて）安心したいというニーズ」につながるのだなと思っています。
安心へのニーズ。
みんなが今不安な時代だからこそ、少しでも安心で快適な暮らしがしたい。
尿もれや生理のストレスにわずらわされず、負担を減らしたい。
そういったニーズが多いからこそ、こんなに今、吸水ショーツがアツい！んだなと市場を見ている今日この頃です。
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それではこのへんで。
最後までお聴きいただきありがとうございました。
今日があなたにとって良い1日になりますように。
「おはようリランジェ amour parfum time」
お相手はamour parfum 愛香でした。
ではまた！
#standfm #しめつけない #ランジェリー #リランジェ #amourparfum
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